1日いても飽きない!アメリカのオーガニックスーパー「MOM’s Organic Market(マムズオーガニックマーケット)」
コロナ禍も落ち着き、以前のように海外旅行に行きやすくなってきましたね。夏休みに入り、旅行の計画をしている方も多いのではないでしょうか。
Vegewelスタッフも、海外のヴィーガン事情の視察にアメリカへ行ってきました!
訪れたのはアメリカの首都、ワシントンD.C.。人気の観光地で、カフェやレストランがたくさんある街です。
オールヴィーガンの飲食店は少ないですが、ほとんどのお店にヴィーガンマークがついたメニューが1~2品ありました。
有名な「Whole Foods Market(ホールフーズ)」、「Trader Joe’s(トレーダージョーズ)」、「Target(ターゲット)」、地元のスーパーなどもチェックしてきました。
どのスーパーもヴィーガンアイテムが多く、何時間でも見ていられそうなほど充実したラインナップ。
素敵なお店がたくさんあったので全部紹介したいところですが、今回は知る人ぞ知るアメリカのオーガニックスーパー「MOM’s Organic Market(マムズオーガニックマーケット)」についてご紹介します。
目次/Contents
独自基準を満たした、身体に優しくてサステナブルな商品を販売
「MOM’s Organic Market」は、1987年に宅配ビジネスから始まったオーガニックスーパーです。
販売するものは独自の基準を満たした商品のみ。
人工甘味料・人工香料・人工着色料・保存料など、250以上の原材料を禁止しており、動物愛護や環境を考慮して生産された商品も数多く取り扱っています。
今回は、アメリカに滞在中の日本人におすすめしてもらった商品を中心に購入してみました。
店内に入ると、量り売りのオーガニック野菜やフルーツがずらりと並んでいます。
日本のスーパーでも最近は海外の珍しい野菜やフルーツを見かけるので、初めて目にしたものはなく、値段も日本のオーガニックスーパーとほとんど変わりませんでした。
パンが主食のアメリカには欠かせないナッツバターは、やはり種類が豊富!アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツなど、さまざまな種類のナッツバターがありました。
ベーグルにつけて朝食に食べる方が多いそうです。搾りたてのナッツバターも購入できます。
プラントベースミルクの商品も豊富です。種類はナッツ、豆乳、オーツなど。
常温コーナーにも冷蔵コーナーにもたくさん置いてありました。
豆乳、ナッツ、ココナッツなどで作られたヴィーガンチーズは、日本よりもはるかに種類が多く、どれも試してみたいものばかり。
おすすめは、カシューナッツを植物性の乳酸菌で発酵させた「NUTS for CHEESE」。チーズ独特のクセが再現されていて、本格的な味でした。
日本のスーパーでもよく見かける「Violife(ビオライフ)」の商品もありました。アメリカでもViolifeは人気のようです。
大手のスーパーなど多くのお店で取り扱っているので、まだ食べたことがない人はぜひ試してみてください。
記事:ギリシャ生まれの『Violife(ビオライフ)』が日本初上陸、乳不使用の植物性チーズ&植物性バターをご紹介!
ココナッツ、アーモンド、オーツ、カシューナッツなどからできた植物性のヨーグルトも販売されていました。
おすすめはココナッツベースのヨーグルト。適度な酸味とコクのバランスがよく、なめらかな食感でした。
他の植物性のヨーグルトも試してみましたが、ナッツやオーツで作ったヨーグルトは食物繊維のザラつきを感じるものが多かったです。
お豆腐は、柔らかい食感のものから硬めの食感のものまで種類豊富に揃っていました。
お料理に合わせて硬さを選べるのでヴィーガン料理には重宝しますが、大豆の甘みや旨味が少なく、冷奴などでそのまま食べるなら日本のお豆腐の方が美味しいと感じました。
味付けしてあるお豆腐や、お豆腐を使ったデリ・軽食はどれもとても美味しかったです。
人気のお豆腐で作ったタマゴ風サラダは、パンに挟んだり、クラッカーにつけて食べるのにぴったりな味でした。
以前Vegewelでも紹介した「DR.BRONNER’s(ドクターブロナー)」のココナッツオイルもありました。
こちらのココナッツオイルは今年10月、日本でも発売予定です。自然な甘い香りでおすすめです。
記事:1948年からサスティナブルな製品を作り続ける「ドクターブロナー」のこだわりと取り組みとは?発売予定の最新情報もお届け!
「DR.BRONNER’s」のチョコレートも売っていました。とても美味しかったので、日本で発売予定がないのが残念。
チョコレートの種類はたくさんあり、牛乳の代わりにナッツやココナッツで作っているヴィーガン仕様のミルクチョコレートも多かったです。
チョコレートはかさばらないので、涼しい季節ならお土産に最適です。
クラッカー、ポテトチップス、ポップコーンなどのスナック菓子も豊富です。アメリカの商品はサイズが大きいイメージだったのですが、小さめのサイズも多く揃っていました。
おすすめの「BRAD’s」のチップスは、野菜・フルーツ・シードなどを低温で調理しているローフードで、栄養価が高くてヘルシー。クセになる味わいでした。
日本でも人気が高まっているコンブチャは、種類の多さに驚きました。さまざまなメーカーのものが置いてあり、各メーカーが多くのフレーバーを販売しています。
いくつか購入してみましたが、爽やかな微炭酸でジュースのようにごくごく飲めるものばかりでした。
ヴィーガンアイスもたくさん販売されていました。アメリカのヴィーガンアイスは、ヴィーガンとは思えない、クオリティの高い商品が多いそうです。
その中でもとくに、ココナッツミルクベースの「Cosmic Bliss」がおすすめと教えてもらいました。なめらかな食感で、ココナッツの風味と甘味が主張しすぎず、コクがありました。
「SO DELICIOUS」のアイスも気になって購入。カシューナッツとオーツミルクベースのアイスはとても濃厚でした。
ヴィーガンお惣菜も豊富!ホテル滞在中もヘルシーで美味しい食事
3食とも外食では身体が疲れてしまうので、新鮮な野菜やフルーツと軽食を買って、滞在先のホテルで食事をとることも多かったです。
朝ごはんにぴったりなヴィーガンラップは、トルティーヤの中に野菜とお豆腐をスモークしたベーコン風の具材がたっぷり入っていました。
他にも、フムスや大豆製品が入ったラップを食べましたが、どれも美味しかったです。
ヴィーガンパスタも何種類か販売していました。モチモチした麺に、シンプルで優しい味付けがしてあり、温めずにそのまま食べても美味しくいただけました。
アメリカで売ってるものは脂っこい!甘い!大きい!という印象でしたが、実際は優しい味付けで、量もちょうどいいものが多かったです。
アメリカ旅行で要チェックのスーパーマーケット
とにかく食べてみたいものがたくさんあった「MOM’s Organic Market」。
今回ご紹介した商品はほんの一部です。正確な数字はわかりませんが、半分以上の商品がヴィーカン商品だったと思います。
どれもこれも気になるものばかりで、原材料を見るのも楽しくて、時間を忘れて長時間滞在していました。店舗によってはキッチンがあり、できたてのフードを販売しているそうです。
「MOM’s Organic Market」はアメリカに23店舗しかなく、今回はワシントンD.C.から地下鉄で3駅のバージニア州にある店舗に行きました。
ニューヨークなどの大都市にもあるので、アメリカに旅行に行く際はチェックしてみてください。
店舗情報
店名:MOM’s Organic Market
HP:https://momsorganicmarket.com/
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