曜日限定!毎週通いたくなる野菜たっぷりヘルシーカフェ厳選4店

更新日:2022/01/19 公開日:2021/06/20

今回は旬の野菜がたっぷりいただける曜日限定カフェをご紹介します。

どのお店もメニューは日替わり。

野菜中心のメニューですが、美味しくて物足りなさを感じず、身体を元気にしてくれる食事を味わえます。

自宅では用意することが難しいほどの種類豊富な野菜を堪能してきました!

すべて非加熱!酵素たっぷり♪ Raw Vegan カフェ「PUTHI」

1軒目は金曜営業の東京・代官山にあるローフードを提供している「PUTHI」。

「ローフード」とは非加熱、または食材の酵素が壊れないとされる48℃以下で調理された食べ物のことです。

熱に弱いビタミンやミネラルを失うことなく、食材本来の栄養を効率よく摂取できる食事法です。

オーナーのケイトさんは、普段からローフード中心の食生活をしているそうです。

「本質的な美と健康とは何かを突き詰めて考えたところ、人間が本来持つ体の機能を信じて生かすことに気づきました。

食もシンプルがベストと考え、食材本来の力を発揮するローフードを自分自身とり入れています。ローフードをとり入れてからは、お肌のトラブルがなくなったり、常備薬が不要になったり、むくまなくなったりしました。

体調がよくなり気持ちも安定したことから、みなさんにも五感が喜ぶ食事を楽しんでいただきたいです」(ケイトさん)

「ランチプレート」1500円(税込)。こちらにはハーブティーもついてきます。

この日はサラダ、パスタ、ファラフェル、ナッツとフルーツの和え物でした。

ドレッシングやソースはすべてこだわりの手作り。

パスタは小麦や米粉ではなくズッキーニを麺状にして再現。カシューナッツとビーツで作ったピンクのソースが色鮮やかです。さわやかでクリーミーなソースとズッキーニがよく合います。

ファラフェルは通常ひよこ豆を揚げて作りますが、こちらはアーモンドをベースに作られています。しっかりした味付けでスパイシーで美味しかったです。

材料は主に非加熱の野菜、フルーツ、ナッツ。

お米やパンといった主食がなくても、かなりお腹いっぱいになりました!

「抹茶といちごのRawチーズケーキ」500円(税込)。

カシューナッツをベースに作られたこちらのケーキは、甘さ控えめながらも、とても濃厚。

土台となっているクラストのナッツのザクザクとした食感がアクセントになっていて、食べ応えがあります。

「”PUTHI(プティ)”とはインドネシア語で”白”という意味。白は何色にも染まるけど、さまざまな色が重なると濁ります。

食も多くを求めすぎて複雑になってしまうと感覚が鈍くなります。身体や心が疲れた時。そんな時こそ、シンプルな調理法で作られたローフードで自分の身体を癒し、信頼し、満たされてほしいです。

お店を出る頃には身体も心もリセットされた気分になれている。そんな空間でありたいと思っています」(ケイトさん)

「PUTHI」はフードロスを無くしたいという想いから完全予約制です。インスタグラムのDMから予約できます。

ぜひ食材本来の栄養を味わってみてください!

PUTHI
住所:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-14-10 TWONE2F
電話番号:03-6452-3173
営業時間:金曜日 12:00〜15:00

大きなお皿に新鮮な旬の野菜が山盛り!心と体と地球を潤すカフェ「WAHA」

2軒目にご紹介するのは、火曜と土曜営業の東京・中野にあるローフードを中心に提供している「WAHA」。

ジムのトレーナーをしていたオーナーのみわさんは「健康は運動だけでは作られない。食事も大切」ということに気づき、マクロビオティックやローフードを学び実践。

そして多くの人にも食べてもらいたいと思い、カフェを始めたそうです。

“WAHA(ワーハ)”とは、アラビア語で”オアシス”という意味。

「食べ物本来の美味しさを感じ、食事をすることで笑顔になり、心が潤う。WAHAで過ごす時間がお客様にとってオアシスになれば嬉しいです」(みわさん)

Vega Rawランチプレート1320円(税込)。

思わず「すごい!」と声を上げてしまうほど、お皿にたっぷりの野菜が盛り付けられています。

旬の生の野菜をを中心に加熱調理した野菜、厚揚げやおからなどが添えられています。

ドレッシングは自家製の塩麹や醤油麹を使った手作りです。

野菜や大豆食品だけでなく発酵食品が摂れるヘルシープレート。

みずみずしい野菜の苦味や甘みを感じられて大満足の一皿でした。

「Rawチョコレート」650円(税込)。

早い時間帯に売り切れてしまうこともある大人気のデザートです。

ココナッツオイルとカカオパウダーで作ったチョコレートに、ドライフルーツやナッツがゴロゴロ入っています。

ドライフルーツの甘さだけで甘味料を使っていないそうですが、口どけがよく、美味しかったです。

メニュー表は毎回手書きで、前日の夜中に完成するそう。

温かい雰囲気の店内と新鮮な野菜で身体も心も癒されました。

店舗情報
WAHA
住所:東京都中野区上高田1-34-1
電話番号:03-3360-3330
営業時間:12:00〜21:00

地元の人に愛されるほっとする優しい味。「KARINorganic」

3軒目にご紹介するのは東京・白金台にある木曜営業の「KARINorganic」。

こちらの店舗は以前ご紹介した「plantplanet」と同じシェアカフェで営業されています。

オーナーのかりんさんは、学んだマクロビオティックの食事法でご自身の病気やお子さんのアトピーを治したそうです。

「食事の力はすごい!」と感じたかりんさんは、これは自分や家族だけではなく多くの人に知ってもらいたいと思い、料理教室やケータリングを始めることに。

現在、より気軽に食の大切さを知ってもらうきっかけになればと、週1でカフェを営業。

「マクロビオティックに興味の有無は関係なく、今日はどんなメニューなのか毎週楽しみに来てもらいたいです。楽しみな食事が身体を元気にしてくれる。そんなメニューをお届けしたいと思っています」(かりんさん)

オーガニックを中心としたこだわりの食材で、ひとつひとつていねいに作られたメニューをいただいてきました!

「本日のデリ丼」1200円(税込)。

五分づきごはんが敷き詰められた上には、メインのファラフェルと季節の野菜を使ったデリが4品。

程よくスパイスやハーブがアクセントになっていて、塩気は控えめながらも、それぞれの素材の味がしっかりしていて美味しかったです。

かりんさんが食材の他にもうひとつこだわっていることが、”油の質”。

酸化した油はさまざまな身体の不調を招くことを学び、体感したことで、油の質と温度管理を徹底しています。

メインのファラフェルは揚げ物ですが、油にこだわっているので、胃もたれすることなく美味しく食べて身体が軽い♪

こってりしたイメージの揚げ物も罪悪感なく食べられるのは嬉しいですね。

「本日のマフィン」380円(税込)。

この日はバナナとピーナッツバターのマフィンでした。マフィンの味を考えるのもかりんさんの楽しみのひとつだそうです。

全粒粉の香ばしさ、バナナの甘み、ピーナッツバターのコクが感じられて甘さ控えめ。

早い時間に売り切れてしまうことが多いので、確実に購入したい人は、事前に予約することをおすすめします。

「KARINorganic」は閑静な住宅街にあり、毎週のように通っている近所の常連のお客さんも多いそうです。

週に1度新鮮な野菜を使ったメニューを楽しみに足を運びたくなるほっとする味でした。

店舗情報
KARINorganic
住所:東京都港区白金台3-18-14
メール:karinorganic.delicafe@gmail.com
営業時間:木曜日 11:00〜15:30

横浜最古の寺町の週一マクロビオティックカフェ Une’s Cafe(ウネズカフェ)

最後にご紹介するのは、神奈川県横浜市にある木曜営業の「Une’sCafe」。

弘明寺(ぐみょうじ)といえば弘明寺観音様のお膝元、門前町として古くから栄えてきた町です。

駅から続く弘明寺商店街は昭和な風情を残しつつも今も活気が溢れています。

そんな商店街を抜けた住宅地に、オレンジ色ののぼり旗が目につく一軒家のマクロビオティックカフェ「Une’sCafe」。

2018年にオープンしてから3年。マクロビオティックの料理教室とカフェとして、からだにやさしいごはんとおやつを提供しています。

Une’sとは、畑の畝(うね)のこと。”地に足をつけて生きる”そのために命あるごはんを提供しています。

カフェ営業は毎週木曜日のランチのみ。

「旅する家」をコンセプトにした一軒家の1階スペースで、なるべく自然栽培やオーガニックのお野菜をたっぷり使った週替わりのランチとおやつを提供しています。

この日のマクロビオティックランチ(900円税込)。お子様のミニサイズは(600円税込)です。

・ひじきとナッツの揚げ餃子
・野菜のガーリックオイル煮
・レンコンとスナップえんどうの胡麻和え
・ポテトサラダ
・きゅうりのピクルス
・酵素玄米ごはん
・キャベツとしめじの味噌汁

季節のお惣菜たっぷりで、もちもちのおいしい酵素玄米たっぷりのこんなランチが1000円以下でいただけてしまうんです!

靴を脱いで上がり、ゆったりイートインすることも、テイクアウトも可能です。

本日の乳・卵・白砂糖不使用のおやつは、いちごと豆乳のプリン(280円税込)と、ガトーショコラマフィン(150円税込)。

こちらも破格!そして食後の別腹にもちょうどよいサイズとやさしさです。

マクロビオティック講師として「Wholefoods studio」や、自宅でも教室をしながら、カフェも営業する二児の母でもある遠藤和恵さん。

ご自身がマクロビオティックをはじめたきっかけは、産後のダイエット。

幼稚園のアレルギーを持つお子さんたちにおやつを提供した経験、それからご自身やお母さまが喘息だった経験から、玄米と野菜で元気をつけてもらいたいということで、活動しているそうです。

金曜日と土曜日は、上永谷の「AT whAT Market」にてお弁当を提供しているそうです。こちらも要チェック!

余談ですが、商店街には米粉の無添加パン屋さんKOME de PANもありましたよ!

une’s cafe(ウネズカフェ)
住所:神奈川県横浜市南区中島町3-50
営業日:木曜日
営業時間:11:30~14:30
※ワークショップやイベントなどはブログにてご確認ください。

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日本語と英語に対応、ヘルシーなレストランが1000店以上掲載されていますので、ぜひご利用ください!

WatanabeSayuri

WatanabeSayuri

身体を壊したことをきっかけに、通院生活を送りながら様々な食事方法を学ぶ。その中でRawフードと出会い、現在はRawスイーツ教室やイベンドを主宰、企業向けにレシピ開発を行う。また豆腐の普及活動に携わり、日本の伝統食である豆腐の素晴らしさを伝えている。