家庭の台所にないものは使わない!動物性食材不使用「海と大地のデリ」に込めた想い 【イオンリテール株式会社】

イオンリテール株式会社は、2016年11月15日より「海と大地のデリ」を販売しています。


この商品は、マクロビオティック・ヘルスコーチ/パーソナルシェフの西邨マユミさんの監修のもと、動物性原料を使用しないだけではなく、「家庭の台所にないものは使わない」「できるだけ国産の野菜を使う」等こだわりぬいた商品。

本州・四国のイオン・イオンスタイル約320店舗(2019年8月1日時点)、グラムビューティークWEBストアにてお買い求めいただけます。

レトルト食品が持つ「便利な保存食」「常備しておくちょっとしたときのお助けメニュー」というイメージに加え、「健康的な生活を送る為に必要なもの」という、即食でありながら「体にやさしいこと」を意識した商品です。

そこには、「毎日の家庭料理が日々の健康管理に欠かせない」という想いが込められています。

今回は、「海と大地のデリ」ができるまでの秘話やそこに込めた想いを、グラムビューティーク事業部ファーマシー商品部ヘルス・調剤MDグループの佐藤真也(さとうしんや)さんと、グラムビューティーク事業部営業部デジタル推進グループ米津里織(よねづさおり)さんに伺ってきました。

「海と大地のデリ」を作ろうと思ったきっかけを教えてください


※「海と大地のデリ レンズ豆ぎっしり!ココナッツミルクのコクがまろやかな レンズ豆のカレー」:写真はイメージです。

「2013年頃スーパーフードが流行りだし、健康食に対する消費者の思考が変わり始めました。

その頃にヘルスケアの視点から健康食を提案したいというアイデアが生まれ、30代から50代の働く女性やその家族が、健康で活躍できる為の食事として、『時短』『気軽に』『体に優しい』『毎日食べられる』をコンセプトに商品開発が始まりました。」(佐藤さん)

長年マドンナのパーソナルシェフをされていた西邨マユミさんをご紹介いただく機会があり、意見交換をするなかで、彼女が提唱するプチマクロ(週末だけでも、一週間に数回でも、玄米菜食を基本に自然と共生し、より体に良いもの摂るという考え方)を伺い、西邨さんに一緒に開発をすることになったそうです。

商品化までの経緯について教えてください


※雑穀と豆のハンバーグ:「海と大地のデリ プチプチ食感が楽しい 丸麦とセイタンの玄米ご飯」を使ったアレンジレシピ

「始めに商品のイメージに合ったレシピの提案を西邨さんに依頼。数多くのレシピやメニューのご提案をいただきました。

どれもが素晴らしく、全て商品化をしたいと思いましたが、多くの人に楽しく食べていただきたいという想いから、『和食だけでなく洋食といった、普段から食べ慣れているもの』という基準でレシピを絞りました。

マクロビオティックの商品を作ることに慣れているメーカーさまは多くはありません。

『体に優しくないもの、家庭の台所にないものは使わない』という考えの徹底にご理解とご協力いただいたメーカーさまのおかげで、こちらの商品イメージに合った試作品を作り上げることができました。

使用する調味料にもこだわり、例えば、『海と大地のデリ 豆乳と和のおだしでつくったコーンポタージュ』には、佐賀近郊を流れる海水のみを原料に炊き上げた自然海塩を使用しております。

いずれにしても、多くの生産者・メーカーの皆ささまにご協力いただいたおかげで、私たちの想いを実現することができたのです。」(米津さん)

「海と大地のデリ」は、海の恵み(海藻・塩)と大地の恵み(野菜・豆・穀物)を使用した「美味しいもの(デリカテッセン)」を運ぶ(デリバリー)、と言う意味です。その名の通り、商品開発の想いが、この商品に凝縮されているのです。

商品の特徴について教えてください


※担々麵:「海と大地のデリ 八丁味噌とごま油がアクセントの 大豆ミートの麻婆豆腐」を使ったアレンジレシピ

「ターゲットとしているのが、美と健康意識の高い30代から50代の働く女性。

また、『家庭の台所にないものは使わない』『シンプルで優しい味』がこの商品の特徴です。」(佐藤さん)

働く女性自ら健康で美しくなることは、その家族も健康で元気になることを意味します。普段の家庭料理こそが、健康の源であり、家族の活力の源です。           

人の味覚は、年齢やその時の体調等に左右されます。家庭料理は、食べる人の体調や好みを考えて、自由な発想で作ることができます。

忙しい時こそ、簡単に美味しいものを作りたいもの。

この商品は、そのままで食べても美味しいのですが、シンプルで優しい味を基調としているため、アレンジも可能。小さいお子さんからお年寄りの方まで、多くの皆さんが食べられるように味を工夫しています。

お料理は自由な発想で取り組めるところがよいところ。

「『海と大地のデリ』はそのままでもおいしいのですが、簡単な調理でお食事をさらに楽しんでもらえるように、『海と大地のデリ』を使った世界各国のレシピを西邨さんに制作いただき、グラムビューティーク情報サイトで紹介しています。

全て卵や乳製品、お肉、お魚などの動物性の材料を使わないレシピ。たいていのご家庭の冷蔵庫にある野菜を『海と大地のデリ』と合わせて加熱するシンプルな調理で、美味しく頂けるものばかりです。

例えば、担々麵。『海と大地のデリ 八丁味噌とごま油がアクセントの大豆ミートの麻婆豆腐』をアレンジしたレシピです。

夏によく食べるそうめんを利用した一品。八丁味噌とごま油がアクセントになった麻婆豆腐で、お子様でも食べられるように辛さは控えめです。トッピングを加えたり、食べる人の好みの辛さに調整ができるのもこの商品ならでは。」(米津さん)。


※ラザニア:「海と大地のデリ トマトと野菜が香る トマトスープ」を使ったアレンジレシピ

ラザニアもおすすめのアレンジレシピです。

『海と大地のデリ トマトと野菜が香るトマトスープ』を利用して、本格的なラザニアがご家庭の食卓で味わえます。」(米津さん)

今後の展望について教えてください


「働く女性をターゲットにした商品ですが、『単身の男性にもこそ是非食べてもらいたい!』と、思っております。

普段、料理はしないのですが、実際に週末『海と大地のデリ』のみを食べて過ごしました。

『海と大地のデリ』は、簡単に作れて美味しくいただけます。あくまでも個人的な感想ですが、体が軽くなった気がしました。本当に体に優しく、手軽に美味しく食べられるなと、商品の良さを改めて実感しました。

『海と大地のデリ』をもっと多くの方に食べてもらい、グラムビューティークの顔になるようなブランドにしたい!それを実現するために、商品ラインアップを増やし、多くのファンを増やしていきたいです!」(佐藤さん)

取材を終えて


ライターも実際に「海と大地のデリ」を食べて、補食にも主食にもなり、手軽に食べることができると実感しました。

トレーニングで体を酷使するアスリートや、忙しくて食事も不規則になりがちなコーポレートアスリートにも是非食べてもらいたい商品です。

また、試合の遠征先や海外出張で何かと困るのが食事。そんな時に体に優しく美味しいものが手軽に食べられるとホッとします。

頑張りたい時にこそ、家庭の優しさを感じるものが食べられることはとても貴重です。そんな時に、「海と大地のデリ」があると便利だと思いました。

今年はラグビーのワールドカップ、2020年には東京オリンピック、そして2021年には関西でワールドマスターズゲームズ(国際マスターズゲームズ協会が4年ごとに主宰する、概ね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会)が開催されます。

昨今、スポーツを通じた健康増進を図る目標をスポーツ庁が掲げるなど、健康に対する意識が高まっています。

キャンプ・アウトドアスポーツ等、友達や家族とスポーツをする機会が増える季節です。「海と大地のデリ」からは、「自然の恵みを食べる場所や食べ方はお好みで!」そんなメッセージを感じられました。

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Lottie

Lottie

IIN™公認ホリスティックヘルスコーチ 日本スーパーフード協会公認スーパーフードエキスパート ACCA公認スポーツ栄養スペシャリスト 料理研究家

ホリスティックヘルスコーチは、食事・ライフスタイル・エクササイズ・ストレスマネジメント等を包括的にみて、その人に自分の課題を気づかせ、自分らしく心身ともに健康になれるようにオーダーメードのコーチングを行います。1人でも多くの人が健康で幸せになれるように日々勉強中。