ビーガングルメ通がこぞってすすめる名店、食と音楽でみんなの垣根を超えた空間を。KICK BACK CAFE(キックバックカフェ)【京王線仙川】【Vegewel特典】

更新日:2019/02/01 公開日:2017/11/05

気に入ったお店を周りの人についつい勧めてしまう人は多いと思います。KICK BACK CAFEは間違いなくそうしたお店の1つです。

「あそこは絶対行った方がいいよ!ビーガンラーメンがすごく美味しくて。」

「メニューがたくさんあるの。ベジじゃなくても関係なく美味しいっ。今度夫と行く!」

「仙川にワザワザ行っても元が取れる!コスパがいいもん。」

「ショッピングモールに入って欲しいー。こういう子供にも外国人にも優しいお店が全国展開してくれたらいいのに。」

などなど、ライターの周りだけでも口コミは数知れず。そこまでお客様の心を惹きつける魅力とは何なのでしょう?

今回は店長の柳田さんにお話をお伺いし、その魅力を徹底解剖しちゃいました。

無農薬野菜をこんなに食べていいんですか?!ビーガンラーメンに本格スイーツも!KICK BACK CAFE(キックバックカフェ)初のVegan Buffet。

KICK BACK CAFEの場所や詳細な情報はこちら

「住みたい街」人気急上昇、オシャレな仙川にある、満足度がすごく高いウワサのCAFE。


KICK BACK CAFEがある京王線仙川駅は、新宿から最短15分。再開発が進み、テレビで取り上げられることも多く、住みたい街としての人気が急上昇中!

初めて駅に降り立ってみると、なぜか漂うオシャレな雰囲気!

安藤忠雄の建築を集めた「安藤忠雄ストリート」があり、有名コーヒー店の出店も相次いで、オシャレと日常のライフスタイルが見事に融合されています。


駅から5分ほど歩いたところに、KICK BACK CAFEはあります。


ピンクの壁がポップな印象の広々とした店内。ベビーカーも楽々入れて、この日もママ会が行われていました。

奥には本格的なライブステージが!?

珍しいなと感じている中、「こんにちは!」と爽やかな笑顔で現れたのは…


店長の柳田さん(写真)です。こちらで働いてからビーガンを学び、味覚が鋭敏になり、素材本来の味がわかるようになったとのこと。

その後、系列店の京都のビーガンカフェでも勤務し、様々な宗教・食文化の方を接客する機会があり、その経験が今でも生きているのだとか。

ついついみんなにオススメしちゃう魅力を徹底解剖!豊富なメニューラインナップ。



メニューを見るとあれも!これも!と豊富な多国籍のベジ・ノンベジメニュー。

特にビーガンメニューはカレー・タコライス・ラーメン・フォーといった、ビーガン料理にありがちな物足りなさを感じさせないラインナップです。


柳田さん:「ビーガンメニューを始めたのはおよそ9年前からですね。

オーナー石井希尚(夫婦経営)が体調不良になった時に、丁度アメリカでマクロビオティックおよびビーガンが流行していて。それを取り入れたところ体調が改善しました。

食材選びは本当に大事なことなんだと気づき、生産者から直接野菜を仕入れることも始めました。」


普通のメニューとベジのメニューを一緒に提供すると、ベジは美味しくないと言われがちですが、9年間続けてこられたのには日々の追求があるようで、

「最初は動物性の食材無しでできるわけがないと思いました。しかし、オーガニックの農家さんを回って、その場で野菜を食べさせてもらったら、味の違いにとても驚きました。

厳選した野菜でビーガン料理を試作をするうちに、舌が敏感になっていくのがスタッフの間でもわかってきたんです。

自分がビーガンを学んでからは、より野菜のおいしさがわかるようになりました。素材をしぼった方が”尖った“ものができる。

普通の食生活をしている人は、舌が慣れてしまっています。普通のベジタリアン料理だと味が薄いと感じられてしまうので、うまいって言ってもらえるパンチがあるものを目指しています。」

KICK BACK CAFEは、化学調味料・着色料・香料・保存料などを殆ど使わず、遺伝子組み換えをしていない原材料・調味料を使っています。

野菜も無農薬野菜が優先。野菜の下ごしらえで残留農薬を除去するひと手間をかけていることも美味しさアップの秘訣です。

不動の人気、ベジラーメン!


KICK BACK CAFEといえば、必ず食べてもらいたいのがこのベジラーメン「まめらー」(1150円 税抜)です。

ノンベジの友人が「普通のラーメンより美味しい!」と絶賛していました。


こよなくベジラーメンを愛することで知られる、人気ベジタリアンライフサイト「ベジップルズ」でもその美味しさが紹介されています。
http://vegepples.net/2016/11/23/kickbackcafe-2/


麺はオリジナルで、「ゆめかおり」「きたほなみ」をブレンドしています。豆乳スープの濃厚さは他と比べ物になりません。

照り焼き豆腐がトッピングされ、「まめらー」の名の通り豆づくしなラーメンです。

ボヤけがちな豆乳ベースのラーメンも、スパイスで全体の印象を引き締めているのがにくいところ。


期間限定の「ヴィーガン辛味噌ラーメン」(1100円 税抜)もおススメ。北海道のラーメンを思わせる、味噌の風味がたっぷりの一品です。

どちらのラーメンも、グルテンフリー希望の方はフォーの麺と変えてもらうことができます。こちらは11月中旬までの予定です。


秋限定のきのこの秋ぎょうざ(750円 税抜)。きのこの旨味たっぷりなサイドディッシュとして、ラーメンと一緒にどうぞ。

甘いものも外せない!パティシエが作る本格ベジスイーツ。


パティシエが作るスイーツも、KICK BACK CAFEの人気の一つではないでしょうか?

場所柄、ファミリー層が多い仙川。ヘルシーで罪悪感がなく食べられるスイーツは、ママには嬉しいですよね。

特に授乳中は乳腺炎の予防のため、乳製品を控えているママも多いです。どこにも乳製品不使用のスイーツが売ってないから和菓子しか食べられなかった、という話もよく聞きます。

乳製品を使わないビーガンスイーツは、ママにとって心の栄養なんです。


ヴィーガン秋チョコパフェは750円(税抜)という嬉しいお値段。

チョコケーキにアイスクリーム、ビーガンチョコとボリューム満点!シナモンを加えたココナッツソースが味に深みを与えています。


パフェにも使われているアイスクリームは自家製です。バニラはココナッツ風味がほんのり感じられる優しい甘さです。

安定剤を使わず、作り置きせず少しずつ作ることで、新鮮なものだけ出しているアイスクリーム。ぜひお子さんに食べてもらいたい!


こちらは、秋限定メニューのサクサク米粉のパンプキンタルト(650円税抜)11月中旬までの予定です。


そして、待ちに待ったクリスマスケーキの予約が始まりました。ビーガンのケーキももちろんあります。こちらは数量限定ですのでお早めに!

オーナー夫妻が実は◯◯!!国の垣根を越えているのは食事だけじゃなかった。

そういえば気になったライブステージの存在。柳田さん、なぜ併設してるのでしょうか?

柳田さん:「オーナー夫妻がミュージシャンなんですよ!」


えー!ミュージシャン!?

オーナーの「マレ」こと石井希尚さんは、奥様のKumikoさんと音楽集団「HEAVENESE(ヘヴニーズ)」として全米デビューし、活躍中なんです。


柳田さん:「『日本の精神、世界に誇れる日本文化を発信していく』というコンセプトで、国内外でライブイベントやツアーを行なっています。

和楽器バンドが流行する前から活動されていて、外務省が後援となって羽田空港のスカイホールで定期的に歴史のトーク・音楽イベントもやっています。毎­回チケットはソールドアウトなんですよ。

空間・食事・音楽、全部まるごと楽しんでもらいたいと作ったのがこのカフェなんです。」


その想いが意外な場所に表れています。それは、店内のゆったりスペースの授乳室です。

ステージを眺めることができる大きな窓(カーテン付き)があるのは、ママにもライブを楽しんでもらいたいという想いからなんですね。


HEAVENESEのライブには、ギターに混ざって三味線や琴が!見事な和と洋の融合です。和太鼓や尺八、忍者も現れ、ライブというより舞台を見ているかのような魅力があります。

ライブをみていると皆さんとてもイキイキ!海外の方に向けてだけではなく、和楽器の音色を聴くことが少なくなってしまった日本人が、改めてその良さを感じる音楽です。


9月にはガーナ・日本文化交流イベントが開かれました。当日はココアや限定ガーナメニューも出て、お互いの国の架け橋となるイベントになったそうです。


エルサレム・アメリカ・台湾など、様々な国に日本文化を伝えているHEAVENESE。今年はエチオピア外務省主催のツアーを実施。

今はお客様が入りきらないため、KICK BACK CAFEでのライブはなかなか無いそうですが、他のイベントが盛りだくさん。

すごい日本人100人にえらばれたドラマーの神保彰さんのライブなど素敵な音楽の時間を楽しめますよ。


ちなみに、マレさんのもう一つの顔はカウンセラー!結婚カウンセリングをテーマにした本はベストセラーになっています。

全ての人、多様性を受け入れて、楽しんでもらうことが地元から愛される理由。


音楽で互いの文化を行き来して、カフェでもベジ・ノンベジの隔たりがない美味しい食事を提供しているオーナー夫妻。

さらには、日本人も外国の人も楽しめる多国籍メニューと、ありとあらゆる人が隔りなく、お店の空間そのものを楽しめるようになっているんだと感じずにはいられません。

特に小さいお子さんがいるご家族は、安心・安全なものをお子さんと食べたくても、子供連れでオーガニックのお店へ行くのは周りに気を使うし、高級感あふれるお店も多く入りにくいもの。

子供イスもしっかり完備して、ママがリラックスできる空間づくりをしていることも嬉しいですね。


都心から離れた場所で、オーガニックやベジのメニューを展開することは非常に難しいです。

値段がどうしても高くなってしまうことや、健康や安心・安全に対する意識は、都心から離れるほど薄くなっていきます。

そうした状況で、お店の隣はなんとファミレス!値段にシビアな場所で、地元の人達を始めファンが定着した理由は、地道にコンセプトをぶらさずに続けてきたことではないでしょうか。

柳田さん:「地域に受け入れられる場所づくりをしてます。いらした方には、これ実は動物性にものを使ってないんですよ!って説明してます。

ようやく提供しているものへの理解が追いついてきた感じはしますね。

最近毎日ビーガンのお客様が来ます。外国の方も増えてますね。お客さんの方が、KICK BACK CAFEを選んでくれるようになりました。多様性に対応できるというのはいいですよね!」

行けばわかる、愛されるお店KICK BACK CAFEの魅力。行く価値大有りです。

【Vegewel Club会員割引あり!】KICK BACK CAFE初の「ビーガンビュッフェ」開催!

ここで、嬉しいお知らせが!

12月2日(土)にKICK BACK CAFE初となる「ビーガンビュッフェ」が開催されます。話題のまめらーも食べられますよ!

Vegewel読者の方はオリジナルヴィーガンクッキーがプレゼントになります。

みんなでKICK BACK CAFEで忘年会しましょう。

●日時   12/2(土)
18:00〜22:00までの間にて120分制
(90分でドリンクのラストオーダー)

●料理
☆無農薬の季節野菜をふんだんに使用した、ヴィーガンのビュッフェ☆

「無農薬ごぼうとパプリカの甘辛バルサミック揚げ 」や「北海道産無農薬かぼちゃのチリトマト煮 」、「埼玉県産無農薬春菊とかぶのアーリオオーリオ」などなど、書ききれないほどのこの日限定メニューが盛りだくさん!

みなさんの大好きなオリジナルパスタやエスニックカレーもご用意しています。

☆メインのお料理☆
・ミラノ風カツレツ~濃厚ドライトマトのソース~
・看板メニュー〝まめらー〟
こちらの2種類からお選びいただきます。

☆デザート☆
お1人様につき1皿、「秋のチョコレートケーキ~自家製アイスとクリームのデコレーション~」が付きます。

☆ドリンク飲み放題☆
アルコールが苦手な方にソフトドリンクも充実の内容となっています。

●入場料
一般大人 3.900円
Vegewel Club会員様 3.500円
中高生2.000円 小学生1.500円 未就学児700円

【申し込み方法】
●氏名●電話番号●人数●ご来店時間●Vegewelを見た
上記を明記の上、下記までご連絡お願い致します。

【KICK BACK CAFE】
メール:info@kickbackcafe.jp
電話:03-5384-1577
月曜定休

Vegewel特典

この日は行けない方のためにも、KICK BACK CAFEからVegewel読者に特典をいただきました!

ご注文時にVegewelを見たと言って頂くと、ドリンク(アルコールを除く)が1杯サービスになります!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

KICK BACK CAFEの場所や詳細な情報はこちら

Vegewelでレストラン検索


Vegewelは、ベジタリアン・オーガニック・グルテンフリーなど、あなたの食のライフスタイルに合わせてレストランを検索できるWebサイトです。

食の制限に関係なく、みんなで楽しく食事を囲める環境を日本に創るために、サービスを運営しています。

日本語と英語に対応、ヘルシーなレストランが1000店以上掲載されていますので、ぜひご利用ください!

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cotta tomorrow(コッタ トゥモロー)

プラントベース・グルテンフリー・オーガニック食材のオンラインショップ。

厳選食材、おすすめレシピ、専門情報などcotta tomorrowなら全てが揃います!

岩田 絵弥曄 / Emika Iwata

岩田 絵弥曄 / Emika Iwata

ヴィーガンフードアナリスト®︎
ベジタリアン・ビーガン・グルテンフリーなどヘルシーな食のフードライターとして活動。 保育士経験から子供たちの未来を守るため、オーガニックや自然栽培など食の安全にも取り組む。インバウンド対策やアレルギー・環境問題から、ヴィーガンに関するセミナー等も開催。自身も10年以上のヴィーガン。 メディア出演:The Japan Times、日テレ「人生が変わる1分間の深イイ話」、チバテレビ「ジャルっと爆ハリ」等。