心地よい豊かな暮らしのヒントが見つかる3日間「GOOD LIFE フェア 2023」

更新日:2023/09/11 公開日:2023/09/08

9月1~3日に朝日新聞社主催のSDGsイベント「GOOD LIFE フェア 2023」が東京ビックサイトで開催されました。

「GOOD LIFE フェア」は、心地いい豊かな暮らしをサポートするアイテムと出会えるイベントです。

「住まい」「ライフプラン」「SDGs」など9カテゴリーのエリアに分かれていて、「GOOD FOOD&CRAFT」エリア内では今年も「PLANTBASED MARKET 2023」が開催されると聞き、初日の9月1日に行ってきました。

※昨年の様子:【GOOD LIFE フェア 2022】「これならできそう」「これ、いいかも」が見つかる場所。

会場内に入ると、平日にも関わらず多くの人で賑わっていました。

自分の身の回りの「モノ・コト」にこだわりを持つ人が増えてきているように感じます。

PLANTBASED MARKET 2023(プラントベースマーケット2023)


「PLANTBASED MARKET 2023」も昨年以上に賑わっていて、老舗有名店からニューフェイスのお店まで、さまざまなお店が出店していました。

一部ではありますが、「PLANTBASED MARKET 2023」に出店していたお店をご紹介します。

VEGAN SWEETS SELECT SHOP(ヴィーガンスイーツ セレクトショップ)


さまざまな人気店のスイーツが集まるセレクトショップは、午後の早い時間に行ったのですがすべて売り切れてました。

スタッフの方に聞いたところ、ほとんどの商品が開始してすぐに売り切れてしまったそうです。

T’sレストラン


東京・自由が丘にある老舗ヴィーガンレストランです。

9月1日は展示のみでしたが、2日・3日はパエリアドリア、カレー、スコーンなどを販売していたそうです。

ニコニコレスラン


五葷不使用のオリエンタルベジタリアン・創作タイ料理店です。

3種類のお弁当を販売していて、見るからにボリューム満点です。味・量ともに男性でも大満足できる内容だそうです。

PLANT BASED TOKYO(プラントベースドトーキョー)


新宿にある植物性素材専門レストランです。
自宅でもレストランの味が楽しめる冷凍惣菜を販売していました。

大豆ミートでできたキーマカレーを試食させていただいたのですが、大豆の独特な香りがなく、スパイシーでした。

ZEN BOTANICAL ICE(ゼンボタニカルアイス)


豆乳をベースに作ったアイスクリームです。

一般的なアイスクリームと比較してカロリーが控えめで優しい甘さ。さっぱりしていて暑い日にぴったりの味でした。

日本フードサイエンス株式会社


タイのスパイスメーカーのマネージャーが、地球環境のことを考え、大豆ミートを普及させるために開発した「Let’s plant meat(レッツプラントミート)」。

本格的なタイ料理の味はスパイスメーカーだからこそ再現できるクオリティで、くせになりそうな味でした。

株式会社Enny


老舗和菓子屋が作るグルテンフリー&ヴィーガン対応の「本気のどらやき」は、生地が繊細なので餡をひとつひとつ職人が手包みしています。

常温で食べたのでふんわりした生地でしたが、半解凍で食べるとしっとり、温めると出来立てのもちもち食感を楽しめるそうです。

株式会社かるなあ


大豆ミートをはじめ、調味料やスイーツなどを販売しているベジタリアン食材ショップです。

この日は、その場で食べられる食べ応えのあるカツサンドや新商品のぐるぐるソーセージを販売していました。

LIKE CHICKEN(ライクチキン)


チキンタイプのお肉のような繊維を感じる大豆ミートです。下味が付いていて、焼いたり揚げたり、簡単な調理方法で食べられます。

最近では自然食品のお店でも見かけるようになり、人気が高まっている商品です。

松竹圓(しょうちくえん)


東京・浅草にある五葷不使用のヴィーガン専門店です。

職人がひとつひとつ手作りで仕上げた肉まん「にゅーくまん」は、厳選した北海道産の小麦を使用しています。蒸したてを販売していました。

ZENBU-YASAI(ゼンブ ヤサイ)


ヴィーガンレストラン世界No.1を獲得した「菜道(さいどう)」監修の、野菜でできた食品ブランドです。

お試しサイズで唐揚げとカツを販売していたので購入してみました。今まで食べたプラントベースミートの中では珍しい食感と弾力。どちらもしっかりした味付けでご飯が進みそうな味です。

美濃与(みのよ)


京都にある、京菓子原材料の専門店です。自社の大豆専用工場では、口どけと風味にこだわったきな粉と大豆コーヒーを販売しています。

大豆だけで作った大豆コーヒーは香ばしくてコクがあり、新感覚のドリンクでした。

食べることが社会貢献に繋がるSDGsキッチンカー

美味しくて地球に優しいメニューを取り揃えたキッチンカーコーナーにも、ヴィーガンの食事を提供しているお店が出店していました。

昨年よりイートイン席が広く、ゆっくり食事や休憩をとることができました。

BEAN&DELICATESSEN(ビーン&デリカテッセン)


ヴィーガンドライカレーと、このイベントのために作った新作のヴィーガンマドレーヌ、こだわりのコーヒーを販売していました。

一風堂


有名なラーメン店「一風堂」は、今年もプラントベースの赤丸と白丸の2種類を販売していました。

eat for(イートフォー)


台風被害に遭った農家さんの支援を目的にキッチンカーを始めたお店です。

18種類以上のスパイスと香味野菜の旨味が味わえるヴィーガンカレーを販売しています。

はらいたコーヒー


お腹が弱いオーナーさんが始めたディカフェコーヒー専門店です。

コーヒー以外にも植物性のヨーグルトを使用したフローズンヨーグルトや豆乳ベースのドリンクを販売しています。

ベルファーム


こだわりの国産野菜や果物を使用したジュース屋さんです。

有機にんじん100%のジュースは、とても甘くて贅沢な味でした。

JAPAN VEGAN AWARDS 2023(ジャパンヴィーガンアワード2023)


「GOOD LIFE フェア 2023」の初日には、「JAPAN VEGAN AWARDS 2023」の表彰式も開催されました。

ヴィーガン・プラントベースのライフスタイルに貢献した8名の個人または企業が表彰され、受賞された方からヴィーガンへの想いを聞くことができました。

今回ノミネートされた受賞候補者は100名。さまざまなジャンルから選出されています。
年々ヴィーガンの認知度が高まり、食の選択肢が増えているのは、ノミネートされた方を含めた多くの人の活動のおかげだと思います。

プラントベースフードやサステナビリティへの関心の高まりを実感


今年の「GOOD LIFE フェア」は、昨年の2倍の広さで450以上のブースがありました。「PLANT BASED MARKET」以外のエリアでもヴィーガン商品を扱っているお店が昨年以上に増えており、ヴィーガン商品への注目が高まっていることを実感しました。
また、ヴィーガン商品でなくてもサステナブルな地球に優しいアイテムが多く、地球環境への意識が高まっていることも感じられました。

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WatanabeSayuri

WatanabeSayuri

身体を壊したことをきっかけに、通院生活を送りながら様々な食事方法を学ぶ。その中でRawフードと出会い、現在はRawスイーツ教室やイベンドを主宰、企業向けにレシピ開発を行う。また豆腐の普及活動に携わり、日本の伝統食である豆腐の素晴らしさを伝えている。