‘’美味しい・楽しい‘’からヴィーガンのお店始めました。「パプリカ食堂ヴィーガン」・後編【大阪・四ツ橋/心斎橋】
フレンチカントリー調の店内で頂く、動物性不使用とは思えない美味しいメニューの数々で人気のパプリカ食堂ヴィーガン。
様々な飲食店を経営する中で、野菜だけ・オーガニックの料理が桁違いに楽しかったというオーナーの中井純一(なかいじゅんいち)さん。
その楽しさはどこから湧いてくるのでしょうか。後編ではその楽しさの源に迫りたいと思います。
≪前編≫大阪・ヴィーガンといえば「パプリカ食堂ヴィーガン」。フランス風レストランで食べて綺麗になる
今までの飲食とは比べものにならない素材へのこだわり。
ボリュームがすごい!有機豆乳と甘酒を使った、滑らかでスーッと体に馴染んでいくソフトクリーム。卵・乳製品・小麦を使わずにこんなに美味しいなんて。
こちらはパプリカ食堂ヴィーガンパフェ(950円税抜)です。
アレルギーの方はもちろんですが、ヘルシーに食事を取り入れたい方も我慢せずに楽しめる料理がたくさんある、パプリカ食堂ヴィーガン。
オーナーの中井さんには、ヴィーガン・オーガニック料理に対する楽しさが絶えず湧きあがっています。そこまで情熱を注げるのはなぜでしょうか?
それは、今までの仕事の中では感じたことがなかった、こだわりや思いを持ち食の活動をしている人たちとの出会いがあったからでした。
パプリカ食堂では、縁がある九州の「土のめぐみ」さんをはじめとし、三重、奈良などこだわりの農家さんから仕入れたオーガニック食材を使用しています。
「例えば、キャベツ一つにしても思いがあるということを改めて知り、それをお客様に届けることが美味しさにもつながる。それがやっとわかりました。
真剣な素材選びから、思いを込めて食材を扱う人々との出会い。こんな人たちがいたんだという喜びですね。」(中井さん)
枠にとらわれない、新しい料理へのチャレンジ
動物性を使わない料理では、よく大豆ミートや豆腐などを使います。旨味・コクが減ると言われ、一般的な料理より物足りなさを感じることもしばしば。
料理人からすると昆布や椎茸など野菜だけで出汁を取り、どう素材の美味しさを引き出すのかが頭を悩ませるところです。
しかし、この料理はこういうものだととらわれない新しい料理への追求が、中井さんの情熱が湧き出る源となっています。
「肉・魚を使わないメニュー作りはそんなに難しくありませんでしたが、オーガニックの方が難しかったですね。
スーパーの食材を一切使えない中、自分たちで食材を一から吟味して作ることや、調味料・マヨネーズなどを一から作ることが楽しいです。やっぱり飲食が好きなんですよね。
試作を続ける中で結局、昔の人がいいというものはいいんだなとも感じました。
今までの料理へのこだわり、どこ産の何々牛というこだわり方より、野菜料理の方がもっとこだわりは強いと思います。」(中井さん)
「ベジじゃない人でも楽しんでもらえるような、ヴィーガンのお寿司屋さんをやってみたい」と夢を教えてくれた中井さん。湧き上がる菜食への楽しさは未来に進んでいます。
毎月第3土曜日はヴィーガン&ベジタリアンパーティーも行われています。
ベジのお友達を作りたい方も、ベジじゃなくてもヘルシーな食事に興味がある方も、みんなベジで盛り上がりましょう!
パプリカ食堂から健康的な食事を楽しむ輪が広がっていきますね。
※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。
店舗情報
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