食の多様化に対応～ハラール・ビーガン・グルテンフリーメニューの提供をスタンダードに～横浜ロイヤルパークホテル

日本列島縦断の台風一過の青空の下、創業25周年、横浜みなとみらいのシンボルマークでもあるランドマークタワーへ行ってまいりました。

目的は、横浜ロイヤルパークホテル地下1階のレストラン＆バンケット「フローラ」の、”ユニバーサルメニュー発表会”。

レストラン＆バンケット「フローラ」は、「ユニバーサル・フード＆ホスピタリティ」をテーマに、様々な国・様々な宗教や価値観、ライフスタイル・食の禁忌に対応し、また日本人のお客様のためにも「安心安全」「健康志向」を考えたメニューを提供するレストランとして、10月2日より生まれ変わりました。

今後は、ビーガン・グルテンフリー・ハラールなど、食の多様性に対応していきます。

レストラン＆バンケット「フローラ」の場所や詳細な情報はこちら

ユニバーサル・レストランへの業態変更

フローラは、厨房をハラール対応キッチンとし、一般社団法人ジャパン・ハラール・ファンデーションよりハラール認証を取得。

その認定式も兼ねた本発表会の会場には、マレーシア・インドネシア・サウジアラビアなど、ムスリムの多い中東各国の大使が臨席していました。

フローラの厨房で調理する料理は、オールハラール対応。ベジタリアン・ビーガン・グルテンフリーに対応したメニューも常時取り揃えていき、ホテルでのルームサービスにも対応します。

地下1階のエレベーターホール脇には礼拝スペースも設置し、2020東京オリンピックや、来年のラグビーワールドカップへ向けて、ムスリムの方へのおもてなし体制を強化しています。

その背景には、

• インバウンドの増加
  2017年の訪日外国人客は前年比19.3％増の約2,869人、内ムスリムは約180万人と推定されている。
• 国際的なスポーツイベントの開催
  2019年にはラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されており、様々な国・様々な宗教の方の来日が予想される。
• ベジタリアン・ビーガンの増加とグルテンフリーへの注目増大
  インドでは約29％、イギリス・スイスで約14％、台湾で約13％の人がベジタリアンと言われ、アメリカではここ数年間でビーガン人口が約6倍に増えたと言われる。また、自己免疫疾患やアレルギーの予防・改善、健康維持、ダイエットのためにグルテンの摂取を避ける「グルテンフリー」の市場も年々拡大している。

などがあります。

横浜ロイヤルパークホテルプレスリリースはこちら
https://www.yrph.com/m/information/e4n7hj000000o385-att/r20180905.pdf

ビーガン・グルテンフリーメニューをご紹介

発表会で提供された多国籍なメニューの中でビーガンとグルテンフリーメニューをご紹介します。メニューにはアレルギー7品目のピクトグラム表記も明示していました。

Vegan Menu（ビーガンメニュー）

・ヘーゼルナッツとバスマティーライスサラダ　ミントの香り

・きのことゴボウと餅の油揚げ包み　昆布スープ煮　大葉風味

・揚げナスとクルミ、海苔、オレガノ風味の餅ピッツア

・バナナのパウンドケーキ

Gluten-Free Menu（グルテンフリーメニュー）

（※こちらはビーガンではありません）

・アボガド、トマト、モッツァレラチーズのアンチョビサラダ

・タラのフライ　レモンタルタルソース

・米粉のシフォンケーキ

これらのメニューの他に、スープなど数種が加わった下記のメニューがグランドメニュー化し、レストランとルームサービスで常時いただけます。

ユニバーサル・レストランが食の対応のグローバルスタンダードとなるよう、横浜ロイヤルパークホテルは先陣を切り、今後も様々な取り組みで、ユニバーサルホテルを目指していくそうです。

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

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