飯田橋・神楽坂のベジスポットめぐり6選！！

神楽坂といえば、かつての花街の風情と情緒が残る、外国人にも人気の街。恋愛運アップの祈願に訪れる人も多い東京大神宮をはじめ、毘沙門天、赤城神社といったパワースポットも数多く存在しています。

有名フレンチレストランが軒を連ねるグルメスポットでもあるこのエリアで、ベジタリアン・ビーガン対応のお店をご紹介します。

スーパーでは手に入らない希少野菜などのサラダバーランチ。Petit Bonheur（プティ・ボノ）　【飯田橋】

Petit Bonheurで扱っている野菜は、こだわりのレストランや高級ホテルに出している、希少性の高い特殊野菜です。首都圏の普通のスーパーでは手に入らない高価なものも多いそう。

自家栽培種・オーガニック・減農薬・伝統野菜など、九州から北海道まで全国の生産者さんから取り寄せています。

生産する中でどうしても出てしまう規格外や、天候によって多く採れすぎてしまう野菜。味も状態も良いにもかかわらず、行き場がありませんでした。

Petit Bonheurではそんな野菜を何とか引きとってあげたいという想いから、4年前からサラダバーを始めました。

メニューは日替わりで、毎日野菜が届く朝に内容が決まります。昼のメニューはサラダバー1種類ですが、選べる料理はサラダ、ごはん、スープなど10種類以上。基本的に肉や魚は使っていません。

ドレッシングも手作り。内容についてはスタッフの方に確認してくださいね。

この日はかぶ、だいこん、にんじん、まいたけごはん、カボチャピラフ、チアシードチョップドサラダ、きのこパスタサラダ、パンプキンパスタサラダ、キッシュ、サラダ、エスニックサラダ、ニンジン、春菊はるさめサラダ、シーザーサラダ、スープ、ミカンがありました。

「毎日来て食べてほしい、旬のものを味わってほしい」

と値段もリーズナブルに、食べ放題で税込780円です。コーヒーか紅茶が付きます。

「お客様と産地や旬について話し、知ってもらうことが嬉しい。これからもっとお客さんに生産者さんの情報なども紹介していきたい。」

生産者さんにも店の様子の写真を送り、お客様の喜ぶ姿を見てもらうことで喜ばれています。

作っている人も、食べている人も、お互いの姿が見られることでより近くに感じられる。そして、大切に作り、いただくことができるのではないでしょうか。

私は職場が近いので、よくテイクアウトを利用します。大きなBOXに詰め放題で、スープ、コーヒーか紅茶がついて値段は店内利用と同じです。ドリンクメニューは他にスムージーなどもあります。

「Petit Bonheur」「小さな幸せ」を皆さんで味わい、感じましょう。

※サラダーバー・ランチは11:00～15:00です。

Petit Bonheurの場所や詳細な情報はこちら

本場NYのハンバーガー専門店が作るビーガンバーガー！MARTINIBURGER（マティーニバーガー）【神楽坂】

MARTINIBURGER（マティーニバーガー）は、新鮮さをこだわりとしているNY発祥のハンバーガーレストラン。

冷凍物を使うハンバーガー店が多い中、バンズ・パテ・野菜は全て新鮮、美味しさにこだわったオーナーが作るビーガンバーガーです。

オーナーのバーグマンさんは「材料の質、鮮度など小さなことが大きな違いになる」と話します。

ビーガンバーガーのパテは玄米・ひまわりの種・カシューナッツ・にんじんなどで作られています。試行錯誤の末、黒豆を入れることでちょうど良いパテになったそうです。

パテは1枚と2枚が選べ、1枚でも大きいので女性なら十分、2枚なら男性でも大満足なボリュームです。

レタス・トマト・オニオン・ピクルスが入って、色合いも綺麗です。ケールサラダがついてきます。値段は1枚が税抜980円、2枚が1580円です。

当初、ビーガンバーガーは1月31日までの限定メニューだったのですが、お客さんの希望が多かったため通常メニューになりました。

今までも、お客さんの要望で期間限定メニューから通常メニューになったものが多いとのことです。

HPにはビーガンバーガーを掲載していませんが、口コミで聞いて来るお客さん、知り合いに勧められて来る方が多いそう。いろんな国の方が来られます。

ビーガンバーガーのほかにもベジメニューがあります。

ミックスグリーンサラダ、チーズなど乳製品を食べる方ならチーズケサディーヤ、アッパーイーストサイドのラップサンドなどが。フライドポテトではなく、ローストポテトもあります。

ガラス張りの明るい店内、オーナーが自らデザインした内装もおしゃれです。

オーナーのバーグマンさんは元グラフィックデザイナーで、今も専門学校で授業をされています。

土曜日の昼はカップルや女性客、日曜日の昼は家族連れで賑わいます。24席の店内に90人近くのお客さんが訪れます。平日はゆっくりと時間を過ごせるとのことです。

夜は照明が落とされ、カウンター奥のマティーニのボトルが光る大人のバーの雰囲気になります。お客さんはマティーニを飲みながらハンバーガーやサイドディシュを食べるそうです。

MARTINIBURGERの場所や詳細な情報はこちら

野菜たっぷりフルーツも入ったパワーサラダ専門店。HIGH FIVE SALAD（ハイファイブサラダ）【神楽坂】

パワーサラダとはどんなサラダなんでしょうか？

パワーサラダは、果物が入っているサラダという定義があるそうで、ハイファイブサラダでは全てのサラダにりんごを入れています。りんごの他にブドウが入っているものも。男性にも嬉しいボリューム満点のサラダです。

メニューはサラダが9種類、ビーガンの人も選べるドレッシング7種類にトッピングをプラスすることができます。フリッジパスタとグレインズはなんと無料トッピング！飲み物はスムージーとコーヒーがあります。

「農園ハーブサラダ」のハーブは、うえのはらガーデンの無農薬野菜で、味が濃くて美味しいです。

お客さんは女性7割、男性3割。リピーターが多く、週に2回以上通っている方が7割いらっしゃるとか。

年齢層は女性は20〜40代、男性はトレーニングをしている人、ヘルシー志向の人から40〜50代の血糖値が気になる、食生活を改善したい方も多く来られています。

2ヶ月に1回くらいは新しい季節メニューが出るとのこと。いろいろなところとコラボレーションをして、挑戦し続けているお店です。

オーナーがNYに住んでいた頃はたくさんのサラダ専門店やチェーン店があり、毎日サラダを食べるのが普通というライフスタイルが出来上がっていると感じたそうですが、日本はまだ特別なオシャレランチの位置にある感じがすると話してくれました。

安心安全なものを、質はそのままに低価格で気軽に食べられるようにしたいということです。

生産者、搬入先、関わっているみんながWINーWINな関係を作っていきたい。働いている従業員の生活の基盤となり、成長していける会社にして行きたい、オーナーはお話してくれました。

ハイファイブサラダのサラダは、コンビニ（リーベンハウス新宿・六本木一丁目・麻布十番・日本橋・汐留）でも買うことができます。

ある企業では、福利厚生（オフィス野菜）として会社が半分負担してワンコインでハイファイブサラダのサラダを導入しているそうです。そんな福利厚生！羨ましいですね。

ハイファイブサラダでは、広尾のイスラエル料理屋さんとのコラボで新メニュー、フムスのサラダも発売予定。

3月25日には市ヶ谷店（千代田区九段北3-2-2）もオープンしました。こちらも併せて足を運んでみてくださいね。今後も楽しみです。

ハイファイブサラダの場所や詳細な情報はこちら

薬剤師、薬膳師が監修したメニューが食べられる。オーガニックイタリアンバルLa sana（ラサーナ）神楽坂店

オーガニックイタリアンバルLa sana（ラサーナ）では、薬剤師・薬膳師が監修したカフェメニューがいただけます。昼にはハーブラテ・ハーブジュース・ハーブティー・サンドイッチ・サラダも。

生薬と乳酸菌代謝物(2年間発酵させた有機大豆と16種の乳酸菌)入りの山査子（さんざし）ジンジャージュース（税込540円）。ピリッと生姜がきいていました。

夜はオーガニック野菜を使った料理が食べられ、パスタ・ピザなどのイタリア料理と、世界各国のオーガニックワインが楽しめます。肉や魚の料理もありますが、予約でビーガン仕様にしてもらうことが可能です。

2階には神田川の景色が楽しめる席もあります。ぜひ予約したいですね。

kampo’s−カンポーズ−新橋店にはビーガン鍋がありますのでそちらもチェックしてみてくださいね。

La sana（ラサーナ）神楽坂店の場所や詳細な情報はこちら

ハラール対応でベジランチも充実。CURECLUB（キュアクラブ）café&shop【神楽坂】

「CURECLUB（キュアクラブ）cafe&shop」は、紙の繊維を扱う会社「CURETEX」が運営するカフェ。昨年「風雅すたいるカフェ」から名前が変わりました。

ハラール対応を考え始めて、肉をソイミートに変更しました。乳製品・卵のおかずもありますが、出来る限りお客様の要望に対応しています。

メニューは日替わりご飯プレートとサラダプレートの2種類。

この日の日替わりご飯プレートは、ソイミートソースのご飯、サラダ、惣菜揚げ出し豆腐、煮物、ポテトサラダ、餃子、トマトスープがセットで税込864円。乳製品・卵なしに変更していただきました。プラス108円でドリンクセットにできます。

持ち帰り用の総菜やコールドプレスジュースもあります。お茶や加工品の販売も。一部ハラール認証の製品も扱っています。

ストールや肌着のような紙の繊維の商品は、肌が敏感な方や環境意識の高い方に選ばれています。製品で外側から快適に、食事で内側からも健康になれるようなお食事です。

CURECLUBの場所や詳細な情報はこちら

雑穀のビーガン料理とデザートの老舗。未来食レストランTUBUTUBU（つぶつぶ）【牛込柳町】

「未来食レストランTUBUTUBU（つぶつぶ）」は、雑穀を使用した料理がいただけるビーガンレストラン。ベジタリアン・ビーガンの方には有名な老舗です。

国産小麦と天然酵母で作るピザやパスタ、オーガニックワインが楽しめます。

デザートも豊富で、甘味料は自家製の甘酒を使い、砂糖などは使っていないというこだわり。

ヒエを使ったティラミスはチーズじゃないのに濃厚、でもさっぱりとした後味です。

カントリーケーキもドライフルーツが入って、紅茶によく合いました。甘酒だけでこんなに甘みが出るんですね。店内ではパンや雑穀が買えます。

季節限定のイチゴのティラミス。天窓からの太陽が明るく、温かい雰囲気の静かな店内はとても落ち着けます。

TUBUTUBUの場所や詳細な情報はこちら

これからの季節、散歩が楽しくなりますよね。神楽坂散策と合わせて、ベジなお店をめぐってみてはいかがでしょうか。

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

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