日本初!元プロ野球選手が球場にヴィーガンのお店をオープン!BACKYARD BUTCHERS(メットライフドーム)
例年より早く桜の花が開花し、見頃を迎え始めた今年3月16日。
全国の野球ファンが待ちに待ったプロ野球オープン戦の幕開けと共に、埼玉県所沢市にある埼玉西武ライオンズ本拠地・メットライフドームにて、オールヴィーガンのお店「BACKYARD BUTCHERS」(バッグヤードブッチャーズ)がオープンしました!
目次/Contents
球場で、ヘルシージャンクなヴィーガン料理が食べられる
都心から約1時間程、自然が広がる狭山丘陵に程近い西武山口線・西武球場前駅を降りてすぐ目の前にあるのが、メットライフドームです。
店舗はドーム内の一塁側コンコース沿いにあります。鮮やかなピンク色の店舗がとってもかわいい!
こちらは、以前Vegewelで取材させて頂いた下北沢のカフェinning+(イニングプラス・現在は閉店)のオーナーで、元埼玉西武ライオンズ選手・Westside合同会社代表の米野智人さんのお店です。
嬉しい声が続々!みんなが驚く絶品ソイチキン
メニューはすべて動物性食材不使用で、プラントベースフードのみを使用したヘルシージャンクなヴィーガン料理。
球場にオールヴィーガンカフェが出来るのは、なんと日本初だそう。それではさっそくメニューをご紹介します!
大豆ミートを使ったフライドソイチキン(630円税込)は、まるでお肉の様な食感を楽しめる、とってもジューシーで美味しい一品。
こちらは大人気の五穀米の上にフライドソイチキンを載せた、フライドソイチキンボウル(950円税込)。酸味の効いた卵不使用のソイマヨが五穀米とソイチキンによく合います。
フライドソイチキンサルサボウル(1000円税込)。ソイチキンにちょっぴりスパイシーなサルサソースをかけた、食べ応え十分で大満足なボウルです。
クリスピーポテト(500円税込)。
食べると美味しくてニコニコ笑顔になれちゃうスマイルポテト(500円税込)。
その他のメニューは、フライドソイチキンサルサ(680円税込)ソースカツボウル(1000円税込)など。
使用しているのは、ベジウェル読者の皆さんにはおなじみ、ヴィーガンフード専門に販売を手掛ける「かるなぁ」のソイチキン。
お客さんは初めてヴィーガンフードを食べる人も多いとのこと。
「凄い!ボリュームもあって美味しい!」「まるで鶏肉!言われなきゃ分からない」「これが鶏肉じゃないの!?こんなに美味しいなんて」「ヴィーガン料理とは思えない位肉肉しくて美味しい!」などなど、嬉しい感想が続々きているそうでうす。
ドリンクメニューは、以下のとおり。
アイスコーヒー(400円税込)
ルイボスティー(400円税込)
バナナオーツミルクスムージー(800円税込)
ベリーオーツミルクスムージー(800円税込)
ホームメイドレモンスカッシュ(500円税込)
ホームメイドレモネード(500円税込)
ホームメイドゆずスカッシュ(500円税込)
ホームメイドゆずネード(500円税込)
自家製のレモネードやゆずレモネードはフレッシュでフルーティーな美味しさ。
アルコール類の販売もありますが、緊急事態宣言の動向をご確認ください。
ラインナップは、ホームメイドゆずサワー(650円税込)、ホームメイドレモンサワー(650円税込)、ブルームーン(750円税込)、バーボンソーダ(600円税込)など。
ナチュラルで美味しいものを楽しんで欲しいという思いから、お店で使う原材料はできるだけナチュラルでサステナブルなものを使用しているそう。
とにかくすべてにこだわりと思いがいっぱい詰まってるんです!
食べた時に自然と笑顔になり楽しくなる、そんな食を目指して
お店のコンセプトは、野球を見に来るファンのみなさんに試合観戦を楽しんでいただくと共に、食でも楽しんでいただくこと。
食べたときに自然と笑顔になり、周りの人との会話が楽しくなる。そんなお店を目指しているそうです。
オーナーの米野さんにお話を伺いました。
ーーメットライフドームに出店することになった経緯は?
「昨年6月に、ライオンズの球団職員の方から、メットライフドームが新しくボールパークに生まれ変わるタイミングでもあり、米野さんのセカンドキャリアも応援したいと思っているので、ぜひ一緒にメットライフドームを盛り上げましょう! とお声掛けいただいて、出店することになりました」(米野さん)
ーー最初からオールヴィーガンでいこうと思っていたのですか?
「そうですね。前のお店もそうだったんですが、グルテンフリーとかヴィーガンというコンセプトで食と環境をテーマにしたお店を球場でもやりたいと伝えたところ、ぜひそういうコンセプトでやってほしいと快く了承していただきました」(米野さん)
ーー球場でオールヴィーガンというのは日本初ですよね。
「メジャーリーグなどではあるかもしれませんが、日本では初めてだと思います。うちが出店したことがきっかけになって、今後そういうお店が球場に増えて来たら面白いんじゃないかと思ってます」(米野さん)
埼玉西武ライオンズのみならず、ヤクルトスワローズと日ハムのOBでもある米野さん。今後、他の球場でも出店が増える展開になったらファンも嬉しいですよね!
食から環境問題や動物愛護に繋がっていく未来へ
ーー今後の展望は?
「今まで野球場でヴィーガンメニューが食べられるところが日本ではなかったので、今回初めて食べる人も多いと思うんです。
まずは先入観を取っ払いたいという思いがあって、お肉みたいな唐揚げって何だろう?とか、ソイカツって何?という人でも、実際食べてみたら食べ応えや満足感があって美味しいということをぜひ感じて欲しいですね。
それをきっかけに、じゃあなぜお肉を使わないんだろう? というところからネットで調べて、地球環境の問題や動物愛護にもつながる話だということを知ってもらえるチャンスだと思っています。
僕自身も最初は自分の健康管理から食に関心を持って、そこから環境問題につながっていることを知ったので、まずはそういうところから入って、それから興味を持って知ってもらえるきっかけになれば嬉しいですね」(米野さん)
ーー今回、米野さんが球場に出店したことで、今まで知らなかった人達や、野球ファンにヴィーガンやプラントベースフードを広めるチャンスですね。
「今はまだオープンしたばかりですが、より多くの人に知ってもらいたいし、よりよいお店になるように頑張りたいですね。今シーズンはできる限り店舗にも顔を出してファンのみなさんにもお会いしたいと思っていますので、ぜひ気軽に声を掛けて下さい!お待ちしてます」(米野さん)
BACKYARD BUTCHERSの店名の由来は、直訳すると「裏庭のお肉屋さん」という意味だそう。
選手がプレーするグラウンドが「メインの庭」だとして、お店を出店している場所を「裏庭」と見立て、スタジアムに足を運んでくれたお客さんに、グラウンド(野球の試合)だけでなく、グラウンド以外の場所も含めて球場全体の雰囲気を楽しんでほしいという意味がまずひとつ。
それから、動物のお肉を使った通常のお肉屋さんではなく、植物性の原材料を使った第2のお肉屋さんという、2つの意味をこめて名付けたそうです。
BACKYARD BUTCHERSが発信源となり、多くの人達がヴィーガンやプラントベースフードを知り理解を深め、それがやがて日本中に大きなうねりとなって広がっていく可能性と、新たな未来を感じることができた取材でした。
いずれ全国の野球場で、ヴィーガンフードが楽しめる日が来ることを期待したいですね!
また、米野さんの奥様お手製のヴィーガンマフィンやグラノーラ、コーヒーのネット販売もやっているそうなので、こちらをチェックしてみて下さいね。(6月中旬~下旬リニューアルオープン予定)
とくにマフィンは絶品の美味しさですよ!
ということで、みなさんもメットライフドームに足を運んだ際には、ぜひBACKYARD BUTCHERSの美味しくて思わず笑顔になれちゃうヘルシージャンクなヴィーガンフードを味わいながら、野球観戦を楽しんでみてはいかがでしょうか?
驚きと感動を味わえること間違いなしですよ!
BACKYARD BUTCHERS
埼玉県所沢市上山口2135
メットライフドーム内
0570(01)1950
※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。
店舗情報
【BACKYARD BUTCHERS】の場所や詳細な情報はこちら
Vegewelでレストラン検索
Vegewelは、ベジタリアン・オーガニック・グルテンフリーなど、あなたの食のライフスタイルに合わせてレストランを検索できるWebサイトです。
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日本語と英語に対応、ヘルシーなレストランが1400店以上掲載されていますので、ぜひご利用ください!
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