乾物利用で簡単常備菜! 切り干し大根のゆず酢漬け〜お家で簡単!ベジごはん~

じっくり煮込んだ切り干し大根の煮物も美味しいけれど、これからの季節にオススメの、サラダ感覚でサッパリと食べられるお料理をご紹介します。

マクロビオティックでは、切り干し大根などの乾物は水に浸しません。

甘み、旨味を逃さない方法をぜひお試しくださいね。

この酢漬けは、なぜか大根嫌いさんも食べられます!煮物独特の大根臭さがありません。

そしてなにより、時短!簡単!冷蔵庫で数日、日持ちもします。常備菜にぜひどうぞ。

難易度☆
手間度☆

材料(4〜5人分)

  • 切り干し大根 100g
  • 乾燥カットわかめ 25g
  • 人参 50g
  • 昆布、椎茸の出汁 2カップ(煮出して作る作り方、※注1下記参照)
  • 醤油 大さじ3〜
  • ゆず果汁 小さじ1〜
  • 炒りごま 適量

作り方

① 昆布、椎茸を火にかけて出汁を作る。(※注1下記参照)

② 切り干し大根をボールに入れて、ほぐしながら手早く水洗いする。すぐにざるに広げて30分位おく。(洗った水分だけで、ある程度柔らかく戻ります)


③ 人参は、まず斜めに薄切りしてから、細く千切りする。(この切り方をする理由を下記※2に書きました。興味がありましたら見て下さいね!)


④ 熱い①の出汁2カップと(残りの出汁は味噌汁などに使ってくださいね)、醤油・ゆず果汁を混ぜたものに、②と③と乾燥ワカメをそのまま入れ、混ぜて冷ます。あら熱が取れたら冷蔵庫へ。


⑤ 器に盛り付けて、炒りごまを指でひねりながらふりかける。


【※注1 昆布と椎茸出汁の取り方(煮出す方法)】
① 鍋に水1ℓ、昆布5〜10㎝、椎茸小1個を入れ、弱火にかける。

② ふつふつと沸騰してきたら、昆布だけ取り出す。(昆布を入れたままだと、ねばりがでます)

③ 椎茸だけでそのまま数分煮出す。(火を止めてしばらく放置してもよいです)

④ 椎茸を取り出す。

出汁の取り方は「水出し」などいろいろありますが、この方法は毎日使う分だけをその都度作るので、冷蔵庫に作り置きの出汁がなくてもすぐに料理出来ます。

冷蔵庫の場所を取らないのも良いところ!一度火を通してあるので、そのまま漬ける酢の物などにも適しています。

お料理やライフスタイルに合わせて、良い方法をを選択して下さいね。

そして、出汁を取った後の椎茸と昆布は、そのまま刻んでお料理に使ってもよいですし、冷蔵または冷凍庫に入れておいて、ある程度貯まったら、佃煮などに出来ます!美味しく活用しましょう♡

【※注2 人参の切り方について】
斜めに薄切りしてから千切りにすることにより、一本の千切り人参の中に、皮の部分と中身の部分、頭に近い部分と尻尾に近い部分がほぼ均等にはいります。

マクロビオティックでは、一本の人参でも頭の部分と尻尾の部分、外側の部分と中身の部分ではエネルギーが異なると考えられており、そのエネルギーを、食べる人皆が均一に口に入れられるような切り方をします。

陰陽に基づいたマクロビオティックのおもしろいところです!

【大好評のベジレシピ一覧はこちら】
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山岸 亜紀

山岸 亜紀

調理師
フードコーディネーター
北海道フードマイスター
リマクッキングスクール師範科修了
リマクッキングスクール認定メディカルシェフ
東北の震災後にマクロビオティックに生きる決心をしました。
簡単で美味しい!を伝える料理教室
*cosmos kitchen*を札幌で開催しています