質の高い穴場のベジスポット！都立大学駅の厳選店をお届け。【都立大学】

都立大学駅は、自由が丘駅と学芸大学駅の間にある閑静な住宅街。落ち着いた雰囲気でとても住みやすいところです。そんな都立大学から穴場のベジスポットをご紹介します。

パンのための厳選素材がいっぱい「35North（スリーファイブノース）」

都立大学の高架下にすてきなパン屋「35North」があります。

北緯35度から食卓へ、美味しいパンとパンのお供・お惣菜を発信していくとの思いを込めて名付けられました。

お店のパンは、フランスで修業したパン職人が全て手作りで作っています。

添加物・着色料は一切使用せず、天然酵母で焼き上げる本場の味です。ハードタイプは北海道産小麦、ソフトタイプはフランス産・カナダ産の小麦をミックスして焼いています。

外国人にも好評の本場の味で、「ここがあるからハッピーだわ。」と言ってくれるお客さんもいるそう。フランス人も認める味です。
バゲットクロワッサンが一番人気ですが、卵・乳製品不使用のパンもあります。

すっきりとした店内、壁面には全国のこだわりの商品がずらり。他店ではあまり売っていないものも多いです。

無農薬・減農薬の完熟の果物のジャム、千葉県産ピーナッツと砂糖・塩だけで作ったピーナッツバター、高知県産ミニトマトを使ったジュース・ピューレ・ケチャップ、北海道の乳製品、全国を移動して採取されたはちみつ。

そのほかにも有機コーヒー・紅茶、オリーブを使った植物性原料のみのカレーソースなど、様々な商品が並びます。

「VITAFLAVONE」の大豆粉50％、小麦粉50％で作った大豆パンに、大豆と野菜で作ったペーストを挟んだソイコッペ。トマトのペーストは塩味でハーブがほどよくきいています。そのほかセサミ・ビーツなどの種類もあります。

豆乳ではなく大豆のペーストを使ったソイスムージーとソイスープもあり、これらはビーガン仕様です。イソフラボンやギャバが通常の豆乳より多く含まれるので、女性には特にうれしいですね。

35Northでは、三田にあるサンドイッチのお店「Sandwich House H（サンドイッチハウスアッシュ）」のサンドイッチやお惣菜も食べられます。写真はベジタブルサンド。断面がきれいですね。

こちらのシェフ関さんは、フランス・リオンの2つ星レストラン勤務、元スペイン大使館料理長の経歴を持つ方です。

真空調理のお惣菜は、湯煎して温めて食べられるのでとても手軽。お惣菜は、真空にする際に柔らかくなり、殺菌効果もあるので添加物を使用しなくても日持ちがします。

柔らかく本来の食感も残るので、介護食などにもいいとのことです。材料にも、できるだけオーガニックのものを使用、安心安全なものを選んでいるそうです。

この総菜も、パンとの相性が考えられていて、パンと総菜とワインがあったら満足できるように作っているとのことです。

三田のお店では、20種類のサンドイッチと6種類のサラダを提供しているそうです。

＜店舗情報＞
住所　目黒区中根1-5-2
営業時間　平日 10:00-20:00 週末 9:00-19:00
定休日　水曜日　年末
電話番号　03-6421-4555

多国籍でロカボ・ベジなレストラン「Cosi Cosi（コジコジ）」

都立大学駅から5分くらいのところにベジタリアンメニューが豊富な多国籍料理のレストラン「Cosi Cosi」があります。

ワインが飾られていておしゃれで落ち着いた店内は、温かみのある雰囲気です。こちらはドリンク・フードともにメニューがとても多く、かなり迷ってしまいます。

肉や魚もありますが、ベジタリアン仕様のメニューも多いので、ベジタリアンも選びやすいです。チーズがお勧めで、東京のフレッシュチーズ「ブッラータ」を使ったピザや、ラクレットチーズなどもあります。

グルテンフリーのものも多く、ライターが訪れた時はロカボフェア開催中。米粉を使ったベジタリアンブリトーなどがありました。

18種類のヴィーガンサラダは、キヌア・サンフラワーシード・揚げ豆腐・ドレッシングなどがジャーに入っており、食べる前に瓶を振って混ぜます。

ニンジンが星やハート形に切られていたり、細切りのビーツなどがあったり、カラフルでかわいいサラダです。

ヴィーガンスパイシーコロッケ（ファラフェル）は熱々の小さな石鍋に入って出されます。

トマトソースと豆乳ヨーグルトソースをかけていただきます。こちらもビーツ・トマト・ブロッコリーと色がきれいで、目にもおいしい料理。石鍋に入っているから長時間熱々でした。

食後には、キンキンに冷えたお皿の上にモンステラの葉、パイナップルをくりぬいた容器にパイナップルと数種のフルーツをアイス状にしたデザートをいただきました。

こちらもビーガン仕様です。アイスの上には、ハロウィンということでハロウィンクッキーが。

可愛らしい飾りつけだと思ったらシェフは女性だそうです。さっぱりしておいしかったです。大きかったのでグループでシェアできました。

＜店舗情報＞
住所　目黒区八雲1-7-16
営業時間　火－土　17:00~　日　16:00~
定休日　月曜日
電話番号　03-5701-8041

週3日営業のビーガンcafe「遊民cafe（ゆうみんcafe）」

都立大学駅から5分ほどのところに、週に3日（木・金・土曜日）だけ営業しているビーガンカフェ「遊民cafe」があります。

店内はとてもアットホームな雰囲気です。このcafeは1年ほど前にオープンし、建物の取り壊しがあるので、3年限定のcafeなんだそう。あと2年しか食べられないんです！

ランチはプレートランチと、グリーンカレーがあります。

ライターはプレートランチをいただきました。大根の煮物、味噌汁、バターナッツのポタージュ、車麩のフライ、サラダ、海藻の柑橘和え、赤い大根の麹和え、かぼちゃのピーナッツペースト和え、3日寝かせた酵素玄米の9品目。

酵素玄米は小豆が入って、もっちり柔らかく美味しかったです。寝かせるのは3日目がベストな状態だそうで、3日目のものを提供されています。

見た目がかわいく、ボリュームもありますね。

遊民cafeでは、水を使わず野菜だけを重ねて煮る「重ね煮」というマクロビオティックの料理法が使われています。野菜の陰陽の特質を生かし、それによって野菜を入れる順番なども変わるそうです。

店主の遊民さんは、カフェの他に、近所で月に一回料理クラスもされているそうです。他にも、イベントの出店や、ケータリングなど様々な形で料理をされています。

料理に関すること、調理法など、いろいろな話をしてくださり、とても勉強になりました。

来年から新しい取り組みをされるとのことで、食べられる機会が増えるのではないかと期待しています。

＜店舗情報＞
住所　目黒区八雲1-7-2
営業時間　木・金・土　11:00-16:00
電話番号　090-1266-3366

いかがでしたでしょうか。都立大学にはパン屋も多く、氷川神社、緑道など散歩にもいい場所です。まだまだ穴場のスポットが見つかりそうです。

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

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