一度は食べたい絶品インドカレー!SASAYA CAFE(ささやカフェ)【押上】≪前編≫
更新日:2019/02/01 公開日:2017/03/04
2013年にオープンした、ビーガン&オーガニックカフェ「SASAYA CAFE(ささやカフェ)」。墨田区の大横川親水公園沿いにあるこのカフェは、老若男女さまざまな人達で賑わう、地元の憩いの場所となっています。
ささやカフェは、動物性素材や化学調味料、精製された調味料は使わず、野菜もできる限りオーガニックを使用。誰でも気軽に、身体に優しいビーガン(ヴィーガン)食を楽しむことができます。
今回は、SASAYA CAFE代表、篠原寿子さんに、ささやカフェがオープンするまでの経緯や、おすすめメニュー、篠原さんがビーガンを知ったきっかけなど、さまざまなお話をお伺いしました。
前編、中編、後編の3編に渡ってお送りする今回のインタビュー、前編はお店の雰囲気、インドカレーを始めとしたおすすめのメニューについて紹介していきます!
目次/Contents
スカイツリーのお膝元!
押上駅から15分ほど歩いたところにあるささやカフェ。入口は公園の中にあり、ランニングやお散歩の途中に立ち寄る人も多いのだとか。テラス席はペット同伴が可能です。
ちなみに取材時は押上駅からお店に向かいましたが、他に、JR錦糸町駅、都営浅草線本所吾妻橋駅も利用可能です。
入口前の公園は犬の散歩やジョギングを楽しむ人などで賑わいます。
道すがら、スカイツリーがずっとついてきます。お店の前からも大きなスカイツリーがはっきりと。
入口には車いすが通れるスロープが。トイレも車いすで利用できるので、安心して食事を楽しめます。
倉庫だった建物を改装し、開放感あるカフェに。
天井が高く開放感があるのは、建物がもともと倉庫だったから。倉庫の形をそのまま生かし、おしゃれで過ごしやすい空間が作り上げられています。
今では地元のおしゃれなカフェとして広く認知されているささやカフェですが、オープン当初は、区の無料の休憩施設と間違えて、食べ物や飲み物を持参で立ち寄る人もいたのだとか。
メニューはテイクアウトも可能。天気の良い日は公園で食べるのも良いですね!
ささやカフェ厳選の食材やコーヒーなども販売。ささやカフェのロゴがついたオリジナルTシャツも売っています!
思い入れのあるメニュー、インドカレー。
ささやカフェの看板メニューの一つが、インドカレー。オープン当初は、今とは違ったカレーを提供していたものの、その流れを汲んだ、思い入れのあるカレーです、と篠原さん。
「もともと、オープン当初のシェフがカレーが得意で、オリジナルのカレーを提供していたんですが、そのシェフが病気になってしまい、3ヵ月でお店を辞めることになってしまったんです。」
お店を去る時、シェフはカレーのレシピを残してくれたそうですが、それに忠実に作っても、どうしても最後の仕上げで味がぶれてしまい、一時はカレーをメニューから外してしまったそう。
「とりあえず、別のメニューを推していこう!となったのですが、偶然イベントでインド料理に詳しい先生にお会いして。思い立って連絡して、事情を話したらレシピの見直しを引き受けてくれたんです。」
まず、シェフが残してくれたレシピを紐解き、それをもとにスパイスの量、材料などを見直していきました。試行錯誤を経て完成したのが、今のささやカフェオリジナルのインドカレー。
「オープン当初と内容は変わりましたが、もとの流れを汲んだものができたと思っています。」
カレーの開発に伴い、インド料理の勉強をしたという篠原さん。最初はスパイスの知識もなく、先生に一から教えてもらい、少しずつインドカレーのレパートリーを増やしていったそうです。今も、インドカレーのレシピを、ビーガン仕様に変えていく作業は続けているのだとか。新しいカレーメニューが出る日が楽しみですね!
ちなみにオープン時のカレーを考案したシェフは、今は病気も克服し、地元の飲食店で働いているそうです。
「ここには彼女も時々来てくれますよ。病気は悲しい出来事でしたが、今はそれぞれ幸せに暮らしているので良かったと思っています。」
ランチのおすすめメニューはこちら!
ささやカフェは、インドカレー以外にも美味しいメニューが盛りだくさんです。もちろん、全て動物性素材不使用、ビーガン、ベジタリアンの方も安心して食べられるものばかりです。
※メニューの内容は日によって異なります。
【ベジデリプレート(税込993円)】
平日の昼間の一番人気は、ベジデリプレート。野菜のおかずに、ご飯とみそ汁がついた身体に優しく、お腹も満たされるメニューです。ベジデリプレートは平日のみの提供。数量限定なので、気になる方はお早めに。
【インドの定食ミニミールス(税込1,242円~)】
数種類のインドカレーを楽しめるメニュー。ベジデリプレート同様、人気のメニューです。
【テンペカツライス(税込993円)】
テンペを使ったカツも、ファンが多いメニューです。テンペとは、インドネシアの大豆発酵食品。インドネシア版納豆、という感じでしょうか。ただ、納豆のように独特の臭いやねばりがなく、納豆が苦手な人でも食べられます。カツライスの他に、テンペカツカレー(税込1,242円)もあります。
今後はグルテンフリーへの対応も考えていきたい、と篠原さん。スタッフも講座を受けて勉強しており、メニューの見直しも行っていきたいのだそうです。
参考記事
グルテンフリーの意味や健康効果について
ちなみに今はグルテンフリーより、五葷抜き対応を求められることが多いのだとか。五葷(ごくん)とは、「ねぎ、にんにく、にら、らっきょう、あさつき」のこと。
「SNSを見た台湾のお客様から、五葷抜きでご予約をいただくことがあるんですよ。」
今の時代を感じるエピソードですね。
≪中編≫へ続く…
次回は、朝食、スイーツメニューと、お店オープンの経緯について。お楽しみに!
※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。
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