お散歩ついでに朝食、スイーツを。SASAYA CAFE(ささやカフェ)【押上】≪中編≫

更新日:2019/02/01 公開日:2017/03/05

2013年にオープンした、ビーガン&オーガニックカフェ「SASAYA CAFE(ささやカフェ)」。代表の篠原さんに様々なお話を伺っている今回のインタビュー。

前編はお店の雰囲気、インドカレーを始めとしたおすすめのメニューについて紹介しました。

中編では、朝食メニューや、人気のスイーツメニュー、お店オープンの経緯について紹介していきます!

お店の場所や詳細な情報はこちらから。

朝の散歩ついでに、朝食マフィンを。


ささやカフェは、朝8:30からオープンしており、11:00まではブレックファストメニューが楽しめます。真冬は少ないものの、5月を過ぎたあたりから、公園を散歩した帰りに立ち寄るお客様が増えるそうです。


マフィンセット(税込648円)やスコーンセット(税込432円)、スープセット(税込702円)の中から選ぶことができ、全てドリンクがセットになっています(オーガニックコーヒー、薬効茶、オーガニックオレンジジュースのいずれか)。

※メニューの内容は日によって異なります。

スイーツで、ゆっくり自分時間を。


※写真はショコラタルト(税込572円)

カフェの時間をゆっくり楽しむために来る常連さんも多いささやカフェ。特にオリジナルのスイーツは人気で、これを楽しみに来る方も多いようです。

スイーツを楽しみながら本を読んだり、ボーっとしたり…。ゆったりした空間で、それぞれの楽しみ方を見つけられる場所。


こちらは取材時にいただいたビーガン(ヴィーガン)マフィン。動物性素材を使っていないとは思えない、深い味わい。食べごたえもあり、お腹にたまります。見た目にも可愛く、人気が高いのも頷けます。


※写真はチョコベリーのパルフェ(税込660円)。季節商品のため、取材時は販売していませんでした。

ちなみに、グルテンフリーのデザートメニューもありますが、今はまだ常時在庫があるわけではないとのこと。事前に問い合わせいただき、在庫があれば取り置きも可能とのことなので、気になる方はお店に問い合わせしてみてくださいね。

※デザートメニューの内容は日によって異なります。また、在庫があるメニューも日によって異なります。

コーヒーとケーキから始まったカフェ運営。


ささやカフェを運営している会社は、もともと倉庫業がメインの事業。また、空いている倉庫を利用して貸しスタジオの運営もやっており、演劇の稽古などで使われているそうです。

様々な人が出入りする反面、地元の人との接点はほとんどなく、倉庫で働く人の中にも地元の人はほとんどいませんでした。

2012年にスカイツリーが完成したのを機に、何か自分達から発信できる場、地元の人達が足を運んでくれる場を作れないか、と考えたのが、カフェ運営のきっかけだったと篠原さんは話します。

「公園沿いの倉庫がたまたま空いており、そこを使って何かやろう!ということになりました。当初は別会社のテナントを2つほど入れる予定でしたが、やっぱり自分達で何かやろう!ということになり、何ができるか考えました。」


そんな時参考になったのが、今まであまり接点がなかった地元の人たちの意見。

「公園がとても長いのに、自販機や休憩する場所がない。コーヒーやケーキを出す場があればいいのに、と要望があったんです。それで、コーヒーマシーンを用意し、地元の方にお願いをしてケーキを作って提供してもらったのが、ささやカフェの始まりです。」


その後、どのようなお店にしていくのか考えていくうちに、墨田区には、ベジメニューのような、身体に優しいメニューに特化したお店がまだ少ないということに気づいた篠原さん。自分だったらどんなお店に来たいだろう…。

考えた結果、以前好きで通っていた表参道のビーガンカフェ「ピュアカフェ(現在は閉店)」のオーナーに連絡。プロデュースを依頼したところ、意気投合し、快くお手伝いしてもらえることになりました。

「自分が食べたいお店、と考えた時に、ビーガンのお店をやろう!と思いました。ビーガンのお店というと、尖ったお店と思われるかもしれないけど、そんなことない。自分もビーガンじゃなかった頃、そんなことは気にせず、美味しいと思ってビーガンメニューを食べていた。」

カレーの時もそうですが、篠原さんはとても行動派。お会いするととても落ち着いた雰囲気の女性ですが、内に秘めた情熱はかなりの強さ。その情熱と行動力が、ささやカフェの原動力なのかもしれません。

老若男女、色んな人が寛げる空間。


ささやカフェのお客様のメインは、地元の人達。特にベビーカーを抱え、荷物が多いお母さん達には、広くて気兼ねなく入れるささやカフェは情報交換の場として最適なんだとか。

公園を散歩中のお年寄りにとっても、ささやカフェは憩いの場。老若男女、様々な人が思い思いに寛げる空間になっているのがわかります。


オープン当初のお客様は、ほとんどが女性。しかし、何年か営業を続けているうちに、カレー好きのサラリーマンが足を運んでくれるようになったそう。今では、男性のお客様も増え、お昼時は賑わっています。

また、最近は外国人のお客様も増えてきており、中でもインド人の方がよく来てれるのだとか。インド人も、ささやカフェのインドカレーのファンなのかも?

≪後編≫へ続く…
次回は、篠原さんがビーガンになったきっかけや、ささやカフェの新たな試み、隣で行われているワークショップについて。お楽しみに!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

≪前編≫一度は食べたい絶品インドカレー!SASAYA CAFE(ささやカフェ)

店舗情報

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