食物繊維で腸の動きを活発に。身体もポカポカ温まる、人参と玄米のポタージュ~しあわせこよみごはん~

更新日:2022/10/19 公開日:2018/09/29

暑かった夏も終わり、朝夕はだんだんと寒さが強くなってきましたね。

食事も、身体を心地良く冷やす夏のメニューから、身体を温めるメニューへシフトしていかなければなりません。

今回ご紹介するのは、この時期おすすめポカポカスープのレシピです。

とてもシンプルですが、身体を冷やす豆乳や小麦粉を使わずに、玄米でとろみをつけたスープ。玄米はもちろん、根菜である人参も、身体を温めるのに一役買っています。

人参の代わりに他の根菜でも応用できますので、寒い季節のポタージュレシピとして、是非参考にしてみてくださいね。

お好みでお味噌やしょうが汁を入れると、さらに温まりますよ。

材料(4人分)

  • 人参 100g
  • 玉ねぎ  50g
  • 玄米ご飯(残りご飯でOK) 60g
  • 椎茸昆布だし 600㏄
  • 菜種油 小さじ1
  • 塩 適量
  • あれば飾りとして青菜、黒ごま 少々

作り方


(1)人参、玉ねぎを薄くスライスする。


(2)鍋に菜種油を入れ、中火で玉ねぎ、人参の順に炒める。


(3)野菜に火が入り甘い香りがしてきたら、玄米ご飯と、別鍋に温めておいただしを加え、蓋をして弱火で野菜が柔らかくなるまで煮る。


(4)柔らかくなったら、ブレンダーまたはミキサーでポタージュ状にする。


(5)塩で味を調えたら盛り付ける。お好みで青菜や黒ごまを飾る。

秋は腸を労わろう


秋は、夏に摂取した冷たい食べ物・飲み物や、屋内のクーラーなどで冷えた身体によるトラブルが出やすい時期。

陰陽五行では、秋に関係する臓腑は肺と大腸です。

秋を快適に過ごし、来たる冬に備えるためには、肺を労わるだけではなく、大腸のコンディションを整えるのも大切なこと。

意外に思われるかもしれませんが、肺などの呼吸器系疾患を治療するために、昔から大腸を整える方法があるそうです。

しあわせこよみごはん~食物繊維と腸について~では、腸をケアするためのポイントをわかりやすくご紹介しています。

腸のお掃除をしてくれるのは、食物繊維。

食物繊維が豊富な食材、根菜を使ったきんぴらごぼうのレシピと、それを使った応用レシピも掲載!是非ご覧ください。

合わせて読みたい!「しあわせこよみごはん」記事はこちら
しあわせこよみごはん~食物繊維と腸について~

私たちの身体を温めてくれる「根菜」


食物繊維が豊富な根菜は、地中に向かって成長する「陽性」の食材。マクロビオティックでは、陽性の食材は身体を温めてくれるとされています。

秋~冬は、人参・大根・蓮根・牛蒡など、根菜を使った料理を少しずつ増やしていき、身体を温めていきましょう。

根菜は、常備菜にも適した食材。保存食として、根菜を使ったおかずを冷蔵庫に常備しておくのも良いかもしれませんね。

【身体にパワーを!大好評のベジレシピ一覧はこちら】
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岡野則子

岡野則子

クシマクロビオティックスクールレベル3修了
リマクッキングスクール師範科修了
マクロビオティックパーソナルシェフ
JSAワインエキスパート
NPO法人ブレイブサークル運営委員会アドバイザー(大腸癌撲滅キャンペーン)

仕事が多忙な40歳の時に大腸がんステージ3になったことがきっかけでマクロビオティックと出会う。実践していく中で体調が改善し、健康は自然に寄り添った日々の食事と生活から作られるもの、ということを身をもって体験。以後がんの再発・転移無し。
大腸がんは女性に多く、一人でも自分のような人を減らしたい、という思いからおもに同世代の女性に向けて食の大切さをイベントやワークショップなどを通じて伝える活動をライフワークとしている。