身体へ負担をかけないヒーリングフード。青菜のノンオイル・デトックスポタージュ~しあわせこよみごはん~

更新日:2022/05/06 公開日:2018/05/05

好評連載中の「しあわせこよみごはん」の応用編レシピ。まずはこちらの記事をチェック!
青菜と少食、玄米のパワー/ 自律神経失調症・うつ・不眠症と食生活の関係性~しあわせこよみごはん~

前回の記事でお伝えしましたが、青菜は木のエネルギーの代表的な食材です。この時期に旬の青菜を取り入れることで、排泄する力をより高めてくれます。

青菜は、あまり火を入れすぎると色が悪くなりビタミンなどの栄養素も壊れてしまうので、さっと火が通る程度に仕上げると良いでしょう。

玉葱や大根も消化を助ける働きがあります。特に肺・大腸にも良いとされていますが、油や動物性の毒消しとしても優れた食材です。

また干し椎茸の出汁も脂肪を分解するパワーがあり、動物性食材の食べ過ぎによる頭痛や筋肉痛にも効果があります。

小麦粉などの粉類を使用せずに、冷やご飯や穀物を入れることでポタージュのようなとろみを出すことができるので、ヒーリングフードとしてもオススメいたします。

材料(4人分)

  • 小松菜 1束
  • 玉葱(まわし切り7〜8mm幅程度) 小1個
  • 大根(7〜8mm幅の千切り) 120g
  • 炊いたハト麦(又は冷やご飯) 25g
  • 白味噌 小さじ2
  • 海塩 適量
  • 干し椎茸出汁 600〜700ml
  • 煎り黒胡麻 少々

作り方

① 鍋底に海塩を少々ふり、まわし切りにした玉葱を入れ、その上に千切りにした大根を乗せて平らにし、干し椎茸出汁を大さじ1程まわし入れ、海塩を少々ふったら蓋をして中火にかけ重ね煮にする。

鍋がフツフツしはじめたら弱火にし、具材がしんなりするまで5分ほど火を入れる。

② 蒸し煮ができたらハト麦(または冷やご飯)を入れ、ひたひたになるまで出汁を注ぎ、蓋をして中弱火で20〜30分ほど火にかける。


③ しっかり火が通ったら、1cm程度に細かく刻んだ小松菜を入れて蓋をし、数分弱火にかける。

④ ある程度小松菜に火が入ったら、鍋を火から降ろして白味噌を入れ、ざっくりと混ぜる。

⑤ ④の中身を全てミキサーに入れてよく撹拌し、味が足りないようなら白味噌か海塩を足して調整する。(お好みで薄口醤油を少し入れても良いが、あまり入れると小松菜の緑色が綺麗に出なくなる。)

⑥ ミキサーから鍋に移し、30分以上休ませたら、改めて火を入れて温めてサーブする。トッピングに黒胡麻を散らす。

【干し椎茸出汁の取り方】
干し椎茸を中サイズ2〜3個と1リットルの水を鍋に入れて中強火にかけます。20〜30分ほど火にかけて水分量が2/3程度(600〜700ml)になったら火から降ろす。

今回は青菜を使用いたしましたが、季節によって食材を代えていただいても美味しく作ることができます。

キャベツや南瓜・カブ・人参などもよく合います。プラス食材としてはエノキなどのキノコ類を入れるとよりコクが出ますし、ニンニクを入れれば男性にも好まれる風味がうまれます。

レシピを参考にしていただきながら、旬の食材でオリジナルのポタージュを是非作ってみてください。

【大好評のベジレシピ一覧はこちら】
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大槻広子

大槻広子

KIJ(クシマクロビオティック)公認インストラクター
リマクッキングスクール師範科修了
JAMHA認定 ハーバルセラピスト

都内や横浜のマクロビオティックレストランやオーガニックカフェで経験を積み、現在は自宅サロン「Tsukinoki」で料理教室やイベントの開催したり、個人でパーソナルシェフとして活動中。地域に根づいた自然に寄り添う暮らしを目指しながら、日本の文化を見直すきっかけを「食」を通じて紹介している。