春の野草の女王様!よもぎを使ったレシピ「いちごよもぎミニクレープ」〜しあわせこよみごはん~

更新日:2023/06/01 公開日:2018/03/17

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春は木のエネルギー・体を目覚めさせるための芽吹く食材〜しあわせこよみごはん~

デザートではよもぎと小豆餡を使ったクレープをご紹介します。

よもぎは春の野草の女王様!豊富にふくまれているクロロフィルは代謝を高め、血行を促進し、有害物質を排出してくれます。鉄分・カルシウム・βカロチンなども造血作用に優れ、繊維質も豊富なので整腸作用もあります。

他の野草は食べすぎには注意が必要なのですが、よもぎは一年中食べてほしい素晴らしい野草です。

野草とでんぷん(白玉粉)・脂質やタンパク質(小豆)を組み合わせてバランスを考慮しました。

材料(ミニクレープ10枚分)

  • 小豆 100g
  • 水 適宜
  • 昆布 3cm角
  • デーツ 4個
  • 醤油 小さじ1
  • 塩 少々
  • 薄力粉 100g
  • 白玉粉 50g
  • 水 300㏄
  • 塩 2つまみ
  • よもぎ粉末 小さじ1強
  • 太白ごま油(菜種油でもよい) 適量
  • いちご(縦半分にカット) 5粒+あれば飾りに3個

作り方

① 小豆あんを作る。小豆と昆布、水を土鍋に入れ、蓋はせずに強火にかける。沸騰したら弱火におとし、蓋をしてコトコトと煮る。途中で小豆が水から顔を出さないように水を足しながら煮る。

② デーツは細かく刻む。小豆が柔らかくなったらデーツを入れ、味がなじむまで5分ほど煮る。醤油を入れ、塩で味を調えてさらに5分ほど煮る。冷めるとあんが固くなるので、足りなければ水を足しながら少し柔らか目に仕上げる。火を止めてそのまま置いておく。


③ クレープ生地を作る。ボウルに薄力粉、白玉粉、塩を入れ、水を注いで泡立て器で混ぜる。よもぎは先に分量外の水少々で溶いてから加える。白玉粉のダマが残るので一度濾すとよい。


④ 小さなフライパンを中火にかけ、温まったらごま油を少量入れ、ペーパーで余分な油をふき取り、お玉に取った生地を少量流しいれる。

火が通ってくると生地の端が浮き上がるので、ヘラでひっくり返す。裏面も焼けたら、笊(なければ網か皿)に置く。先ほどごま油をふき取ったペーパーで再びフライパンの表面を拭いて油をなじませて、2枚目を同様に焼く。これを繰り返す。

焼きあがったクレープは重なり合いが少なくなるように笊の上に並べていく。白玉粉が沈みやすいので、その都度生地は混ぜながらお玉に取る。


⑤ クレープを成形する。皿の上に広げて①小豆あん②断面を上にしたいちご③小豆あんの順に重ね、いちごをあんで覆うようにする。

手前・左右の順で中心に向かって生地を折り、手前から向こう側へくるっと巻いて包む。あれば、飾り用のいちごをスライスして脇に添える。


小麦粉と卵で作るクレープよりも薄くのばしやすく、糖分を含んでいないので焦げにくい生地です。

ひっくり返しやすいようにミニサイズにしましたので、お子様にも焼けるかも?クレープを巻く作業はおこさまと一緒にやっても楽しいですね。

いちごの酸味も春の味覚です。

沢山できるので、豆腐クリームも作って混ぜてみたり、あんに黒ごまペーストを混ぜたり、いちごにバルサミコ酢をからめたり、など色々なアレンジでお楽しみください。

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岡野則子

岡野則子

クシマクロビオティックスクールレベル3修了
リマクッキングスクール師範科修了
マクロビオティックパーソナルシェフ
JSAワインエキスパート
NPO法人ブレイブサークル運営委員会アドバイザー(大腸癌撲滅キャンペーン)

仕事が多忙な40歳の時に大腸がんステージ3になったことがきっかけでマクロビオティックと出会う。実践していく中で体調が改善し、健康は自然に寄り添った日々の食事と生活から作られるもの、ということを身をもって体験。以後がんの再発・転移無し。
大腸がんは女性に多く、一人でも自分のような人を減らしたい、という思いからおもに同世代の女性に向けて食の大切さをイベントやワークショップなどを通じて伝える活動をライフワークとしている。