カゴメからパスタソースに続いてヴィーガンカレーが新発売! 商品開発に込められた想いとは

創業120年以上の歴史ある大手食品メーカー・カゴメ。

トマトソースから始まり、ケチャップやウスターソース、野菜ジュースなど、大ヒット商品を続々と生み出し、新しい食のあり方を提案して来ました。

そんなカゴメが、今、ヴィーガン対応の商品に力を入れていることをご存知でしょうか?

2019年7月に発売されたヴィーガン対応のレトルトパスタソース『根菜と大豆ミートのボロネーゼ』『きのこの豆乳クリーム』に続き、今年2月には新たに『大豆ミートのキーマカレー』『3種類豆のベジタブルカレー』も新発売!

その他にも『野菜だし調味料』など、ヴィーガン・ベジタリアン対応の商品開発に積極的に取り組んでいます。


そこで今回は、マーケティング本部食品企画部・商品企画グループ主任の佐藤慎哉さんに、商品開発の背景や想いについてお伺いしました。

プロジェクトのきっかけはオリンピック

ヴィーガン商品のプロジェクトを立ち上げたのはいつ頃からでしょうか?

「2018年5月に当社で『ベジタブル・ソリューション』という展示会を実施したことがきっかけでした。

『効率良く健康的に、彩り野菜をとりましょう』というメニュー提案が主眼のイベントだったのですが、新しい基軸として、ヴィーガン・ベジタリアン対応の商品も提案をしていこうと考えるようになりました。

当時は東京オリンピックを見据えて、ホテルや飲食店から『ヴィーガン対応の商品はありませんか?』という問い合わせが増えていた時期でもありました。実際ホテルなどにヒアリングをしていくと、ヴィーガン対応に困られている所が多かったんです。

我々の『ベジタブル・ソリューション』というテーマの中で、お客様の課題解決になる商品を作りたいとの思いから、ヴィーガン対応の商品に着手しました。」

なるほど、オリンピックがきっかけになってヴィーガン対応に目が向き始めたということなんですね!

「そうですね。オリンピック開催にあたって、これからどんどん外国からのお客様が増えていくという事で、ホテルやレストラン等のヴィーガン対応のサポートをしていこう、というのが経緯です。」

庄司先生協力のもと完成したパスタソース


【根菜と大豆ミートのボロネーゼ】


【きのこの豆乳クリーム】

ゼロから商品開発するにあたって、どの様に進めていったのでしょうか?

「まずは既に販売されているヴィーガン商品や、ヴィーガンメニューを提供している店舗に足を運び、どんなメニューがあるのか、どんな味なのかをリサーチしました。

凄く悩んだのは、味がベジタリアンやヴィーガンの方に受け入れられるのかという点でした。この時お世話になったのが、かねてから親交のあった野菜料理研究家の庄司いずみ先生です。

庄司先生の料理教室『ベジタブル・クッキング・スタジオ』の生徒さんにも試食して貰い、アドバイスを頂く中で、リアルな意見を参考にして商品設計を進めていきました。」

なぜパスタソースから始めたのでしょうか?

「簡単に提供出来て1食完結出来る食材で、なおかつどこのホテルやレストランでも扱っている食材となると、ご飯か麺なんですね。パスタソースはすでに当社でも沢山取り扱っていたので、第一弾として得意分野のパスタメニューから始めることにしました。」

【パスタソースの詳細はこちら(カゴメHP)】
根菜と大豆ミートのボロネーゼ
きのこの豆乳クリーム

新発売のヴィーガンカレー


2020年2月にはヴィーガン対応のレトルトカレー2種類が新発売されました!

「パスタソースの次は、どこのお店でも使っていただけるカレー作りに取り組みました。お肉の代わりに、大豆ミートやいんげん豆などでしっかりと食感を出しているので、食べ応えのある商品に仕上がっていると思います。」


【大豆ミートのキーマカレー】


【3種類豆のベジタブルカレー】

【カレーの詳細はこちら(カゴメHP)】
大豆ミートのキーマカレー
3種類豆のベジタブルカレー

手軽に使えて大好評の野菜だし調味料


野菜だし調味料を作ったきっかけは?

「2016年に会社の方針として『トマトの会社から野菜の会社に』というビジョンを打ち出しました。その時に、野菜の会社を象徴する商品が必要だという事で、野菜だし調味料を開発しました。

こちらは非常に大きな反響を頂いて、ヴィーガンラーメンのベースやスーパーのお惣菜の唐揚げなど、多様な所で使って頂いています。」


野菜だし調味料の原材料について、化学調味料はもちろん、酵母エキスも入っていない商品は珍しいですよね。

「あえて表示はしていませんが、もともとカゴメでは、化学調味料無添加を基本思想としています。野菜そのものの味で勝負しよう、というポリシーをずっと持っているからです。

酵母エキスに関しても、カゴメの持っている野菜の力を活かす為に、極力使わない、頼らない商品作りをしています。」

商品の詳細はこちら(カゴメHP)
野菜だし調味料

商品開発の苦労とこれからの展望

ヴィーガン対応商品を作ってみて、苦労した点はありましたか?

「最初は、何をどこまで抜けばいいのか、という基準が全く分からない中で、有識者に話を聞きながら社内基準を作っていきました。

また、何かを抜くだけではなく、パスタソースは味が命です。特に苦労したのは『きのこの豆乳クリーム』の方で、コクを出したり美味しさのレベル上げには苦心しましたね。何十回も試作を繰り返して、商品を作り上げました。」

商品を出してみて、お客様の反応はどうでしたか?

「ホテルやレストランなどは、ヴィーガン対応に悩まれているお客様が多かったので、こういう商品が欲しかったと評判がとても良かったです。

業務用の商品ですが、一部量販店やネット通販でも販売しています。購入された一般のお客様からは『カゴメからこんな商品が出たんだ』『安心して食べられる!』など嬉しい反響を頂きました。

また、外国人のお客様が『こんな商品見つけた!』とSNSに投稿して頂いていることもあり、苦労して開発した甲斐があったと感じています。」

【Amazonでの商品購入はこちら】
根菜と大豆ミートのボロネーゼ
きのこの豆乳クリーム
大豆ミートのキーマカレー
3種類豆のベジタブルカレー

今後の展開について教えてください!

「今年はオリンピックイヤーという事で、ホテルやレストランのヴィーガン対応のサポートをさらに強化していきたいですね。

もともと当社の業務用商品商材にはで動物性食材を使っていない物が沢山あるので、専用のパンフレットを作ってメニュー提案を進めています。

パスタソースと新発売のカレーに加えて、冷凍のスープなども発売します。誰でも安心して食べられる、そして誰が食べても美味しいメニュー作りのお手伝いをしていきたいです。」

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食の制限がある人も、ない人も、みんなが安心して食べられる食材を提供していきたい。

そして、カゴメの野菜で皆さんが健康長寿になれるお手伝いをしていけたら、そんな想いを熱く語って頂きました。


カゴメは、センサーに手をかざすだけで野菜充足度をチェックできる機械を開発・発売しており、カゴメ本社にも設置されています。取材の後、Vegewel代表とライターも計測してみました!


代表は不足気味、ライターもやや不足気味という結果に…カゴメの野菜ジュースとトマトジュースを毎日飲んで、野菜不足を解消したいと思います!


大手企業のカゴメが動き出した事が大きな1歩となり、ますますヴィーガン対応が世の中に広がっていく可能性を感じる事が出来た取材でした。

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日本語と英語に対応、ヘルシーなレストランが1400店以上掲載されていますので、ぜひご利用ください!

田口 尚子

田口 尚子

オーガニックアドバイザー
アンチエイジング料理プランナー
オーガニックビューティーセラピスト
オーガニック料理ソムリエ
webライター

オーガニック・オーガニックスキンケア・薬膳・アーユルベーダ・マクロビ等、様々な知識を学び知見を深める。
こだわり過ぎないゆるオーガニックライフを楽しんでいます。
美容と健康に関する事と、猫と旅行が大好き。
「年齢は巻き戻せなくても、見た目年齢はいくらでも巻き戻し出来る」をモットーに、全ての女性がいつまでもイキイキとキレイでHAPPYでいられるお手伝いをしたいと思っています。