marukome×Vegewel「カラダにやさしい糀甘酒を使ったビーガンレシピコンテスト」受賞者インタビュー
マルコメ株式会社とVegewelが開催した、marukome×Vegewel「カラダにやさしい糀甘酒を使ったビーガンレシピコンテスト」。
予想以上の多くの方にご応募・ご注目いただき、ビーガン食の認知の高まりを感じることができました。
今回は、先日発表した受賞者の皆さんにVegewel Styleがインタビュー!皆さんそれぞれのレシピのポイント、応募に至った想いをご覧ください。
また、それぞれのレシピも公開していますので、ぜひご家庭で再現してみてください!
目次/Contents
【レシピ部門グランプリ:佐藤礼奈さん】Vegewel Styleでも登場したあの人気店のビーガンメニューを開発。
佐藤さんは、調理科のある高校に入学し、調理師免許を取得。
短大では栄養士の免許を取得し、カフェのキッチンアルバイトや委託給食会社での勤務などを経て、今は有名料理研究家のアシスタント業務・飲食店のビーガンメニュー開発・調理担当として働いています。
数々の料理コンテストで入賞経験がある佐藤さんが、今回ビーガンレシピコンテストに応募した理由は?
「私が働く料理教室でビーガンクラスが開講になったのが、ビーガンとの出会いです。
それまでは、動物性食材を使わない料理の方法はわからなかったのですが、担当の先生からたくさんのことを教わりながら働くうち、ビーガンがとても興味深いものとなりました。
その後、現在アシスタントをさせていただいている料理研究家の先生がビーガンのお店を開店。そこでも商品開発を担当しており、今回のコンテストを目にして挑戦したいなと思い、応募しました。」
今回の受賞レシピ「きのこと牛蒡の和風糀甘酒ピラフ」は、誰でも簡単に作ることができる、とてもシンプルなもの。
【詳しいレシピはこちら】
https://www.marukome.co.jp/recipe/detail/koji_518/
「この糀甘酒ピラフは、しいたけの旨みと牛蒡の香り、糀甘酒の優しい甘さを活かしたピラフです。材料を炒めて炊飯器で炊くのみ。
油揚げは、炊飯器に入れずカリカリに焼いてトッピングすることで、香りよく食感も楽しめます。
他に舞茸やエリンギなど、色々なキノコを組み合わせるのもおすすめですよ。」
佐藤さんは現在、中目黒にある「Ballon TOKYO」でビーガンメニューの開発をしています。
メニューはファラフェルサンドとビーガンソフトクリームがメインで、どちらも100%ビーガンです。
【Ballon TOKYO】
https://www.ballontokyo.com/
「昨年、私が開発したビーガントマトスープは、連日売り切れ、ありがたい事にテレビ取材などでも取り上げていただきました。
最近はスイーツでビーガン苺パフェを発売しています。食数限定なのですが納得の一品となりましたので、ぜひお店まで食べにいらしてください。お待ちしています!」
Ballon TOKYOの今後のメニューも要チェックです!佐藤さん、ありがとうございました。
【レシピ部門準グランプリ:本道佳子さん】ビーガン料理人として、もっとビーガン料理を世に広めたい。
既にビーガン料理人として国内外で有名な本道佳子さん。
【本道さんHP】
http://www.hondo-yoshiko.tokyo/
食の世界で35年、ビーガン料理人としては10年活動を続けている本道さん。以前は「湯島食堂」という、ビーガンの方の中では有名だったお店のオーナーシェフも務めていました。
現在は、NPO法人「国境なき料理団」を設立、震災で被害を受けて東北や熊本などへ炊き出し隊を派遣する活動や、岐阜県関市洞戸の日本初となる癌予防滞在型リトリート施設「リボーン洞戸」の料理プロデュース等を行っています。
今回のレシピコンテストへは、こんな想いがあったそう。
「締め切りの一週間くらい前になってコンテストが目に止まりました。ビーガンという言葉をマルコメのような大きな企業が使ってくれるのは画期的なことなので、是非盛り上げたいと思い応募しました。
父が長野県信州新町の出身で、マルコメのすぐ近くなので、親近感もありました。」
今回の受賞レシピ「甘すっぱキャベツのパンケーキ・糀甘酒ココナッツのせ」のメインの材料であるキャベツは、信州の高原野菜としても知られていますよね。キャベツには、本道さんならではのアレンジが。
「マルコメの代名詞である味噌、今回のテーマである甘酒、そしてキャベツは乳酸キャベツにして、3つの発酵食品を組み合わせました。腸が元気になる一品です。」
【詳しいレシピはこちら】
https://www.marukome.co.jp/recipe/detail/koji_519/
これからは、料理のプロに対して、もっとビーガン料理を広める活動をしていきたいと話す本道さん。
「これまでは『夢のディナー』などのイベントで、ビーガンのメニューを提供してきました。
2020年の東京オリンピックに向けても、ベジタリアン・ビーガンの受け入れ態勢を整えていかないといけません。海外の先進国に比べて、日本はまだまだ遅れています。」
夢のディナーは、自然栽培を志す生産者の食材と、一流シェフがコラボレーションした、まさに夢の企画。
日本でもっとビーガン料理が当たり前になるように。本道さんの挑戦はまだまだ続きます。本道さん、ありがとうございました。
【マルコメ特別賞:小林瞳さん】簡単で、誰もが美味しく食べられる料理を。
アップルパイやパンを焼いてくれたお母様の影響で、料理が好きだったという小林さん。中学生の頃には、平日帰りが遅いお母様に代わって、良く料理をしていたそうです。
小林さんは現在、三姉妹のお母さん。お仕事もされており毎日忙しく過ごしているため、簡単で、かつ栄養のある料理を作れるよう心がけています。
ビーガン料理は今回のコンテストで初めて作ったそう。
「甘酒が好きで、自分で作ったりもしていたので、ホームページでコンテストを知り応募してみようと考えました。ビーガン料理は初めてでしたが、作ると美味しく体も喜ぶレシピが多いと感じ、興味が出ました。」
今回の受賞レシピ「糀甘酒の優しい甘さ♪タイ風カレースープ」は、みんなが美味しく食べられるものをと考えて作ったものです。
【詳しいレシピはこちら】
https://www.marukome.co.jp/recipe/detail/koji_520/
「ココナッツミルクのコクとカレー粉のスパイシーさ、甘酒の甘さでタイ風のカレースープが作れるのでは?と作ったところ、とっても美味しくできました。」
ご自身でブログも書いているという小林さん。ブログでは、朝の一時間で夕ごはんの下準備を行うチャレンジや、料理のレシピも公開しているそう。
【朝の1時間で ラクウマ 3食お家ごはん~腹ペコ3姉妹日記~】
https://ameblo.jp/hitomi-008/
今回の受賞をきっかけに、是非今後もビーガンレシピをどんどん生み出してくださいね!小林さん、ありがとうございました。
【Vegewel特別賞:アリスさん(ペンネーム)】日々の料理の中で生まれた、ご家族にも好評だったレシピ。
アリスさんからは、今回の受賞に際してコメントをいただきました!
「主婦なので料理は毎日の仕事です。毎日の調理ですから、簡単がモットーです。
以前は『料理コンテスト』マニアでしたが、ここ最近は全然応募していませんでした。ですから、今回の受賞はとてもうれしいです。これを機にまた好奇心が芽生えそうです。
甘酒は最近、ヘルシーということで大ブームですね。私も大好きです。たまたま作ったレシピで家族にもおいしいと好評だったので、マルコメさんに知らせたいという気持ちで応募しました。」
日々の料理の工夫の中で生まれた今回のレシピ「One Cup焼き」。ご家族を想って作った料理が、審査員の心も動かしました!アリスさん、ありがとうございました。
【詳しいレシピはこちら】
https://www.marukome.co.jp/recipe/detail/koji_517/
【インスタ部門グランプリ:鈴木幸さん】地元長野の食材を使った、元気になれる料理をお伝えしたい。
北海道出身の鈴木さんは、カフェを営む実家で育ちました。ご自身も20代から小さなカレー店を経営。イベント出店等もこなしてきたそう。
長野県大町市美麻の古民家を拠点に、自然に寄り添う暮らしの中で、子育てをしながら様々な活動をしているという鈴木さん。
長年のカレー作りを活かしたスパイス料理や、自分自身の産前産後のマクロビ食生活を活かした創作料理、ナチュラルスウィーツの講座を開講しています。
今回のコンテストは、スパイス講座の生徒さんから聞いて知ったそう。
「ベジタリアンではない方にも美味しいと感じていただけるものを、とお伝えし、お作りする中で、生徒さんから、今回のコンテストの内容が私にぴったりだと後押ししていただき、応募に至りました。」
今回のコンテストでは、インスタグラムに「マルコメ糀甘酒と豆乳クリームの花豆タルト」の画像を投稿いただきました。
地元長野県にあるマルコメの糀甘酒を使った豆乳クリームと、自家製の紫花豆、長野県大町産の米粉を使ったタルト生地と、地元産のものをふんだんに使ったタルトです。
「このタルト生地は、キッシュにも使えて便利なものですので、今後もクラスでご紹介していきたいと思います。他にも、糀甘酒は、パウンドケーキに加えると、ふんわりしますので、重宝しております!」
今後も地元の食材をふんだんに使い、美味しく元気になれるお料理をお伝えしたいと話す鈴木さん。忙しい毎日を過ごしています。
「現在、ご予約でお食事会も開催しています。近年は、インド人観光客御一行様に古民家を体験していただくカレー会も好評をいただいております。
他にもヨガクラスや、アーユルヴェーダのイベントでのランチ担当など、お料理に関するお手伝いがあれば、飛んでいく日々です。
料理クラスもいくつか開催しています。大町市の美麻サークル月1回、安曇野市の若松屋クラス月1回、長野市の2クラスと、美麻のおうちクラスは不定期開催となっております。
オリジナルガラムマサラも全国発送しておりますので、どうぞお申し付けくださいませ!」
【鈴木さんのFacebookページ「青空フーズ」】
https://www.facebook.com/aozorafoods/
お料理を通して私にできることを、皆様に捧げられるようにして過ごしていけたら、幸せです、と話してくれた鈴木さん。ありがとうございました。
インタビューに協力いただいた受賞者の皆さん、ありがとうございました。そして、本当におめでとうございます!
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食の制限に関係なく、みんなで楽しく食事を囲める環境を日本に創るために、サービスを運営しています。
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