甘酒にデメリットはある?糖尿病の危険性は?甘酒を飲んだ結果も紹介
皆さんは甘酒を飲んだことはありますか?
甘酒は、主に米や酒粕を原料として作られている日本の伝統的な甘味飲料のひとつです。
甘酒はブドウ糖などが豊富に含まれているため、「飲む点滴」と呼ばれることもあります。
この記事では甘酒を飲む事によって期待できるとされているお肌や髪の毛への美容効果やダイエット効果、血圧や便秘の改善といった健康効果について詳しくご説明します。
ご興味のある方はぜひご一読ください。
目次/Contents
甘酒は体に悪い?甘酒のデメリットを分かりやすく解説!
飲む点滴と呼ばれるほど栄養価が高く、おいしい甘酒ですが、飲み過ぎると以下のようなデメリットがあります。
肥満の原因になる
手軽にエネルギーを摂取できる甘酒は栄養価が高い分、100gあたり76kcalもあります。
同じく糖分が多いりんごジュースやサイダーと比べても、高カロリーな飲み物です。
そのため、飲みすぎてしまうと太る原因になります。
しかし、甘酒は米麹からできているため、栄養価が高く糖質は多いですが脂質はほとんど含まれていません。
糖尿病のリスクを高める
甘酒にはブドウ糖が多く含まれているため、すばやくエネルギーに変換可能である反面、摂りすぎると血糖値を急激に上げてしまいます。
美味しいと一度にたくさん飲みたくなりますが、飲む量には気を付ける必要があります。
酒粕由来のものは微量のアルコールを含む
酒粕を使用した甘酒の場合は、微量なアルコールが残っている可能性があります。
作る過程でアルコール分はほとんど飛ぶとはいえ、妊娠〜授乳期の女性や自動車などの運転をするかたは、米麹で作られているアルコールが含まれない甘酒を選ぶなどの注意が必要です。
甘酒は栄養豊富?甘酒を飲むメリットを詳しく解説!
飲みすぎには注意が必要ですが、ダイエット効果やアンチエイジングの働きがあると紹介される事があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ダイエット効果
甘酒にはビタミンB群が多く含まれています。ビタミンB群は体内で補酵素として働き、糖質・脂質・タンパク質の代謝を促進する栄養素です。
栄養素を効率よくエネルギーに変えることで、脂肪の蓄積が抑制されます。
そのため、ビタミンB群を多く含む甘酒はダイエットに効果的と言われています。
また、甘酒に多く含まれるブドウ糖には、消化を助ける働きや血糖値を上げる働きがあります。
血糖値の上昇は満腹中枢を刺激するため、空腹感が紛れ、ストレスを抑えられます。
米麹甘酒に含まれているオリゴ糖やアミノ酸は身体の新陳代謝に繋がるため、ダイエット目的で飲む場合には、米麹でできた甘酒がおすすめです。
美容効果
皮膚や粘膜はたんぱく質で構成されています。
前述のとおり、甘酒に含まれるビタミンB群には、たんぱく質の代謝を助ける作用があります。
たんぱく質の代謝が活性化されると肌の老廃物の排出が促され、健康的な肌が保てます。
また、甘酒には食物繊維とオリゴ糖が豊富に含まれています。
これらの成分には、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。腸内環境を整えてくれるため、腸内環境の悪化による肌荒れなども予防することができます。
甘酒は効果がない?毎日甘酒を続けた人の口コミを紹介!
実際に甘酒を飲んでいる人の声を集めました。
実際に3ヵ月間甘酒を飲み続けてその効果を試してみました。
個人的に便秘や下痢になることが、ほとんどなくなったのが1番嬉しかったです。私は豆乳などで割って飲んでいましたが、砂糖の代わりに料理に使うなど自分に合った方法で続けることが大事です。
メリットがいっぱいの甘酒をぜひ生活に取り入れてみて下さい。
引用:つくしのゆるブログ
思い立って甘酒生活を始めて3週間が経ったんだけど、スキンケア変えてないのに肌の調子がやばい。
夜でも肌がプリプリしてるし、滑らかさとツヤが凄い。「飲む点滴」とは本当だった。
私は米麹甘酒にたっぷりポッカレモンを入れて飲んでるよ。カルピスみたいで普通に美味しくて、おやつにもぴったり。
引用:TANEBI
このように、効果を実感している声もありましたが効果には個人差があります。
体質的に合わない方は継続が難しいので、無理をして摂取しないように注意が必要です。
血糖値を上げない甘酒の飲み方は?おすすめできる甘酒の飲み方を紹介!
せっかくなら、甘酒の効果を最大限に引き出したいと思いませんか?
ここからは、甘酒のおすすめの飲み方をご紹介していきます。
甘酒は飲むタイミングによって得られる効果が変わる!
代謝を上げたい方は、朝に甘酒を飲むのがおすすめです。
甘酒を朝から飲むと、甘酒に含まれるブドウ糖の働きによって体温や代謝が上がり、脳がスッキリ目覚めます。
また、朝に代謝をあげると1日中代謝を高く保つことができます。
血糖値の急上昇が心配な方は朝食後に飲むことで、血糖値の急上昇を防ぐことができおすすめです。
脳は糖分不足により、集中力が低下するため、仕事や勉強のパフォーマンスを上げたい方には、お昼に飲むのがおすすめです。
寝つきが悪い方は、夜寝る前に甘酒を飲んでみましょう。安眠効果やストレス緩和の効果が期待できます。
甘酒は目的に合わせて飲むタイミングを調節し、体調をコントロールしましょう。
甘酒を温めるなら人肌程度にする
甘酒を熱してしまうと甘酒に含まれる酵素が死んでしまい、せっかくの甘酒パワーが十分に発揮されません。
そのため、甘酒を温める際は60℃以下に抑えることをおすすめします。
甘酒の作り方は?甘酒のおすすめ商品と合わせて紹介!
市販の甘酒
『国菊 あまざけ』は、米麹と米のみを糖化させたストレートタイプの飲料で、防腐剤・糖類は一切使用されていません。
引⽤:株式会社篠崎
あまざけは日本のヨーグルトとも言われ、麹菌には腸内環境を整え、免疫力を高める働きがあると言われています。
HP:株式会社篠崎
自分で作る甘酒
米麹からつくる甘酒はアルコール分が含まれておらず、市販のアルコール風味が苦手な方やお子様でも楽しめるのが魅力です。
- 材料
- もち米 1カップ
- 乾燥米麹 300g
- 水 7カップ
- 追加の水 2カップ
- 作り方
1. もち米を研ぐ。
2. もち米に水7カップを加え、5時間前後つけおく。
3. もち米と水を鍋に移し、中火にかける。
4. ぐつぐつしてきたら弱火にして20分炊き上げる。
5. おかゆが炊きあがるので、60度くらいになるまで冷ます。
6. 米麹をほぐしておかゆに入れる。
7. 追加の水2カップを加えて再び60度くらいに温める。
8. 保温しながら4時間〜10時間おいてできあがり。- 引用:麹屋 もとみや
「おうちで簡単に作れる甘酒の作り方|米麹版と酒粕版」のレシピはこちら!
甘酒を使ったレシピ
甘酒をアレンジして、ヘルシーなレシピを作ることもできます。ここでは、甘酒アイスの作り方をご紹介します。
甘酒アイスの作り方
(1)麹甘酒を保存容器などにいれて冷凍庫に1時間以上入れ凍らせる。
(2)凍ったものを取り出して、バニラビーンズの粒またはバニラエクストラクトを数滴入れてよく撹拌し、もう一度冷凍庫に入れて凍らせる。
引用:Vegewel
「ノンオイル・ノンシュガー!いちばん簡単にできる自家製甘酒&甘酒アイス 」のレシピはこちら!
甘酒のデメリットを正しく知って甘酒を生活に取り入れてみよう
本記事では、甘酒の効果や飲み方についてご紹介しました。
甘酒は糖質が多いため、脂肪が蓄積しやすい夜よりも朝や昼に飲むのがおすすめです。
血糖値が高めな方や妊婦さんは飲み過ぎに注意する必要があります。そのため、毎日飲む場合はコップ一杯程度にとどめましょう。
美容や健康に嬉しい効果がたくさん期待できる甘酒ですが、飲み方には十分注意しましょう。
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