【閉店】地元のベジ・ノンベジから絶大な支持を得るオリジナルベジフード。6889cafe(ロクハチハチキュウカフェ)【南町田】≪前編≫

更新日:2019/02/01 公開日:2017/09/13

6889cafeは2018/7/31で閉店しました。

今年7月7日でオープンから丸8年を迎えたオリジナルベジレストラン「6889cafe(ロクハチハチキュウカフェ)」。

現在再開発真っ最中の南町田から徒歩5分ほどのところにあるこちらのレストランでは、オーナーの友井步美(ともいあゆみ)さんが作るオリジナルのビーガンフード「オリジナルベジフード」が、ベジ・ノンベジ関係なく人気を集めています。

今回は、友井さんに、お店のコンセプトやご自身がビーガンになられた経緯、ビーガン料理を作るために大切なことなど、様々なお話を伺いました。

前編、中編、後編にわたってお送りする今回のインタビュー。前編は、お店の雰囲気と、おすすめメニューについて紹介していきます!

6889cafeの場所や詳細な情報はこちら

注目エリア南町田駅のオリジナルベジレストラン。


田園都市線「南町田駅」。以前は「グランベリーモール」という大きなショッピングモールが人気でしたが、現在は再開発に合わせて閉館中。数年後には再開発が終わり、巨大な商業施設が完成する予定です。

「グランベリーモールの営業中は、買い物のついでに6889cafeを訪れてくれる人も多かったです。再開発が終わったら、またこの辺の賑わいを取り戻すと思いますよ!」

現在は、地元の方を中心ににぎわっている6889cafe。ペットのお散歩がてら、テラス席で一休みする人も多いんだとか(ペットはテラス席のみOK)。

駅からは住宅街の中を歩くものの、ポイントポイントで大きな看板があるのでわかりやすい!数年後、かなりの注目エリアになるのは間違いないので、是非今のうちに先取りしてみては?

「HappyCow」も注目!外国人も多く訪れる多国籍な雰囲気。


「近くに座間キャンプがあるので、軍人のビーガン、ベジタリアンもよく利用してくれますよ。」と友井さん。確かに、取材にお伺いした時も、外国人のお客さんが半分くらい。


店内はオーナーが好きなものが沢山詰まっているような、見ていて楽しくなる空間。席と席は程よく離れているので、居心地もバツグンです。

「以前、『HappyCow』の代表の方が夫婦で来てくれたことがあります。その時はそうだと全く分からなかったのですが、2日連続で来店いただき、帰りに『あなたのお店はファイブスター!』と言って、5つ星のステッカーを置いていったんです。

後から外国人スタッフに見てもらって、世界的に有名な飲食店検索サイトだということを知りました。その効果で外国人のお客様も増えたんですよ!」

「HappyCow」は世界的に有名な、ベジタリアン・ビーガン向けの飲食店検索サイト。日本を訪れる外国人観光客達は、HappyCowでベジタリアン・ビーガンのお店を探して食べ歩くことも多く、ここで掲載されることは外国人の集客に大きく繋がります。

6889cafeは、多くのベジタリアン・ビーガンレストランを食べ歩いているHappyCowの代表も認めたビーガンレストランだったんですね!

陰陽を彷彿とさせるマーク。6889の意味って?


取材に伺う際、一番最初に質問しようと思ったのが、「6889cafe」という名前の由来。6889って、何か深い意味があるのでは?

「いえ。実はこのカフェがある場所の以前の住所が『鶴間688-9』だったんです(笑)。特に意味があるわけじゃないんです。ただ、6889って、逆さにしても同じ6889。陰陽っぽい面白いロゴがつくれるな、と思いました。それに数字を店名にすると、検索でも目立つし、すぐにヒットするかなと。」

なるほど、確かにひっくり返しても同じ6889!ロゴデザインもとてもかわいいですね。陰陽のマークもうまく組み込まれています。


店内では、6889のロゴを使ったグッズも販売中です!

ノンベジからも人気の「オリジナルベジフード」。メニューはこちら!


ロゴには陰陽を組み込んでいるものの、6889cafeのメニューは厳格なマクロビオティック対応というわけではありません。そこには友井さんの想いが。

「マクロビオティックも学びましたが、完全マクロビとは謳っていません。あまりにマクロビ、ビーガンというのを強調すると、逆に間口を狭めてしまうのではないかと思って。

ビーガン仕様、バランスの良い食材で、いかにノンベジのひとにも美味しく食べてもらえるか。それで、お店のメニューは『オリジナルベジフード』という呼び方をしています。」

一番人気のメニューは、日替わりのデリ5種類と玄米ごはんの「カフェセレクト(税込1,280円)」。

「女性は少しずつ色んなものがあると嬉しいですよね。6889cafeは女性のお客様がとても多いので、カフェセレクトは皆さんにとても喜ばれています。※写真の盛り付けと提供時の盛り付けは、若干異なります。

プレートは他に、「大豆肉のから揚げ(税込1,280円)」、「ベジタコライス(税込1,280円)」も。


6889では、カレーも人気!「6889オリジナルカレー(税込1,280円)」は、ライスをチャパティにも変更可能。トッピングも「車麩フライ」や「大豆肉フィレカツ」など気になるものが沢山。※写真の盛り付けと提供時の盛り付けは、若干異なります。


チャパティは、南アジアで普及している無発酵のパンのこと。6889cafeでは、チャパティを使った「チャパティロール」も様々な種類を揃えています。※写真の盛り付けと提供時の盛り付けは、若干異なります。


ちなみに、取材時にスタッフがいただいたのはハーブティー。ハーブティーの名前はそれぞれ「美肌」「ストレス」「健康」「冷え」と、こちらも女性が気になるものばかり!

写真は「美肌」アンチエイジングブレンド。当日はとても暑く、酸味のあるお茶が身体に染み渡りました…。暑くても、温かいお茶で、ほっと一息ついてみてください!

ドリンクは、他にコーヒー、紅茶、ジュース、ソイドリンク、アルコールと種類豊富です。


入店時に出てくるおしぼりもうれしいメッセージ!通いたくなる要素満載の6889cafeです。

≪中編≫へ続く…
次回は、6889cafeをオープンするに至った経緯と、カフェのメニュー考案について。お楽しみに!

Vegewel特典

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※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

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AYA OKUDA

AYA OKUDA

フードコーディネーター
食育インストラクター
食空間コーディネーター
フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。
得意分野は、日本の伝統行事食、食の日本史・世界史、テーブルコーディネート。
好きな分野は、カレー、ビール。