グルテンフリー専門カフェで絶品焼きたてパンを。Where is a dog?【早稲田】

昨年10月にオープンした、オールグルテンフリーなカフェ、「Where is a dog?」

グルテンフリーの焼きたて食パンが買えるとあって、早くも話題沸騰中。

ヴィーガンメニューも取り揃え、ボリュームもコスパも◎なお店です。

店名から、ワンちゃんがいっぱいのお店かと思いきや、お店の中はネコちゃんのアートでいっぱい!グルテンフリー食品も取り揃え、いろんな魅力が溢れるお店にお伺いしてきました。

Where is a dog?の場所や詳細な情報はこちら

駅近にできた、アートなグルテンフリーカフェ。


東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩3分と、アクセス抜群な立地に半年前にオープンした「Where is a dog?」。

隣は早稲田自然食品センターで、自然派志向の方には嬉しいお店の並びとなりました。


古民家を改装した梁が見える天井は、解放的でモダンな雰囲気を演出しています。


名前からドックフードのお店ですか?なんて聞かれることもあるそうですが、店内には猫にまつわるアート作品がいっぱい。

お店の前の坂が、夏目漱石に由来された「夏目坂」であり、オーナーの宮田信明(みやたのぶあき)さん(写真)が猫を飼っていたこと、猫のようにみんなに愛されるように、などなど名前の由来はたくさんあります。

それらを総じて、ただの自然食品屋さんではなく、いろんな方に来ていただきたいという思いが込められているのです。

グルテンフリーパンを買うならここ!


毎朝11時に並ぶ、オリジナル焼きたてグルテンフリーパン「GLUTEN FREE RICE BREAD PREMIUM(一斤1,280円、ハーフ680円、冷凍保存用1,180円。共に税抜)」。

早く行かないと売り切れてしまいます!冷凍すれば1ヶ月持つそう。


持つだけでも従来のグルテンフリーパンと違い、かなり軽く小麦のパンに近いのがわかります。

食べてみると、おおっ!フワフワで、噛むほどに粉の甘みを感じます。

新潟の米粉・ソルガム粉・グリーンバナナ粉・ココナッツオイルなどを使っているのだとか。


オリジナル食パン以外にも、ベーグルやキューブパン、フォカッチャなどが冷凍で販売されています。特にベーグルのムチっと感はたまりません!全てイートインが可能。食べてみて気に入ったらすぐ買えるのは嬉しいですね。

冷凍のラインナップには、グルテンフリーピザやヴィーガンブラウニーなどもあり、1ヶ月分の食材をまとめて買う方もいらっしゃるのだとか。

パンだけじゃない!コスパよし、ボリューム有りなカフェメニューは満足度100%。


「グルテンフリーやヴィーガンの人もそうじゃない人も、同じものを食べて美味しいと言えるようなお店になっていきたいなと思います。」と、おっしゃる宮田さん。

Where is a dog?には食の制限に関係なくみんなが楽しめる、ヴィーガン対応可能なメニューが豊富にあります。

「季節の彩り野菜のライスボウル(ヴィーガン対応、1,200円税抜)」はとっても具沢山!

レーズン・きのこ・レッドキヌアなど、食感も豊かで、グルテンフリー醤油・有機みりん・有機砂糖で味付けしたソイミートがアクセントに。

店内で販売しているクリーム醤油がうまく全体の味をまとめています。

ランチ時はこちらにスープとスイーツがついてくるのでおトク!


夜のサイドメニューも充実。「ひよこ豆スペシャルセット(1,380円税抜)」。

フェッテ(ひよこ豆のペーストのフライ)・ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)・フムス(ひよこ豆のペースト)に、グルテンフリーパンが添えられています。

Vegewelのオススメ、フェッテは甘みがありふわっとして、外側はさっくり。世の中にあるフライドポテトの代わりに、フライの主役になってほしいと切に願います!


スイーツはお値段もお手頃で、かなりのボリューム!

グルテンフリー・ヴィーガンスイーツで珍しい、「Waffle ワッフル(880円税抜)」を頂きました。豆乳にレモンを加え爽やかに仕上げたクリームと、素材の味を感じるワッフルがとても合います。

今、健康への効果が再注目されているターメリックを隠し味に加えているのだとか。

Where is a dog?のもう一つの顔、こだわりの自然食品をご自宅で。


店内に入って驚いたのが、グルテンフリー食品の豊富な品揃え!他では見かけないオーガニック食品・オリジナルカフェインレスコーヒーなどがあり、お食事を待ちながらショッピングを楽しめます。

携帯用の醤油などの調味料から、ソルガム粉・バナナ粉などお菓子にも使えそうな食材まで、見ていて飽きません。


ヴィーガンバターはウユニ塩湖の塩・バルサミコ酢・ココナッツオイルなどを使用しています。

お料理で大活躍、有機生胡椒の塩漬けや佃煮は一度ぜひ試してほしい一品。


オーストラリアのブッシュフード、OUTBACK CHEFのハーブティ。

無農薬・オーガニックという基準を越えて、「自生している」ハーブを集めて作った貴重なお茶です。

自然に生えているものだけを集めるとなると、かなり収穫が難しそうですよね。以前はアボリジニが自生域を把握して取っていたのだとか。

気候によっては収穫できない年もあり、とても貴重なものをさらに厳選して輸入しているそうです。

レモンマートルは消炎剤や抗菌剤としても使われていて、のどの調子が悪い時にもおススメ。さっぱりした味わいです。


肩凝りや慢性的な疲れがあったオーナーの宮田さん。漢方をやっても良くならない日々が続いていました。

まず、ご自身でグルテンフリー生活を1ヶ月試してみたところ、体が軽くなったのを実感したそうです。

ところが美味しくて安全なグルテンフリー食品を探すのに一苦労。それでは、と自身の経営する会社で取り扱うことになりました。

商品を扱う中で、”直接みたり、食べたりしてもらえる場所がないと商品の良さは伝わらない。”

そう思ったことと、輸入業をする中で、海外旅行者が日本での食事にとても困っていることを感じたことが、お店のオープンにつながりました。

海外旅行者がここに来るまでによっぽど我慢していたのか、沢山オーダーする様子を見たり、遠方からいらっしゃるお客様とお話することで、食のバリアフリーのお店の必要性を実感しているそうです。

家の近くにあったらいいなーと、思った読者の方に朗報です。Where is a dog?待望のオンラインショップがオープンしました。生活の中にグルテンフリーを取り入れてみませんか?

【オンラインショップ】
https://online.whereisadog.net/

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

Where is a dog?の場所や詳細な情報はこちら

Vegewelでレストラン検索


Vegewelは、ベジタリアン・オーガニック・グルテンフリーなど、あなたの食のライフスタイルに合わせてレストランを検索できるWebサイトです。

食の制限に関係なく、みんなで楽しく食事を囲める環境を日本に創るために、サービスを運営しています。

日本語と英語に対応、ヘルシーなレストランが1000店以上掲載されていますので、ぜひご利用ください!

岩田 絵弥曄 / Emika Iwata

岩田 絵弥曄 / Emika Iwata

ヴィーガンフードアナリスト®︎
ベジタリアン・ビーガン・グルテンフリーなどヘルシーな食のフードライターとして活動。 保育士経験から子供たちの未来を守るため、オーガニックや自然栽培など食の安全にも取り組む。インバウンド対策やアレルギー・環境問題から、ヴィーガンに関するセミナー等も開催。自身も10年以上のヴィーガン。 メディア出演:The Japan Times、日テレ「人生が変わる1分間の深イイ話」、チバテレビ「ジャルっと爆ハリ」等。