カラフルさに萌える!無添加にこだわる「VEGAN GYOZA」【東京・鶯谷】
餃子といえば中国料理の点心のひとつ。日本でも人気の高いメニューのひとつで、日本の餃子は外国人にも大人気です。
そんな餃子をヴィーガンで、野菜の色を生かしてレインボーカラーで作るVEGAN GYOZA。
“映え”のために単に色を変えているのではなく、1つ1つ具材も味も異なります。
皮から手作りする動物性不使用・無添加・無化学調味料の餃子は、もちもちの皮にたっぷりの具材が詰まっていて、食べ応えも十分。
人にプレゼントしても喜ばれるので、筆者は手土産やギフトにも利用しています。
今回は、カラフルなヴィーガン餃子をご紹介します。
自分たちが食べたいから作った
台東区根岸。JR鶯谷駅から4分ほどの住宅地の中にあるのが「VEGAN GYOZA」です。
オーナーの近藤優衣(こんどうゆい)さんが、ご主人とともにコロナ真っ只中の2021年5月16日にオープンしたカフェです。
16年前にヴィーガンになった優衣さんと、31年前の子供のころからヴィーガンのご主人。自分たちが食べられるおいしい餃子を作りたいと2020年に奮起し、研究して作り上げたそう。
そして大豆ミート、野菜、オリーブオイル、海塩をベースに出来上がった自信作の餃子を、同じように普通の餃子を食べられない人たちや、そうでない人にも食べてほしいとカフェをオープンしました。
野菜の味を楽しめるこだわり餃子
オーナーの近藤優衣さんにお話を伺いました。
-餃子のこだわりを教えてください。
タレなしでおいしく食べられる餃子は、蒸し餃子・焼き餃子・水餃子・スープ餃子など、お好きに楽しんでいただけます。
動物性原料・化学調味料・食品添加物・保存料・色素・アルコール不使用で、1つずつ手作りしています。
11種のうち7種が五葷(ごくん)抜きのオリエンタルヴィーガン対応です。
野菜は完全オーガニックではありませんが、100%国産にこだわり、丁寧に洗っています。
餃子の具に使っているヴィーガンのキムチも人気です。それだけを目当てに買いにくる人もいて、すぐに売り切れてしまうんです。
–通信販売はいつから始められましたか?
2021年の8月からスタートし、コロナ禍もあり順調に伸びていて今はイートインより通販の方が好調です。
Uberは味や食感が落ちてしまうのでやっていません。
–カフェに来るお客様はどのような方が多いですか?
外国人の方が9割で、遠方からうちのヴィーガン餃子を食べにきてくださいます。テレビ番組や雑誌などで紹介されてからは、日本人のお客様も増えてきました。
–今後のビジョンを教えてください。
まずは、今ある餃子を丁寧においしく作りお客様に提供しながら、新しい味のバリエーション、新商品も増やしていけたらと思います。
日本人のお客様にもっと気軽に足を運んで食べてみてほしいです。
餃子のラインナップをご紹介
(☆は五葷抜き)
☆黄色シイタケ餃子
原材料:大豆ミート、シイタケ、黒キクラゲ、白菜、人参、春雨、オリーブオイル、ごま油、海塩、小麦粉
※皮に練りこんでいるのは人参
☆ピンクシイタケ餃子
原材料:大豆ミート、シイタケ、黒キクラゲ、白菜、人参、オリーブオイル、ごま油、海塩、小麦粉
※皮はドラゴンフルーツ
☆セロリ餃子
原材料:大豆ミート、セロリ、春雨、オリーブオイル、ごま油、海塩、小麦粉
※皮はほうれん草
☆ピーマン餃子
原材料:大豆ミート、ピーマン、春雨、オリーブオイル、ごま油、海塩、小麦粉
※皮は抹茶
● ニラ冷凍餃子
原材料:大豆ミート、ニラ、春雨、オリーブオイル、ナチュラルスパイス、ごま油、海塩、小麦粉
※皮は小麦そのものの白色
● ネギ味噌餃子
原材料:大豆ミート、ネギ、味噌、自家製ラー油、オリーブオイル、海塩、小麦粉
※皮は竹炭
☆生姜味噌餃子
原材料:大豆ミート、生姜、味噌、オリーブオイル、海塩、小麦粉
※皮は紫芋
☆ コリアンダー 餃子
原材料:大豆ミート、コリアンダー、オリーブオイル、海塩、小麦粉
※皮はターメリック
●キムチ 冷凍生餃子
原材料:大豆ミート、自家製ヴィーガンキムチ、オリーブオイル、海塩、レッドキャベツ、小麦粉
※皮は紫キャベツ
☆ナス味噌餃子
原材料:大豆ミート、ナス、味噌、オリーブオイル、自家製ラー油、海塩、ごま油、レッドパプリカ、小麦粉
※皮はパプリカ
●ニンニク味噌餃子
原材料:大豆ミート、ニンニク、味噌、オリーブオイル、海塩、ごま油、小麦粉
※皮は玉ねぎの皮
ヘルシーなヴィーガン餃子、食べてみたくなったのではないでしょうか?
商品を注文すると、味のわかるリーフレットが添えられて来ます。
これを見ながら食べるのも、食べてみてから「これなんだろう?」と話をしながらパートナーや仲間と楽しむのも盛り上がると思います。
店内も広々、テラス席も広く、わんちゃん連れもOK!大通りから路地に入ったところなので静かにゆったりと餃子を楽しめます。
台東区根岸エリアは江戸の頃から閑静な屋敷町で、明治時代には正岡子規など文豪たちが多く暮らしていたり、落語家の林家三平氏一族由来の地でもあります。
最近では新しいカフェもでき、新旧が共存する下町のアツいエリアです。週末カフェ巡りや散策に歩いてみたら、新たな発見があるかもしれませんよ。
各種ドリンクや、ココナッツグレンのヴィーガンアイスもあり、餃子だけでなくゆっくりカフェ利用もできます。
根岸・入谷エリア散策あとの〆のVEGAN GYOZAとクラフトビールもいいかも!
※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。
店舗情報
「VEGAN GYOZA」
住所:東京都台東区根岸3丁目11-17
営業時間:10:00~21:00
定休日:月・火
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