ゆるベジからビーガンまで!タイ・カンボジアでベジスポットめぐり
タイ・カンボジアと言えば、シーフード料理、魚由来の調味料などのイメージが大きいですが、マンゴーなどの南国果物や野菜も美味しく、ベジタリアン・ビーガンでも楽しめるメニューが沢山あるんです。
タイ・バンコクとカンボジア・シェムリアップは飛行機で1時間と近いので、セットで旅行に行く人も多いですよね。
今回は定番の観光地、タイのバンコク・プーケット、カンボジアのシェムリアップで庶民に親しまれている定番から新しいベジスポットまで、ライターの食べ歩きレポートをお届けします。
目次/Contents
タイといえばやっぱり道端の屋台料理!
まずタイといえば、果物・ジュースと屋台料理。
屋台の人が新鮮な果物をカットして売ってくれます。場所によりますが、だいたい20バーツから50バーツ(1バーツ=3.4円)です。
シェイクも1杯1杯その場で作ってくれます。シロップが入っていることがあるので不要な方は「ノーシロップ」と言いましょう。
屋台にはバラエティー豊かな食べ物があるので、毎日飽きません。写真で紹介したような、ビーガンの方が食べられるものもたくさんありますよ。
ココナッツミルクでタロ芋・豆・カボチャ・バナナなどを煮た、温かいぜんざいのようなデザート(写真左上)もあります。かなり甘く、砂糖がけっこう多いものも。
パンダンリーフの緑が鮮やかな葛餅のような食感のお菓子(写真右上)はお気に入りでした。ココナッツをかけて食べます。
中にココナッツシュガーが入った餅(写真左下)も日本人が好きな味でした。焼きバナナ(写真右下)や蒸したお菓子もたくさん売られています。
バンコクに来たらこの2か所は外せない。カオサン通り・チャトゥチャックウィークエンドマーケット
市内の夜の屋台通り、「カオサン通り」ではパッタイを注文しました。「ノーミート・フィッシュ・エッグ。オンリーベジタブル」といって作ってもらいました(たぶんナンプラーなどは入ってるでしょう)。
春巻きはベジメニューがあります。油物が体に合わない方は焼き物を選ぶと良いでしょう。
ドリアンも例のごとく試しました。ただ匂うより、食べた方が臭くないんですね。おいしかったです。
バンコク最大のマーケット「チャトゥチャックウィークエンドマーケット」にも様々な屋台が並びます。
ココナッツの器にココナッツミルクで作ったアイスクリームを入れ、好きなトッピングができるアイススタンドがありました。ミルクなしなのでビーガンさんにもお勧め。
フルーツのシェイクは種類が多いので、毎日いろいろな味を試しました。一番のお気に入りはやっぱりマンゴーです。
全部ベジタリアン!ベジの味方、ベジタリアンフードコート
ウィークエンドマーケットのすぐ近くに、ベジタリアンフードコートがあります。まず、食券を使って料理を購入します。一人100バーツくらいでお腹一杯になりそうです。
まんじゅう・タロ芋餡・バナナのチマキなどの甘いものや、ピリカラカレー味の揚げ餃子のようなもの。炊き込みご飯のようなものもありました。写真の炊き込みご飯はミントソースをかけて食べます。
焼きそばもおいしかったです。
隣には食材や日用品が買える場所が。大豆ミートもいろいろなものが置いてありました。
モダンなベジタリアンレストランが増えるバンコク・古くからベジタリアンフェスも行われるプーケットのベジ対応店
お寺近くの穴場のモダンカフェ「Horse house Cafe (ホースハウスカフェ)」
バンコクにある寺院「ワット・アルン」の近くに「Horse House Cafe (ホースハウスカフェ)」というモダンなカフェが。ベジタリアンメニューありとのことで入りました。
ベジタリアンメニューは、サラダや野菜炒めがありました。注文したのはベジタブルフライドライス。いわゆるチャーハンです。旅行中一番食べたのではないかと思います。
フライドライスはだいたいどこのお店にもあるので、ベジの人が普通の店に入ると、このメニューを食べることが多くなるかもしれませんね。
【店舗情報】
https://www.facebook.com/ร้าน-Horse-House-Cafe-482947425243670/
全てビーガンでタイ料理を堪能「may Veggie Home 」
バンコクの交通機関「BTS」の駅で、ショッピングモールが並ぶモダンな繁華街「アソーク」にはおしゃれなビーガンレストラン「may Veggie Home (メイ ベジホーム)」があります。
ベジタリアンフィッシュやミートを使った料理がたくさんあり、タイ料理をあきらめていた人も安心して楽しめますね。
パイナップルの器の中にご飯・野菜・パイナップル・ナッツなどを入れた「パイナップルライス」や、「ベジフィッシュカツ」、「アボカドサラダ」など、どれもとてもおいしかったです。
ボリュームがあるのでグループでシェアしたほうがいいと思います。
ビーガンケーキ・マフィン・アイスクリームなどもあります。
このエリアにはベジタリアン・ビーガンレストランが何店か集まっているので、困ったらこちらに行ってみてください。
【店舗情報】
http://www.mayveggiehome.com/
人気のビーチで海を見ながら食べる料理は最高!
続いてはプーケットです。やはり屋台では、シェーク・フルーツ・揚げバナナ・餅などが買えます。バンコクの道端よりは少し高めの値段かもしれません。
プーケットでは中華系の人々が身を清めるために9日間の菜食を行い、地元の中国寺院で様々な儀式を行なう「ギンジェー」というベジタリアンフェスティバルがあるそうです。
奇祭と言われているので、いわゆるグルメな「ベジタリアンフェスティバル」ではないようですが、菜食も市民権を得ています。
人気のカロンビーチのレストランでは、パッタイのベジタブルオンリーを注文しました。ケチャップのような味でした。
フルーツもたくさんあります。ココナッツから直接飲むココナッツウォーターは南国リゾート気分でした。
開放感のある落ち着いたビーガン・ベジタリアンレストラン「Yo green(ヨ グリーン)」
観光客に人気のパトンビーチの夜の飲み屋街、バングラー通りを少し入ったところに、ビーガン・ベジタリアン対応レストラン「Yo green(ヨ グリーン)」があります。この日のお客さんは外国人ばかりでした。
普通のメニュー、対応メニューどちらもあるのがいいですね。メニューにきちんと表示がされています。
【店舗情報】
https://www.facebook.com/YoGreenRestaurant
Wifi完備でベジタリアンバーガーがあるおしゃれカフェ「MARK café(マークカフェ)」
オールドマーケット周辺にも対応レストランがいくつかありました。
ベジタリアンハンバーガーがあるというカフェ、「MARK café(マークカフェ)」に入りました。
ベジタリアンバーガーとは卵のバーガーのこと。ここでもやはりライターが注文したのは、ベジタブルフライドライス。卵が入っているので、ビーガンさんは卵なしで注文しましょう。
【店舗情報】
https://www.facebook.com/mark.cafe.phuket/
豆乳が人気!スーパー・コンビニには様々なミルクが
タイのスーパーにも行ってみました。豆乳が人気なようで、置かれている広さが牛乳と同じくらいでした。
タイにも「セブンイレブン」や「ファミリーマート」があるのですが、コンビニにもたくさんの種類の植物性ミルクがあり、いろいろ試せます。
日本でも買える「137degree」のナッツミルクシリーズも、コンビニで買うことができます。「HOMESOY」はショウガが入った缶の豆乳。ショウガの風味がさわやかでした。
近代化していく観光地のベジスポット【カンボジア・シェムリアップ】
カンボジアは観光客が多いだけあって、ベジタリアン・ビーガンレストランもいくつかあります。
カンボジアの通貨はアメリカドルとリエルがあります。(1ドル=約4000リエル)1ドル以下のものはリエルで買ったり、お釣りをもらいます。
オシャレなビーガンカフェでモーニングはいかが?「VIBE cafe(バイブ カフェ)」
朝早くから開いているところではビーガンカフェ「VIBE cafe(バイブ カフェ)」。クレンズジュースやフルーツたっぷりミューズリーなど、東京にもありそうなモダンでおしゃれなカフェです。
【店舗情報】
http://www.vibecafeasia.com/
南国気分を盛り上げるビーガン、ベジタリアンカフェ「Green Go Garden(グリーン ゴー ガーデン)」
ブランチをするならビーガン、ベジタリアンカフェ「Green Go Garden(グリーン ゴー ガーデン)」がおすすめ。外国人オーナーのレストランのようです。ピザ・パスタ・タコス・ファラフェルなどの各国料理があります。
白菜が入っているタコス。ボリュームがあります。
豆腐と野菜のラビオリのビーガンクリーム。バジルソースはコクがあっておいしかったです。
スムージーもとてもフレッシュでおいしかったです。ストローは竹製で、エコですね。
【店舗情報】
https://www.facebook.com/greengosiemreap/
屋台で買えるものは、ほぼタイと同じです。もっちりしたねぎ焼きのようなパンケーキ、ポテトのパンケーキもありました。
アンコールワットの遺跡群はチケットがないと入れません。やはり観光地とあって、食べ物の値段は倍くらい。
アンコールトムの食堂では野菜炒めとご飯を注文しました。こちらも「ベジタブルオンリー」と言って注文しましたが、調味料についてはもしかしたら動物性のものが使われているかもしれません。
オールドマーケットでは果物・デザートを購入。完熟のマンゴーは、なかなかカットして売ってないんです。ホテルで切ってもらったり、ナイフを借りたりしましょう。マンゴーはなんと1kgで1ドル程度!
最後に、やはり現地の言葉がわからないと、お店や屋台では使われている食材・調味料がはっきりわからないので心配かもしれません。
現地の言葉の翻訳を持っていったり、ビーガン・ベジタリアンレストランと表記があるお店に行くなどして、楽しんでくださいね。
※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。
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