絶景の天空の大パノラマでととのう カフェー清涯荘(せいがいそう)/TEN KUH Lounge(岐阜県瑞浪市)

公開日:2022/07/21

昭和43年、標高500mの約六千坪の高台を切り開き、別荘としてして建てられた清涯荘(せいがいそう)。

それから半世紀の間、木々に覆われて廃墟となっていた建物を蘇らせ、2017年5月にカフェー清涯荘がスタートしました。

開放感あふれる眺望と270度のパノラマビュー、非日常空間の癒しのカフェはじわじわと話題を呼び、今では週末には行列のできる人気店となっています。

そして今年7月、絶景スペースの天空ラウンジを会員制「TEN KUH Lounge」としてリニューアルし、新たなスタートを切りました。

コロナによる行動制限や、長引くマスク生活で窮屈さや不自由さを感じている人に、雄大な自然に抱かれ心身を解き放ってほしい。

そして、心も身体も喜ぶ食事を楽しんで、いのちの糧としてほしい、そんな想いが詰まった新たなチャレンジです。

そんなカフェー清涯荘と、TEN KU Loungeの魅力をご紹介します。

愛の詰まった別天地、清涯荘

カフェのあるスペースはかつてシャッターに閉ざされたガレージだったそうです。

手つかずで樹木に覆われた朽ちた手すりや煤けた壁。

手探りで一つ一つ切り開き、道路を通して建物を手直しし、蘇生させたそうです。

今のこの美しい空間と建物からは想像できません。

瑞浪出身の建築デザイナー溝口武さんと、奥様の恵さんが脱サラと結婚を機にこの地に移住し、武さんのご両親とともに助けあい、カフェー清涯荘は生まれました。

この見晴らしと開放空間は、地元の方でも来ると感動の声を上げるそうです。

街中からは想像のできない眺望は、中央アルプス、恵那山、屏風山を望め、晴れた日には名古屋の高層ビル群まで見ることができるそう。

日の出からサンセットまで移ろう空のキャンパスは、自然界しか描くことができないダイナミックで繊細なアートを私たちにプレゼントしてくれます。

晴れた日はもちろん、曇りや雨の日の雲海の美しさも、まるで墨絵のよう。

この時代に生きる私たちに最高の癒しを与えてくれる清涯荘の噂を聞きつけ、全国から訪れる方が後を絶ちません。

敷地内にはプライベート空間でお食事やお茶が楽しめる、あずまやのようなHanare(有料)、ヘリポート、ヤギやうさぎ、自家菜園、烏骨鶏などのいるミニ動物園などもあり、散策してみるのも楽しいです。

カフェででる野菜の皮や切れ端はヤギやうさぎたちのごはんになるため無駄がありません。

魔女の宅急便のキキのように、ほうきにまたがり空を飛ぶような撮影スポットもあります。

そして今夏2022年7月4日に新しくオープンした「TEN KUH Lounge(天空ラウンジ)」
目の前に広がるのは270度の絶景大パノラマ、非日常の別世界はまるで天国。

ここに新たなスタイルのリゾート型のラグジュアリーラウンジが生まれました。

マクロビオティックの考えに沿ったサスティナブルなプラントベース料理

旬のいのちあるものを、余すことなくいただく。

清涯荘の自然の恵み、自家農場のもの。地元の生産者さんたちの愛あるお野菜たちなど自然の恩恵を生かし、オーガニックの食材や伝統調味料を使いいのちの糧となるようなごはんやスイーツを、景色のごちそうとともに提供しています。

日本の発酵食を大切に、フードロスやサスティナビリティにも配慮した、心と身体を開放するプラントベース・ウェルネスフードたち。

カフェー清涯荘もTEN KUH Loungeも共通してこの考えを踏襲しています。

カフェー清涯荘では、特製の麻炭を練りこんだバンズと自家製の無添加パテのブラックヴィーガンバーガーセット、ブッダボウルランチ、自家製豆乳チーズのトロトロ米粉ピザのセットや、事前予約のBENTO BOXを用意しています。

すべてのセットには自家製酵素でつくるいのちの甘酒がショットでついていて、食前の胃腸を整えるよう配慮されています。季節のお野菜たっぷりの副菜やスープ、ドリンクまでついています。

暑くても寒くても、やはり見晴らしを求めテラス席が人気なのだそう。

スイーツはヴィーガンの英国風キャロットケーキ、季節のタルト、米粉のカカオヴィーガンケーキなど、全てグルテンフリーです。

自家農場でお父様が育てる烏骨鶏の朝採り卵を使った烏骨鶏ブリュレと米粉シフォンケーキはラクトオボ、卵と乳製品を使っています。

そして、TEN KUH Loungeのお料理のコンセプトは、いまここにあるものを大切にした”ネオ精進料理”。

この地に代々受け継がれる郷土料理や名産を未来に繋ぐよう、”イマここ”に進化させたTEN KUH Loungeならではのオリジナルなお料理たちを、忘れられない経験とともに提供しています。

ここの”ごちそう”の8割は景色なんです(武さん)、というように、絶景眺望の中、大自然に抱かれ光や風を感じ、心身を解き放ち養うごはん。

モーニング、ランチ、そして午後のアフタヌーンティとそれぞれ楽しめるようになっています。

ここ数年のライフスタイルの変容で閉ざされてしまった五感を目覚めさせ、細胞からRebornする時空間を提供したいという想いを込めた、口だけでなく目でも楽しめるお料理たち。

メニュープロデュースはベジフードプロデューサーの千葉芽弓(筆者)が担当しています。

器には、お父様の焼かれた美濃焼の器や、清涯荘に大切にしまわれていた漆器などを使い、足元にあるものに光を当てています。

そして庭園内の 朴の木の葉、笹の葉、紅葉、山椒の葉、山帰来の葉、ハーブのお花などを使い、季節感や自然とのつながりを大切にしています。

この地区に伝わる郷土料理の朴葉寿司、赤かぶ漬け、五平餅をインスパイアした料理、自家菜園で採れる新鮮な野菜を活用しています。


~モーニング~

自家製いのちの甘酒のスムージー ~7月はキウイ
精進出汁で炊いた酵素玄米がゆ~トウノキビ
温かい豆乳のスープ 揚げ米粉パン付き
山椒薫るラタトゥイユ
秘伝のいのちの梅干し
2種の豆腐チーズと洋風白和え
焼いたお揚げの琥珀がけ
いんげんとモロッコの胡麻和え(他旬の青いもの)
赤大根漬け
菊芋味噌漬けと菊芋佃煮
柑橘人参ラペ


~ランチ~

自家製いのちの甘酒のスムージー ~7月はキウイ
彩り朴葉寿司
漆黒の和え麺
ビシソワーズ 香味野菜の香りで
グラスサラダ
自家製抹茶風味のライスミルク
おからナゲット
豆腐チーズのフリット
きゅうりと大葉の塩麹漬け

自家製甘酒アイスのグラノーラパフェ
ローチーズケーキ
酒粕チーズケーキ べにふうき風味
デーツブラウニー
ローチョコレート
柑橘ゼリーのりんご葛もちのせ
キャロットケーキ


~アフタヌーンティ~

自家製いのちの甘酒のスムージー ~7月はキウイ

(SWEETS)
ローチーズケーキ
グルテンフリーショートブレッドサンド
白玉あんこの甘酒プリン
デーツブラウニー
酒粕チーズケーキ
柑橘ゼリー
自家製甘酒グラノーラ

(SAVORY)
米粉のWたまごサンド(生みたて烏骨鶏卵とヴィーガン卵)※ヴィーガンやアレルギーの方はヴィーガン卵のみ
ミニブラックヴィーガンバーガー
五平餅風焼き酵素玄米ボール
季節のポタージュスープ 香味野菜の香りで
フレッシュサルサのグラスサラダ
おからナゲット
豆腐チーズとトマトマリネのピンチョス

※季節や食材仕入れなどで内容は少しずつ変わります。

無添加、手作りのお料理たちは心身を培ってくれることでしょう。

ここに訪れる方たちの思い出に刻まれる時を

清涯荘とTEN KUH Loungeはオーナーファミリーの得意なこと、できることで協力し合い、リスペクトし合い、常によりよいものをと築き上げてきた様子が手に取るようにわかりました。

お客様が安心・安全に過ごせるよう、床が滑らないか、快適に時間を過ごせるか、床は丁寧にやすりで磨き、屋根の上には日差よけのカバーをつけ、細やかな配慮で自分たちで作業する様子を見させていただきました。

ウッドデッキに使われた木材は、今ではほとんど商売をしていない材木屋さんには、古くて売れなくなった材木を安く売ってもらい、廃棄する予定のものは引き取り活用したそうです。あるものを光り輝かせるというコンセプトを踏襲しています。

「TEN KUH Loungeは”サスティナブルとラグジュアリー”をテーマにしています。相反するように聞こえますが、これからの時代大切なもの、人を守りながら、非日常を存分に楽しむ。

そんなかつての日本にあったハレとケのめりはりのある考え方やライフスタイルとして、ここに来ていただく方には極上の時間を堪能してもらいたいと思っています(武さん)」

「食べて元気になってもらえる、お料理が目の前に出てきたときに”わぁ~”という感激の声や、目の輝き、そんな喜びが与えられる、幸せになるお料理やスイーツを作り、記憶に残りまた訪れたいと思ってもらえるお料理を提供したいと思っています(恵さん)」

清涯荘の隣にある別荘も受け継ぎました。今後は宿泊施設としてひとつひとつ手直しして作り上げていき、遠方からのお客様が宿泊してこのパノラマビューを堪能できるようにしたいという目標もあるそうです。

この六千坪の山が、TEN KUH Resortとしてさらなる進化を遂げていく過程を見ていくのも楽しみです!

記念日のサプライズイベントや、プロポーズ、ウェディングパーティなど、忘れられない思い出のシーンに。

はたまた、天空でのライブイベントや、ヨガや瞑想、ダンスなどで「ととのう」場所としての活用など、様々な形で楽しむことができることでしょう。

岐阜は山々に囲まれた盆地地帯も多く、夏は暑い印象ですが、ここ高台は風が通り抜けるため、夏でも心地よいリゾート気分が味わえます。

瑞浪は近隣の多治見や土岐とならび美濃焼など焼き物の聖地でもあり、陶磁器生産日本一、器やお料理好きにはたまらない場所です。

陶器店やギャラリーを巡ったり、中山道の大湫宿の古い宿場町の街並みや、恵那峡などの観光スポットも合わせて訪れてみるのもおすすめです。

清涯荘ならびにTEN KUH Loungeでは、業務拡大に伴い、お店を盛り上げ前進してくれる仲間を募集しているそうです。

お料理が好きな方、接客が好きな方、人やクリエイティブなことが好きな方は連絡してみてください。

他県からの移住を視野にいれている方へは住宅補助も可能とのことです。

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

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千葉芽弓/Miyumi Chiba

千葉芽弓/Miyumi Chiba

千葉芽弓(Miyumi Chiba)
ベジフードプロデューサー
Vegewel プロデューサー
Tokyo Smile Veggies 主宰

日本に根付いた伝統食を生かしたベジ・ヴィーガン食から健康や環境保護などの社会問題の解決や、ダイバーシティとしての真のおもてなしを目指し、メニューコンサルタント・製品開発・食育を行う。