地元の方の憩いの場として愛されるビーガン料理店。Pegul Cafe(ペグルカフェ)【横浜市・青葉台】
東急田園都市線の青葉台駅からバスで5分ほどのところに、ビーガンカフェ「Pegul Cafe(ぺグルカフェ)」があります。
Pegul Cafeの入り口は、緑豊か。ぶどうの木がお出迎えしてくれます。
こちらのお店は、先日開催された「Vege&Fork Market」のイベントレポでもご紹介させていただきました。
ビーガン料理を楽しめるだけでなく、整体施術やヨモギ蒸しも行なっています。
今回は、Pegul Cafeのおすすめメニューや想いについて、オーナーの佐々木さんにお話をお伺いしました。
目次/Contents
トレードマークはペンギンPegulくん
Pegul Cafeの「Pegul」は、ペンギンのキャラクターの名前。
オーナーである佐々木さんのお兄さんがデザインしたそうです。
店内には、Pegulくんがチラホラと垣間見られます。
色んなところに出没しているので、訪れた際は、Pegulくん探しもしてみてください。
店内と店外では、様々なアンティーク雑貨や、食品なども販売しています。
お料理を待っている間に、掘り出し物などを見つけられるかもしれませんよ。
一番のおすすめは週替わりプレート
週替わりプレート(税込1,000円)
一番のおすすめメニューは、こちらの週替わりプレート。
私が取材したときの週替わりプレートは、「ビビンバ風プレート」でした。
手前から、塩ゆでのひよこ豆、人参とクミンのオリーブオイル炒め、エノキとかぶの葉のゴマ油炒め、しめじと玉ねぎ炒め、ゴボウ・春菊・ラディッシュ炒め、キャベツと玉ねぎのマリネ。
ボリュームたっぷりで見えなくなってしまっていますが、このお野菜たちの下には、4−5日間発酵させた長岡式酵素玄米が入っています。
奥にあるお野菜は、人参・新玉ねぎ・ズッキーニ・カブ・ジャガイモのグリル。
そのお隣は、人参・カブ・ラディッシュの葉を細かく切って、油で炒めたものを出汁にしたお味噌汁。
お野菜をふんだんに食べられる、ボリューム満点の逸品です。
ちょうど召し上がっていたお客様も「こんなに美味しい味は自分では出せない。」と絶賛されていました。
この週替わりプレートのこだわりは、3つ。
1つは、お米。
お米は、自然栽培天日干し玄米で炊く、長岡式酵素玄米を使用しています。長岡式酵素玄米は、消化に良く、食べた後に体の調子が良くなると、お客様にも喜ばれているとのこと。
佐々木さん自身も、 筋肉が付きづらく痩せ型の体質だったのが、太れて筋肉がつくようになったそうです。
2つ目は、お野菜。
自然栽培を中心とした野菜を定期宅配する「青果ミコト屋」厳選の野菜を中心に使用しています。やはり良い野菜は、美味しいだけでなく、断面がキレイで、長生きし、扱いやすいそう。
3つ目は、白砂糖・添加物不使用。
小さいお子さんをお持ちの方など、食を気にされる方には嬉しいですね。
また、ナッツ・小麦・大豆などのアレルギーがある方は、来店する前に事前にお電話でご相談いただけると、できる限り対応できるようにしているそうです。
ドリンクメニューも豊富
おすすめのドリンクは、以下の2つ。
葛入りアップルジンジャー(税込550円)
青果ミコト屋で仕入れた、吉野本葛を使用したホットドリンクです。
葛湯というと、馬鈴薯でんぷんを使用している場合がほとんどですが、Pegul Cafeでは、本葛を味わってもらいたいという想いから、本葛を使用しているそう。
胃がホッとする感じの優しいお味。小腹が空いたお客様の中にも、「お菓子を選ぶよりもカラダにヘルシーなものを取り入れたい」と、このドリンクを注文する方もいらっしゃるそうです。
これから暑い夏がやってきますが、クーラーなどで体が冷えがちな方は、カラダをじんわり温めてくれるこのホットドリンクで、体をいたわるのもいいかもしれませんね。
コーヒー(税込300円)
Farmer’s Passionから仕入れているネパールのオーガニックコーヒー。佐々木さんもネパールを訪れたことがありますが、ご縁があって日本でこのコーヒーに出会ったそう。
取材時に訪れていたお客様も、「このコーヒーは美味しい」とおすすめしてくださいました。
カラダと地球に優しい料理をご提供
「こだわりは、カラダと地球に優しい料理。自分がお客様となった時に、わざわざ外食しているのに、添加物が入った料理を食べるのは勿体無いと感じるので、カラダに優しく、自分でも食べたい料理を作っています。」と語る佐々木さん。
もともと、佐々木さんは胃腸が弱く、外食した後に背中をさする癖があったそう。
そのため、カラダに負担をかけない、カラダに優しいビーガン対応の料理を提供しようとお店を始められたそうです。
週1回、カラダのデトックスのために来ていますというお客様や、授乳中のママさん、妊婦さんなど、カラダのセルフケア目的にいらっしゃる方も多いとのことです。
そして、カラダだけでなく、地球に対しての配慮もすごいのです。
メニューの材料は、主に自然栽培の野菜を使用。皮からほぼ丸ごと使うようにしており、フードロスを極力無くそうと心がけています。
また、佐々木さんは、「野菜中心の料理なので、そこまで水も汚れません。そうすることで海を汚さないようにしたいんです」とも話します。
佐々木さんの趣味は、サーフィン。自然と向き合うことが多く、地球を大事にする気持ちが強いのでしょうね。7・8月は、湘南でサーフィンをした後に、お店を営業するそう。
とてもパワフルな佐々木さん。このパワフルさの秘訣は、やはりカラダに良い優しいお料理を食べていることにあるのかもしれません。
また、先日の野外マルシェイベント「Vege&Fork Market」に出店されていた際も、ゴミの量をできるだけ少なくするためにお弁当の容器を工夫したりと、積極的に地球のことを考えた取り組みをされていました。
Pegul Cafeは、お料理を通して、地球にもカラダにも貢献をしているお店ですね。
みんなの居場所としてのPegul Cafe
「Pegul Cafeは、みんなの居場所。ビーガン料理を食べられる場所でもありますが、地域に密着しており、家以外の居場所ともなっているんです。」と話す佐々木さん。
お一人で来るお客様同士が、同じテーブルで和気藹々と団欒しながら、ご飯を食べることも多いそう。
確かに、お店の中には大きなテーブルが1つ。個別のテーブルはありません。そのため、お客様同士の距離も近く、アットホームな感覚で、カラダに優しい美味しい料理をいただけます。
「家以外のもう一つのみんなの居場所として、これからも地域に密着したカフェを続けていきたい」と、佐々木さんは語ります。
ちょうど取材に訪れた際も、店内はとっても賑やか。お客様たちと佐々木さんでお話に花を咲かせながら、ビーガン料理を召し上がっていました。
Pegul Cafe は、まさに家以外の第二の食卓。憩いの場として愛されているお店だなと実感しました。
みんなで団欒しながら、地球とカラダに優しいビーガン料理を食べられるPegul Cafe、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。
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