素材への徹底的なこだわり。L’atelier de maison de campagne+veganique【自由が丘】 ≪中編≫

更新日:2019/02/01 公開日:2017/02/22

2016年10月7日にオープンした、自由が丘の完全ヴィーガニックなカフェレストラン「ラトリエ・ドゥ・メゾン・ドゥ・カンパーニュ+ヴィーガニック」。

前編ではメニューについて、オーナーシェフの加藤良雄さん、奥様の志乃ぶさんにお話を伺いました。中編は、食材へのこだわりや、ワインについてです。

お店の場所や詳細な情報はこちらから。

徹底的な素材へのこだわり。「コンセプトが合うところから、良いものを、少しずつ」


「ラトリエ・ドゥ・メゾン・ドゥ・カンパーニュ+ヴィーガニック」では、可能な限りオーガニックの野菜を使用しています。野菜以外の食材も、加藤オーナーが厳選した信頼できるところからの直接取引です。

野菜に関しては、主に取引しているのが、長野県の「farmはれのひ」と淡路島の「ビオアグリ」。夏場はfarmはれのひ、冬場はビオアグリから仕入れることが多いとのことです。

farmはれのひ公式サイト
ビオアグリ公式サイト

野菜を始め、仕入れ先の情報は、店内の一角に設置してあるパンフレットやカードで自由に確認することができます。

どこから来たどのような食材なのか、外食で確認するのは難しいことが多い現状で、このような透明性があるお店は貴重です。こだわりのある方も安心して食事をいただけますね。

ちなみに、加藤オーナーの食材仕入れのポリシーは、「コンセプトが合うところから、良いものを少しずつ取る」こと。いつも新鮮で美味しい野菜を食べられるのは、このポリシーがあってこそ、です。


また、グルテンフリーのメニューにも対応している(要予約)ため、醤油のチョイスにもこだわりが。

「野菜、きのこ、昆布で出汁を取り、調味料は、大豆だけの醤油。これでようやく味つけの柱ができたんです。」

一般的な醤油の原材料には、小麦が含まれることがほとんど。加藤オーナーは、グルテンフリーのお客様のために、大豆100%の醤油を苦労して探し出しました。このような細かい気配りは、これまでの経験の賜物。

「以前働いていた軽井沢のビーガン(ヴィーガン)レストランでの問い合わせから学ぶことが多く、今につながっています。」

「ラトリエ・ドゥ・メゾン・ドゥ・カンパーニュ+ヴィーガニック」は、これまでの加藤オーナーの経験の集大成、とも言えるかもしれません。


美味しい食事には、美味しいお酒。

「ラトリエ・ドゥ・メゾン・ドゥ・カンパーニュ+ヴィーガニック」でも、こだわりのある美味しいお酒が楽しめます。こちらのワインは全てビオワイン。食材同様、ワインにも加藤オーナーのこだわりが見られますね。

ちなみに、メニューにあるビオのスパークリングワインは、とても珍しいのだとか。お酒好きの方はこちらも注目です。

≪後編≫へ続く…
次回は加藤夫妻のマクロビオティックとの出会いや、お店オープンの経緯について。お楽しみに!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

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AYA OKUDA

AYA OKUDA

フードコーディネーター
食育インストラクター
食空間コーディネーター
フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。
得意分野は、日本の伝統行事食、食の日本史・世界史、テーブルコーディネート。
好きな分野は、カレー、ビール。