夏休みもおわり。素麺やひやむぎをアレンジで楽しもう! 白ごまベジタブルスープ麺

夏といえば素麺・ひやむぎ!

今年は記録的高温日も多く猛暑だったため、これらの麺の出番が多かった方も多いと思います。素麺とひやむぎの違い、ご存知ですか?

素麺は小麦粉と塩を水で練り熟成させ、油をつけながら手で延ばす(または機械で延ばす)麺で、直径1.3mm以下のものを素麺と呼びます。

一方、ひやむぎは直径1.3mm以上1.7mm以下と少し太く、包丁で切るのが一般的となっています。

原料はほぼ同じですが製法の違いで食感や味わいも異なるので、好みもそれぞれです。

そろそろ定番に飽きたら、アレンジスープで楽しんでみませんか?この時期は温かいスープでいただく素麺やひやむぎにほっとします。

夏の疲れた胃にもやさしい、簡単で美味しいベジタブルスープ麺をぜひ作ってみてくださいね。

材料(4人分)

  • 素麺やひやむぎ 4束

スープ

  • 無調整豆乳 1カップ
  • 白練りごま 大さじ3
  • ピーナッツペースト 大さじ1
  • 白すりごま 大さじ1
  • 椎茸こんぶ出汁 2カップ
  • 醤油(あれば白醤油がおすすめ) 大さじ3
  • 塩 適宜

トッピング

  • ミニトマト、大葉、すだち、みょうが、おくら、かいわれ、いりごま、ラー油などお好みで!

作り方

(1)豆乳ベジタブルスープの材料の無調整豆乳以外をすべて鍋にいれ、泡だて器でよく混ぜ合わせながら火にかける。

(2)沸騰したら無調整豆乳を入れ、沸騰寸前で火を止める(温かいままのスープがおすすめ。冷やしてもOK)

(3)2のスープを器に入れ、茹でた素麺やひやむぎをしっかり水切りして入れ、ラー油を垂らし、お好みのトッピングをのせる。

※小麦アレルギーやグルテンフリーが気になる方は、米麺や春雨で楽しんでくださいね。


麦は麦わら帽子にも使われるように身体の熱を冷まし、米は稲藁でつくるミノや草鞋、わらくつなど寒い冬、雪国の人たちを寒さから守ってきました。

そのため、夏は素麺・ひやむぎを食べ、そして麦茶を飲んで身体の中から涼を上手にとってきました。

日本各地に伝わる、職人さんたちが伝統製法で作る麺。後継者不足問題は麺作り現場でも深刻になっています。

素麺をはじめとした麺類の伝統を、次世代に繋いでいきたいですね。

2022年の夏も終わり、暑さ疲れの出る頃ですので、消化のよいものをおいしくバランスよく食べて、晩夏の余韻を楽しんでくださいね!

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千葉芽弓/Miyumi Chiba

千葉芽弓/Miyumi Chiba

千葉芽弓(Miyumi Chiba)
ベジフードプロデューサー
Vegewel プロデューサー
Tokyo Smile Veggies 主宰

日本に根付いた伝統食を生かしたベジ・ヴィーガン食から健康や環境保護などの社会問題の解決や、ダイバーシティとしての真のおもてなしを目指し、メニューコンサルタント・製品開発・食育を行う。