アマランサスは食べられる!種の食べ方から、育て方・花言葉まで

アマランサスは、低カロリーで栄養満点なため「脅威の穀物」といわれています。

ヴィーガンやベジタリアンの方からも人気が高いスーパーフードである一方、アマランサスにあまり馴染みがない方も多いのではないでしょうか。

今回は、アマランサスの種や花の特徴を解説します。

また、手軽に挑戦できる種の食べ方やアレンジレシピ、育て方についてもまとめました。

キヌアに匹敵するアマランサスの魅力を知ることで、ヘルシーな食生活の選択肢も広がるはずです。

アマランサスの基本情報とその魅力

アマランサスの花
アマランサスは、鮮やかな花を咲かせる植物です。

ここでは、アマランサスの基本的な特徴、花についての情報をまとめました。

アマランサスの特徴や品種

アマランスサスは、ヒユ科の穀物です。粒が小さく、食感はプチプチとしていて、味にクセがありません。

グルテンフリーであるため、ヘルシーな食生活を好む方からも人気が高いのが特徴です。

アマランサスは、紀元前6世紀頃から、古代アステカなどで栽培され、主食として食べられていたようです。

日本では江戸時代に、食用ではなく観賞用として広まったといわれています。

アマランサスの花の特徴と花言葉

アマランサスの花は、8〜9月に開花します。濃い紅色の花が、稲穂のように連なって咲くのが特徴です。

アマランサスの花は食べられませんが、葉は食用として重宝されています。

また、アマランサスの花言葉は「粘り強い精神」「不滅」です。

暑さが残る秋頃から咲き始め、色褪せず生き生きと咲き続ける姿が由来といわれています。

参考:GreenSnap|アマランサスの花言葉|意味や由来は?花や葉の特徴、栄養は?|

スーパーフードとして注目されるアマランサス

アマランサスとキヌア
花を咲かせるアマランサスではありますが、主に食されるのは種子の部分です。

種子は小粒ながらも栄養豊富なため、スーパーフードとして注目されています。

ここでは、アマランサスの栄養成分や、見た目が似ているキヌアとの違いをまとめました。

アマランサスに含まれる栄養

アマランサスは、タンパク質やビタミン、鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富です。

また、​​美容効果が期待できる葉酸や食物繊維も含まれています。

主な栄養素と健康効果を以下にまとめました。

・タンパク質:皮膚や髪の毛、筋肉などを構成する成分。エネルギー産生栄養素で、免疫機能にも関わる

・鉄分:不足すると貧血や疲労感、集中力の低下を起こす可能性がある

・葉酸:赤血球を増やす働きがあり、新陳代謝アップや血流促進を期待できる

・食物繊維:便通を促し、お腹の調子を整える作用がある

参考:穀類/アマランサス/玄穀

キヌアとはどう違う?

アマランサスとキヌアは、どちらもグルテンフリーの穀物です。

アマランサスは世界保健機構から「未来の食物」と、キヌアはNASAから「21世紀の主要食」と評価されています。

どちらも栄養豊富なスーパーフードといわれ、見た目も非常に似ていますが、アマランサスの方が1mmほど小粒です。

キヌアは吸収率がよく腹持ちがよいため、主食に向いています。

一方、アマランサスは、水分はあまり吸収しません。プチプチとした食感が魚卵に似ているため、料理のトッピングに最適です。

アマランサスの食べ方

お皿に入ったアマランサス
アマランサスは、サラダや和え物のトッピングに活用できます。味にクセがないため、野菜やフルーツとの相性もよいです。

ここでは、アマランスの食べ方を、茹で方・炊き方・電子レンジ調理の3つに分けて紹介します。

調理の際の注意点もまとめているので、参考にしてください。

そのままでは食べない

アマランサスの種子は、そのままでは食べられません。しっかり加熱すれば栄養満点の食材ですが、生のままでは消化不良を起こす可能性があります。

煮たり炊き込んだりするなど、必ず加熱処理して食べましょう。

茹でて食べる

アマランサスを茹でる場合は、水とアマランサスを3:1の分量にします。

水とアマランサスを鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にします。

10〜15分ほど茹でて、柔らかくなったら湯切りして完成です。

注意すべき点は、湯切りです。アマランサスの粒は非常に小さいため、目の荒いザルなどで湯切りすると、粒が流れてしまう可能性があります。

アマランサスのサイズに合った、目の細かいものを使うようにしましょう。

炊いて食べる

アマランサスを炊く場合は、水とアマランサスを1:2の割合で鍋に入れ、沸騰させます。

10分ほど加熱し、水分をとばしたら、少し蒸らして完成です。

アマランサスの色が少し半透明になるのが、炊き上がりの目安です。

アマランサスは、炊飯器でお米と一緒に炊くことも可能です。アマランサスを大さじ1程度加えて、通常通り炊飯してください。

電子レンジで加熱する

アマランサスを電子レンジで加熱する場合は、先に水に30分程度浸しておきましょう。

その後、必要な量を耐熱容器に入れてラップをかけ、500Wで2分ほど加熱します。

粒が固い場合は、様子を見て加熱時間を延長してください。

葉も食べられる?アマランサスの葉っぱの特徴と食べ方

アマランサスの葉
アマランサスの一種であるヒユナは、ベトナムや中国などのアジア圏でよく食べられています。栄養価が高いため、「長寿草」と呼ばれることもあります。

葉の色は、緑一色のものもあれば、葉の真ん中が赤色、全体が赤色のものもあるそうです。

ヒユナは、葉野菜としての青み臭さやクセはほとんどありません。お浸しやごま和え、スープなど、さまざまな料理に使うことができます。

ヒユナには、鉄分やβカロテン、カルシウムが豊富に含まれています。

アマランサスを使用したレシピ

調理中のアマランサス
アマランサスには、他の穀物にあまりない、魚卵のようなプチプチとした食感があります。

ここでは、アマランサスを使ったおすすめレシピを紹介していきます。

ヴィーガンやベジタリアンの方でも楽しめるよう「もどき料理」を中心にまとめました。

たらこもどき和風パスタ

プチプチ食感が特徴のアマランサスを活用すれば、たらこパスタもどきを楽しめます。再現性を高めるコツもまとめてあるので、参考にしてください。

たらこもどき和風パスタ

まず、アマランサスをよく洗い、お湯で茹でます。

アマランサスは粒が小さいので、洗う際は茶こしを使うと良いでしょう。

フライパンに油を入れて、茹でたアマランサスを軽く炒め、塩・醤油で味をつけます。

茹でたてのパスタと和えて、仕上げに海苔を飾れば完成です!

ポイントは、アマランサスをしっかりと茹でること。

しっかり茹でることによってクセがなくなり、たらこに似た食感と味を再現できます。

アマランサスを茶こしで洗う際は、こぼれないように注意してください。

また、茹でたアマランサスをマヨネーズと醤油で和えて、たらこマヨ風のパスタにするのもおすすめです。

引用:Vegewel

アマランサスとえのきの梅スープ

梅の風味がアクセントになってクセになる美味しさ。さっぱりしているため、朝食や夜食などにもおすすめです。

さっぱりおいしい♪アマランサスとえのきの梅スープ

【材料(2人分)】
・アマランサス:30g
・長ねぎ:1/2本(60g)
・えのき:1/2袋(100g)
・梅干し:1個

☆スープ
・水:400cc
・酒:大さじ1
・しょうゆ:小さじ1
・和風顆粒だし:小さじ½

【作り方】
1.ねぎは斜め薄切りにする。えのきは根元を切り落とし、3等分に切って、ほぐす。梅干しは種を取り除く。

2.アマランサスは目の細かいざるで洗い、水気を切る。

3.鍋に☆を入れて中火で煮立たせ、アマランサス、ねぎ、えのきを加える。梅干しをちぎりながら加え、混ぜる。ふたをして時々混ぜながらアマランサスがやわらかくなるまで弱火で10分煮る。

引用:DELISH KITCHEN

お家でもアマランサスを育てられる!

栽培されたアマランサス
アマランサスは、家でも栽培することができます。水や肥料も控えめでよく、比較的育てやすいでしょう。

アマランサスの栽培には、いくつか注意点があります。初めての方でも挑戦しやすいように、種まきや植え付けのコツをまとめました。

土、日当たり、置き場所

アマランサスは、園芸用培養土で育てられます。市販のもので問題ありません。

植え付け時に肥料を加えます。その後の追肥は基本的に必要ありません。

置き場所は、日当たりと水はけのよい場所がおすすめです。

庭植えの場合は、水やりは降雨で十分ですが、晴れ続きで乾燥が続くようなら、たっぷりと水やりしてください。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いて白っぽくなったら、水やりをしましょう。

栽培時期と育て方のポイント

アマランサスの発芽にとっての適温は17度以上。種まきは4月〜6月がおすすめです。あまり遅くなると、害虫が発生しやすくなるので注意してください。

1つのポット苗に5粒ほど種を蒔きます。種が隠れるくらい土を被せましょう。

植え付けをする時は、ポットの土をなるべく崩さないことが大切です。本葉が増えてきたら、日が当たるよう間引きも行ってください。

収穫時期は9〜10月。開花から3〜4か月経つと、種が成熟します。

注意点は、刈った穂を乾燥させること。蒸れた状態では食用として使えないため、穂を刈り取ってから1〜2週間くらい干すことで、水分をとばしましょう。

知る人ぞ知るスーパーフード!アマランサス

食卓に出されたアマランサス
スーパーフードとして注目されるアマランサスは、低カロリーかつ高タンパクで、健康と美容にうれしい成分が豊富です。

アマランサスの花は色鮮やかでインパクトが大きいですが、食べられるのは主に種子の部分です。

種子は味にクセがなく、プチプチ食感が魚卵にそっくりなことから、サラダや和え物のトッピングに使うのがおすすめ。また、お米と一緒に炊くこともでき、アレンジも豊富です。

「粘り強い精神」という花言葉をもつアマランサス。生き生きとした生活を送るために、いつもの食事にプラスしてみてはいかがでしょうか。

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