人気の雑穀・アマランサスの美味しい食べ方を知ろう!使い方や栄養価も紹介
スーパーフードのひとつ「アマランサス」は、ベジタリアンやヴィーガンの間でも人気の食材で、もどき料理にもよく使われています。
アマランサスは美味しいだけではなく、優れた栄養素によって美容や健康に多大なる恩恵を与えてくれます。
アマランサスを普段の食事に活用する方法やおすすめの調理法、栄養価をもっと深く知ってみませんか?
アマランサスの魅力を紹介していきます!
アマランサスとは?
アマランサスとは、ヒユ科ヒユ属の植物のことです。
紀元前6世紀頃より、古代アステカなどで主食として栽培されてきました。
日本へは江戸時代、観賞用として広まったとされています。
一般的にアマランサスは、ひえやきびなどと同じように「雑穀」として扱われがちですが、正確には、イネ科の穀類ではないので「疑似穀類」に分類されます。
アマランサスの小さい粒に含まれている高い栄養価は、世界中から注目を集めています。
スーパーフードとして人気のアマランサスの栄養価や効能について、次に紹介していきます。
アマランサスの栄養成分について
アマランサスは他の雑穀類と比べ、カルシウム(160mg/100g)・リン(540mg)・マグネシウム(270mg)・カリウム(600mg)、鉄分(9.4mg)などが豊富に含まれています。
また、葉酸・食物繊維も含まれており、美容効果も期待できます。
(参考:生活科学研究誌Vol.14・特産種苗No8)
アマランサスの活用法
アマランサスの粒は小さく、調理前の粒はキヌアとよく似ています。
キヌアとの違いは、ぷちぷちとした食感。この独特の食感を好む方も多いです。
お米を炊く際に大さじ1程度のアマランサスを加えて炊くのもおすすめ。
いつもの食事で、ビタミンK・カルシウム・リン・マグネシウムなどの栄養素を補えます。
また、食感が魚卵に似ていることから、ヴィーガンやベジタリアンの間で「もどき料理」にも使われることの多いアマランサス。
簡単で作りやすいメニューからチャレンジしてみましょう!
たらこもどき和風パスタ
アマランサスを使った、たらこもどき和風パスタは簡単に作れます。
まず、アマランサスをよく洗い、お湯で茹でます。
アマランサスは粒が小さいので、洗う際は茶こしを使うと良いでしょう。
フライパンに油を入れて、茹でたアマランサスを軽く炒め、塩・醤油で味をつけます。
茹でたてのパスタと和えて、仕上げに海苔を飾れば完成です!
ポイントは、アマランサスをしっかりと茹でること。
しっかり茹でることによってクセがなくなり、たらこに似た食感と味を再現できます。
アマランサスを茶こしで洗う際は、こぼれないように注意してください。
また、茹でたアマランサスをマヨネーズと醤油で和えて、たらこマヨ風のパスタにするのもおすすめです。
アマランサスの甘酢和え
茹でたアマランサスが余ったときは、甘酢和えを作ってみましょう。
ワカメなどの好きな海藻・大根や人参などの野菜を細切りにし、甘酢で和えます。
そこに茹でたアマランサスを加えたら完成です!
アマランサスの食感がアクセントになり、おいしい一品になります。
他には、スープやナムルに加えたり、サラダのトッピングにかけたりと、活用方法は無限。
アマランサスの食感を生かしたアレンジメニューを、色々と研究してみるのも楽しいですね。
アマランサスを食べよう!
栄養価が高いことで、雑穀はひそかなブームになっています。
アマランサスもそのひとつ。
美容と健康を気づかう女性の間で注目を集めています。
特に女性は、年齢が高くなるにつれて体内のカルシウム量が減少していきます。
意識的にアマランサスを取り入れることで、カルシウムやビタミンKなどを補うことができます。
もちろん女性だけでなく男性にも大切な栄養素が含まれているので、普段の食事に取り入れて健康維持を目指してくださいね!
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