自身の肌トラブルを原動力に「オーガニック」を追究。産地・製法・鮮度にこだわり生まれた「アロエのチカラ」

更新日:2022/10/18 公開日:2021/05/13

このたびVegewel公式オンラインショップ『Good Good Mart』での取り扱いが始まったOrganic Style JAPANの「アロエのチカラローション・オイルイン」。

実はGood Good MartのInstagramにて、フォロワーさんから挙がった愛用コスメブランドの一つ。より多くの人に知ってほしいという思いが重なり叶った、今回の販売開始なのです。


そこで本日はOrganic Style JAPANの代表を務める鈴木順子さんに、商品開発の経緯やこだわったポイント、「オーガニックコスメ」について思うことなどをインタビューさせていただきました。


(鈴木順子さん)

原点は、コスメ好きの自身が経験した肌のトラブル

−−最初に、オーガニックコスメに携わるようになったきっかけを教えてください。

そうですね、もともと私自身が百貨店のコスメカウンターに通ったり、そのために女性誌で気になるコスメをリサーチしたりと、生粋のコスメ好きでした。ただ、やみくもに気になったものを使っていくうちに、ある時からアレルギーが出始めてしまい、肌トラブルが絶えない状態になってしまったんです。

今でもその跡があるくらいなんですが、とにかく、少しでも肌を治したい一心であらゆる角度から原因を調べていたときに出会ったのが、環境NGOアイシスガイアネット監修の「オーガニックコスメ」という本でした。

そこからアイシスガイアネットを母体に持つ「日本オーガニックコスメ協会」との接点ができ、自分で会社を立ち上げて今に至ります。

−−ご自身の経験が礎になっていたのですね。

そうですね。今はこうして無事に事業を営めていますが、多少の大変なことがあっても乗り越えられるのは、自分自身が味わった「その人にしかわからない痛み」と言いますか、肌トラブルを抱えながら過ごすことのもどかしさだったり、辛さだったり、そういうところが原動力なように感じています。諸外国に目を向けると、ヨーロッパ、特にドイツやフランスなどは肌に優しい化粧品も買いやすい環境がありますが、日本はまだまだだと感じますから、なおのことです。

−−そういった意味では海外のものを日本に取り入れる、という発想もあったかもしれませんが…。

それは確かにそうなのですが、どのような生産者がその材料を作っていて、どのような輸送方法でいつ運んで…と言ったことが何一つわからない、という商品も多くなってしまうのが実情です。

私はあくまで、自分の目で見て、生産者と会って話して、「これは本当に肌に良いものだし、より多くの皆さんに届けたい」と思えたものこそ自社の商品に使いたいと考えています。実際に「アロエのチカラ」を作る上でも、日本全国を回りましたよ。

「アロエベラを使う」だけにとどまらない商品のこだわり

−−そうだったんですね!その中で「宮古島」にしたのは、どのあたりが決め手でしたか?

とにかく宮古島で見たアロエベラがたくさんの太陽を浴びて、とても元気で、大きく育っていて!それと月桃が獲れる地域でもありますから、商品の原料を揃えるのにとても都合のいい環境だと確信しました。

−−鈴木さんが特に注目しているアロエベラの効果はどういったところですか?

昔はよく火傷をした箇所にアロエを塗る、なんて習慣がありましたが、そういった炎症を抑える効果のほかにも、保湿力だったり美白効果だったり…それが自然の植物にして備わっているんですね。

−−具体的にはどういった形でその効果を出しているんですか?

「アロエのチカラ」は、ストックを持たない生産を心掛けています。なぜなら、保管している期間が長くなれば長くなるほど、鮮度が落ちてしまうと考えているからです。

せっかくならアロエベラの持つ力を最大限の状態で皆さんにお届けしたいものですから、毎月販売本数を予測して、完売するだろう本数だけを製造する、というサイクルをかれこれ3年間続けています。在庫を抱えれば今より早い出荷が可能になるかもしれませんが、あくまで効果があるものを届けたいという一心です。

−−製造過程にも、肌のことを思った工夫があるそうですね?

そうなんです、買おうか迷っている人で「ひときわ肌が弱いのだけど…」という人にもお伝えしたいのが、植物エキスを抽出する際に使用する有機日本酒、これも肌が弱い方はアルコールに弱い人が多いという点に基づき、配合直前に加熱でアルコールを除去しています。

オーガニックコスメは決して特別なものではない

−−改めて今回出品いただく「アロエのチカラ」ですが、お値段は3,000円台と思ったほど高くないのが印象的でした。

「オーガニック」と言うと「特別なもの」「高いもの」といったイメージをお持ちの方が多いのですが、必ずしもそんなことはありません。もちろん手間やコストがかかっているものも中にはありますが、原料や製法のプロセスで人に優しいものを使っているに過ぎず、特に何か難しいことをしているわけじゃないんですね。

私たちは「環境を守ること」は「人を守る」ことであり、逆もまた然りだと考えています。今はまだ一般的とは言えないオーガニックコスメですが、地道ながら広めていきたいなと思っているところです。

−−私自身も「オーガニックコスメ」というパッケージに踊らされていた一人。鈴木さんの話を聞いて成分表示を見直してみようと思いましたし、「アロエのチカラ」も使ってみたくなりました!貴重なお話をありがとうございました。

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アロエのチカラはVegewelの公式オンラインショップ『Good Good Mart』にて取り扱っています!
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