ムスリムやビーガンの方でも安心！大阪のソウルフードを楽しめる日本食レストランMINATO（みなと）【横浜市・日本大通り】【Vegewel特典】

JR「関内駅」から徒歩7分、みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩3分ほどのところにある「日本食レストランMINATO（みなと）」。

このお店は、なんと、ハラール・ビーガン対応の日本食を楽しめるお店です。

すぐ近くには、横浜スタジアムや横浜中華街があり、人通りも多い賑やかなエリアに位置します。

こちらのお店は2号店。2018年11月にオープンしました。

1号店は、以前Vegewel Styleでも取材させていただいた、大阪にある「日本食レストラン祭」です。日本人だけでなく海外のお客様にも人気。

日本食レストラン祭の取材記事はこちら
大阪のソウルフードが美味しいヴィーガンになって登場！日本食レストラン祭（まつり）【大阪・福島】

1階にはテラス席もあり、屋外でもお料理を楽しめます。

また、地下のメインホールは85席もあり、大人数での利用も可能な広々としたスペースとなっています。

さて、今回はこちらの日本食レストランMINATOについて、代表の佐野さんと店長の藤井さんにお話を伺いました。

日本食レストランMINATOの場所や詳細な情報はこちら

全料理がハラール対応でムスリムの方も安心

「ハラール」という言葉を聞いたことはありますか？

言葉は聞いたことあるけれど、詳しくはあまり知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも「ハラール」とは何か、伺いました。

「『ハラール』とは、簡単に言えば、イスラム教の信仰にあたって許されているものという意味です。

例えば、ムスリム（イスラム教徒）は、豚やお酒を摂ることが許されていません。

つまり、食事の面でのハラール対応には、豚やお酒そのもの、そしてそれらに派生した食べ物を使用しないということを含みます。

MINATOで提供している食品（アルコールの提供は除く）には、豚肉をはじめ、豚由来のゼラチン・ラードや、お酒の入った調味料であるみりん・醤油などを一切使用しておらず、それ以外の食材についても、全てがハラール対応のメニューとなっています。」

最近、訪日観光客も増えてきているため、ムスリムの方にはとても嬉しい対応で喜ばれそうですね。

こだわりは、ムスリム・ビーガンなど誰もが楽しめる豊富な日本食メニュー

ハラールやビーガン対応をうたっているお店でも、実はムスリムやビーガンの方が食べられるメニューは1つ2つしかなく、食に苦労されている方はまだ多く存在しています。

しかし、MINATOでは、ラーメン・串カツ・すき焼き・お好み焼きなど、ビーガンメニューをたくさん用意しており、色々なものを楽しめます。

大阪店では、3～4日連続で通われる訪日外国人のお客様もいらっしゃるそう。

すき焼き・お好み焼き・たこ焼きの3品は、五葷対応（ネギ・ニンニク・ニラ・らっきょう・あさつき不使用）をしており、大人気商品となっています。

夜はお酒の提供もしており、ベジタリアンやビーガンの方が大勢で食べに来られることも多いそう。

ビーガン対応の居酒屋テイストのお店はそこまで多くないので、その点も好評なんだとか。　

オススメは、本場大阪の味を再現した自慢のメニュー！

MINATOのおすすめメニューを伺いました。

「なんといっても、ビーガンたこ焼きとビーガンお好み焼き！大阪生まれのスタッフがレシピ開発をし、本場大阪の味を再現した自慢の品です。」

ビーガンたこ焼き（税込780円）

取材時に私もいただきました。

もっちりとした食感。その上にかかったソースはほんのり甘く、たこ焼きの美味しさをさらに引き立たせていました。

このソースは、MINATOオリジナル。甘みにはデーツを使用しているそう。

お好み焼きソースではなかなかベジタリアン・ビーガン仕様がないため、お客様に喜ばれるそうです。

タコの食感も言われなければわからないくらいリアルでした。

タコのコリコリした食感に近づけるため、エリンギや、素食すり身・こんにゃくなどを使用し、よりたこ焼きに近い食感を研究したそう。

ボリューム満点で一人で全部食べ切れるかな？と思ったのですが、美味しくて普通に全部ペロリ。

米粉を使用した生地なので、食べ終わった後も、小麦粉と違い重たい感じがなく、こっそりレシピを教わりたいくらいでした。

ビーガンお好み焼き　（税込1,000円）

こちらも、小麦粉の代わりに米粉を使用。

本場大阪のお好み焼きに近い味を追求し、ベジミート・こんにゃく・山芋などを使用しているそうです。

こちらでも、MINATOオリジナルソースを楽しめます。

ビーガン対応のたこ焼きやお好み焼きはあまり多くないため、ベジタリアンやビーガンの方からは、「いつも食べられないものをここでだと食べれられる！」と評判が良いそうです。

きっかけは、「訪日ムスリムの方にも日本の食を楽しんで食べてもらいたい」という思い

なぜ、ムスリムの方でも食べれるハラール対応のお店にしたのでしょうか？

「現在、世界で約4分の1の方がムスリムと言われるくらい、世界に大勢のイスラム教徒の方がいらっしゃいます。

日本でも、中国・韓国より、ムスリムの方が多い東南アジア（マレーシア・インドネシア・シンガポールなど）から訪れるお客様が増えてきています。

それにも関わらず、日本ではハラール対応のお店が少ないのが現状。

私たちも海外に行って、食べられるものがないのは苦痛ですよね。食ってとても大切だと思うんです。」

「そんな、『ムスリムの方に、日本の食を楽しんでもらいたい』という思いがきっかけで、ムスリムの方でも食べられるハラール対応のお店を大阪に開きました。

その後、さらに多くの訪日のお客様や、食の制限のある方にも楽しんでいただけるよう、ベジタリアン・ビーガン対応メニューも追加しました。

お店がある横浜も、訪日のお客さまが全国で6位と上位にもかかわらず、ハラール・ビーガン対応のお店が少ないエリアです。そのため、この地でも多くの方々に日本食を楽しんでもらいたく、2号店を横浜にしました。

MINATOというお店の名前には、港町である横浜で、食の『港』として、これから誰もが食べられる日本食を発信して行きたいという強い思いが込められています。」

食の多様性に応え、日本の食を万人に楽しんでもらえるようなお店にして行きたい

今後のMINATOのビジョンは何でしょうか？

「日本人がこれまで食べて来た日本食を、ビーガン・ムスリムの方だけでなく、万人にさらに楽しんでもらえるようなお店にして行きたいです。

現時点では、ビーガンでも食べられるスイーツ、フェイクミートなどのメニューやコースを増やす計画をしています。楽しみにしていてください！

また、今後マレーシアにハラール・ビーガン対応の日本食のお店を出すことを検討中です。

海外でも多くの方に、日本の本当の味を食べていただきたく、かつ美味しくリーズナブルなものを当たり前に提供できるように、現在計画しています。

さらに2025年以降からは、国内展開を広げていこうとも思っています。

そのため、皆さんがどんなものを食べたいのか、どんなものが好きなのかなど、今から色々と情報収集をしています。

多くの人々にとって、食べられるものが限られないように、食の多様性（ダイバーシティー）に応えた環境づくりをして行きたいです。」

日本の方だけでなく、様々な食文化や食習慣を持つ世界の方々にも日本食を楽しんでもらいたいという、グローバルな視野を持つ日本食レストランMINATO。

日本人としても、日本食を多くの海外の方々に知ってもらえるのは嬉しいですね。

ビーガンやベジタリアンの方だけでなく、海外の知人・お友達・お客様と一緒に、日本食レストランMINATOを訪れてみてはいかがでしょうか。

メニューもバラエティ豊かなので、自慢の日本の食を楽しんでもらえるでしょう！

Vegewel特典

MINATOから、嬉しい特典をいただきました！

この記事を読んで、お店でお食事されたお客様限定で、「お会計（現金のみ）から10％OFF」のサービスがいただけます。

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

日本食レストランMINATOの場所や詳細な情報はこちら

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