未来につながる幸せを食を通して届けたい。オーガニックライフレストランANNIVERSARY GARDEN(アニバーサリーガーデン)で極上の自然栽培食材を使った7大アレルゲンフリーメニューを。【白金台】≪後編≫

「生涯式場」として創業75年を迎える八芳園の新たなチャレンジの象徴とも言えるオーガニックライフレストランANNIVERSARY GARDEN(アニバーサリーガーデン)。

「食」という営みを通して、今と、未来にもつながるささやかな幸せを届けたいと、自然栽培食材使用、7大アレルゲンフリーメニューを提供しています。

後編では、引き続き大山支配人にお話をお伺いし、自然栽培の農家さんと共に歩むイベントの模様や、インスタ映え間違いなしの極上スイーツのレポートお届けします。

≪前編≫人生の記念日を何度も過ごしてもらうために、お客様の健康を支えたい。オーガニックライフレストランANNIVERSARY GARDENで極上の自然栽培食材を使った7大アレルゲンフリーメニューを。
私たち八芳園の新スタンダードは自然栽培と食のバリアフリー!歴史ある式場が新しい食の道へ「八芳園」

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極上のビーガン・グルテンフリーパンケーキに心を奪われる。


ティータイム・ディナータイム限定のビーガン・グルテンフリーパンケーキは、インスタをやっていなくても思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな一品です。

秋に材料をリニューアルし、「花と果実のグルテンフリーパンケーキ 黒米蜜ソース」(1,100円税・サービス料抜)となりました。

米粉、ポレンタ粉(とうもろこしの粉)などのグルテンフリー素材を使用し、ほわっとした柔らかさがたまりません。

黒米蜜のソースは米飴ほど味が強くなく、さわやかさを感じさせる甘味でみかんと合います。ヴィーガンバニラアイスが添えられています。


カレンデュラと乾燥させたみかんの皮をスライスしてソースに合わせ、食材を余すところなく使っており環境にも優しいですね。


「自然栽培りんごのロースト バニラアイス添え」

お野菜の提供先である、「自然栽培の仲間たち」といえば、木村秋則(きむらあきのり)さんの奇跡のりんごが有名ですが、それをオマージュしたスイーツです。


季節限定のスイーツもあり、いつ来ても楽しめるメニューとなっています。

お客様の人生に寄り添っていきたいからこそできたメニュー


アニバーサリーガーデンにはお子様メニューがあります。また、オムツ替えスペースやベビーベッドの用意など、お子さん連れには嬉しい配慮もされています。

自然栽培やオーガニックのメニューを提供しているレストランでは、お子さん向けのメニューがまだまだ少ないのが現状です。

オーガニック食材は市場ではまだ高価なことから、食に力を入れているお店は高級店が多いため、お子さんを連れて入りにくいお店も多いです。

大山支配人:「八芳園では結婚式をゴールではなくはじまりの日として、挙式後もお客様のサポートをしてます。

そのため、挙式後のお客様がアニバーサリーガーデンにご来店され、七五三や100日のイベントをお祝いなさることも多いんですね。

7大アレルゲンフリーのメニューということで皆さんに喜んで頂いてます。お子さんがとても笑顔なのが嬉しいです。」


ご家族みんなで楽しく過ごしていただけるようにという八芳園のおもてなしの表れが、お子様メニューとも言えますね。


アニバーサリーガーデンでは、0歳のお子さんからご高齢の方まで、世代を越えて心が豊かになるような新しい取り組みも始めています。

12月20日(水)には平日ティータイムのコンサート、「ひとさらコンサート」が開催されました。

アニバーサリーガーデンこだわりの旬の一皿と、音楽グループAyaorchestra(アヤオーケストラ)による多彩な演奏を楽しむというものです。


初めて触る楽器に興味津々!

アニバーサリーガーデンは、レストランの枠組みを越えて、地域や文化の交流の場としても新たな一歩を踏み出しています。

いのちを大切にする文化・自然栽培を学ぶ時間


「自然栽培の仲間たち」の伊藤さんや生産者さんが、自然栽培の野菜を通じた「旬」についてをお話しています。

こちらは、オーガニックライフレストランになってから10回を越えた、「自然栽培の仲間たち」と行なっている「トーク・マルシェ・食事」を楽しむイベントの一コマ。

お食事を召し上がりながら、農家さんを応援してもらいたい、自然栽培・オーガニックの良さを知ってもらいたいと始めたものです。


絶対不可能だと言われていた農薬・肥料に頼らないリンゴ作りに成功した木村秋則さん。

そして、”質の高い安心を広めたい”という思いを持ち、木村秋則さんが提唱する独自基準の自然栽培の作物・加工品を作る活動をしている方々の輪が「自然栽培の仲間たち」です。


過去には自然栽培新潟研究会による「お米の奥深さを知る」というテーマのイベントや、無肥料自然栽培を行う関野農園さんをゲストに招いたイベントも実施し、自然栽培の普及に努めています。

テーマにあわせたお料理をいただけるのもまた楽しみの一つ。


自然栽培の仲間たちの伊藤さんによる、旬の野菜を知るイベントでは、350gのお野菜を食べようというテーマのメニューが!

25種類のお野菜が用意され、自然栽培野菜の具だくさんボルシチや、自然栽培温野菜を添えたサーモンソテー 春菊ソースなどが並び、みなさん堪能していました。

「自分たちの食べているものは何なのか?」に向き合う時間を提供することは、同時に生産者の方の思いに触れる時間にもなります。

味だけでなく、食材そのものや食事という時間や行為について考えを深めることで、1食1食大事にお料理をいただくことができますね。

「○○対応」ではない、人生の大事なイベントを支えてきたからこそできる、お客様への寄り添い方。


こだわった料理の提供やイベントを続ける中で、従業員の方々にも変化があったそうです。

大山支配人自身も野菜だけ食べる日を設けて、次の日の体調はどうか試しているそうです。

大山支配人:「『野菜で人生が変わりました』と、いらっしゃるお客様がお話して下さるんですよね。自分の場合は次の日の気持ちや体調はどうなんだろう?と思いながら取り入れています。

それまで自分ではそこまで気にしていませんでしたが、顔色が良くなったり疲れにくくなったり、自分の中で変化がありました。

自然栽培の仲間たちの伊藤さんから、

『お肉より消化の時間が少ない野菜を食べることで、その分体に負担がかからない。野菜の食べ合わせによって消化の時間はもっと少なくなります。食べた後に眠くなることも減るし、自分から発するエネルギーが変わるんですよ』

と、聞いたことも野菜だけを食べてみるきっかけになりました。

もし、そうなれば会議や日常での発言も変わってくるし、スタッフが元気にサービスができるようになることにつながりますよね。

社員が元気なことが会社の元気だと思うので、やりがいを感じて野菜の力を貸りて元気になれたらと思います。

そうして、自分達が体験して感じたことをお客様にお伝えしています。私たちはイベントのゲストの方のように知識を伝えるわけではないですが、試してみていいものは伝えたくなりますよね。

『聞いたことのない野菜がたくさんで、説明を聞いているのが楽しいわ』という声もあって、お客様とお話するのは楽しいです。」


食のバリアフリーに対しての姿勢に、ただ会社の方針として「○○対応をする」というのではなく、相手の立場になり、自分達からお客様の気持ちに寄り添いたいという想いを感じます。

アニバーサリーガーデンは、人生の大事なイベントを支えてきた八芳園だからこそできる、共に歩むおもてなしの気持ちを感じるレストランです。

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※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

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岩田 絵弥曄 / Emika Iwata

岩田 絵弥曄 / Emika Iwata

ヴィーガンフードアナリスト®︎
ベジタリアン・ビーガン・グルテンフリーなどヘルシーな食のフードライターとして活動。 保育士経験から子供たちの未来を守るため、オーガニックや自然栽培など食の安全にも取り組む。インバウンド対策やアレルギー・環境問題から、ヴィーガンに関するセミナー等も開催。自身も10年以上のヴィーガン。 メディア出演:The Japan Times、日テレ「人生が変わる1分間の深イイ話」、チバテレビ「ジャルっと爆ハリ」等。