コンブチャは家で作れる!基本の作り方や得られる効果を紹介

紅茶などを原料に作られる発酵飲料「コンブチャ」。

健康や美容に様々な効果が期待できるといわれており、アメリカで起きた一大ブームの影響で、近年、日本でも注目が集まっています。

コンブチャは、スーパーマーケットやオンラインストアなどで市販されていますが、家庭で手作りすれば自分好みの味わいを楽しめます。

この記事では、誰でもできるコンブチャの作り方と、コンブチャに期待できる身体へのメリットについてご紹介します。

コンブチャって何?

透明なガラス瓶に入った発酵中のコンブチャ
多くのコンブチャは紅茶を微生物発酵させて作られますが、緑茶など、ほかのお茶が使われることもあります。

正確な起源はわからないものの、モンゴルや満州などを発祥とする説が有力で、紀元前220年頃にはすでに飲まれていたそうです。

コンブチャは、1970年代頃に日本で一度流行したことがあります。

当時は「紅茶キノコ」と呼ばれましたが、これは発酵の過程で生じる「スコビー」というゲル状の塊がキノコのように見えるためです。

なお、発音がよく似た「昆布茶(こぶちゃ、こんぶちゃ)」は、昆布が原料の別の飲み物です。

コンブチャにはどんな効果がある?

ガラス瓶の中で発酵中のコンブチャ
コンブチャには、

・デトックス効果
・便秘・下痢症状の改善など腸内環境の向上効果
・抗酸化・エイジングケア効果
・抗菌効果
・血糖値抑制効果
・コレステロール値のコントロール効果

など、多くのメリットがあるとされています。

ただし、商品や作られ方によって、酢酸菌や乳酸菌、酵母など、含まれる微生物の内容が異なるため、期待できる効果はそれぞれ異なります。

自家製コンブチャの作り方

ガラス瓶の中で発酵中のコンブチャのスコビーを真上から見た様子
ここからはコンブチャを家庭で手作りする際の具体的な手順をご紹介しましょう。

材料はシンプル。使用する道具も、簡単に入手できるものばかりです。

ちなみに、材料や道具がセットになった、手作り用のキットも販売されています。

コンブチャの材料

紅茶
ハーブ入りではない、好みの紅茶を選びましょう。

香り高いアールグレイやクセのないダージリンは特におすすめです。

また、紅茶以外に、緑茶や白茶、ウーロン茶、プーアル茶など、チャノキの葉が原料のお茶なら何でも使えます。

砂糖
発酵が最もスムーズに進むといわれる白砂糖のほかに、ミネラル豊富なキビ砂糖もおすすめです。

スコビー
発酵に欠かせない専用の微生物のことで、インターネットなどで購入することが可能です。

コンブチャ作りに必要な道具

ガラス瓶
100円ショップなどで安価に手に入る瓶で十分です。

初めてコンブチャを作るなら、500ml〜1L程度の広口の瓶が扱いやすいでしょう。

使用前には必ず洗浄と殺菌を行い、耐熱ガラス製の瓶なら煮沸消毒をしてから、しっかり乾燥させてください。

ガーゼや布
瓶の蓋代わりに使います。

元から付いている金属製の蓋などで密閉をしてしまうと、酸素不足で発酵が進みにくくなったり、発酵の際に発生するガスで瓶が割れてしまったりする恐れがあるためです。

輪ゴムや紐
蓋代わりにするガーゼや布を、瓶の口に固定するために使います。

コンブチャの作り方

1.紅茶液を作る。水500mlを小鍋などで沸騰させてティーバッグ1個と砂糖40~50gを入れ、約2分経ったら火を止める

2.紅茶液を室温まで冷ます

3.ティーバッグを取り除いた紅茶液を、消毒済のガラス瓶に入れる

4.スコビーを3に入れる

5.ガーゼや布で口をふさいだ瓶を、直射日光のあたらない常温(20~30℃)の場所に置く(夏場は約10日間、冬は約14日間)

6.時々味を見る。甘いだけなら発酵は不十分。甘酸っぱい酸味とフルーティーな香りがするようになったら完成

7.茶こしなどで濾し、消毒済みの別の瓶に入れて冷蔵保存する

手作りコンブチャの注意点

室温が高過ぎると発酵がうまくいかないため、暖房が入りっぱなしの温かい部屋で発酵させないようにしてください。

発酵が進むにつれて酸味が強まっていきます。一時的に発酵のスピードを緩めたい場合は、蓋などで密閉してから冷蔵庫に入れましょう。

手や容器・用具の消毒・殺菌不足はカビの発生原因になってしまうため、くれぐれもご注意を。

万が一カビが生えてしまったら、もったいないとは思わずに全て廃棄するようにしてください。

コンブチャの飲み方

冷蔵庫内の手作りコンブチャのガラス瓶
コンブチャは、空腹時(食前)に摂取すると、効率的に栄養素を体内に吸収でき、他の食べ物の消化を助けてくれる働きも期待できます。

ただし、空腹時の飲用が胃の不調に繋がる場合もあります。

また、コンブチャには、原料のお茶に由来するカフェインが微量に含まれるため、就寝前の飲用は避けた方がよいでしょう。

さらに、コンブチャに含まれている酢酸は、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうことがあります。

その結果、飲食物が歯にしみる、歯にツヤがなくなったり黄ばんだりするなどの症状や、むし歯のリスクが高まることがあります。

そのため、コンブチャを飲んだ後は、うがいなどで口内ケアをするのが理想的です。

まとめ

ガラス瓶入りのコンブチャをガラス製コップに注ぐ様子
今回は、身体への多彩なメリットが期待できるコンブチャの作り方をご紹介しました。

最後にお伝えしたいのは、コンブチャの効果には即効性がなく、日々飲み続けることが大切だということです。

コンブチャは、炭酸水や水で割ると飲みやすくなります。ジュースに混ぜるのもおすすめです。

また、発酵が進んで酸味が強くなり過ぎてしまったら、お酢の代わりに料理にも使えます。

シチュエーションに合わせて工夫をすることで、コンブチャの摂取をぜひ習慣にしてみてください。

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