ガラムマサラの代用品を紹介|カレー粉は代わりに使える?

ガラムマサラはインド料理でよく使われるミックススパイスです。

本場インドでは、多彩な香辛料を使い、家庭ごとに手作りされることが多くなっています。

日本では、調合済みの市販品がありますが、家庭に常備されている様々なスパイス・ハーブを使用して、代用品にすることも可能です。

この記事では、ガラムマサラの代用品になるスパイス・ハーブとそれぞれの特徴、使用する際のポイントや、自家製ガラムマサラの作り方についてご紹介します。

ガラムマサラの基本情報

白い皿に盛られたガラムマサラ
ガラムマサラは、スパイシーな風味が特徴のミックススパイスです。

ガラムマサラ(Garam Masara)の「ガラム」は「暑い・温かい」、「マサラ」は「混ぜたもの」を意味します。

シナモン・クローブ・ナツメッグの3種類の香辛料を基本に、カルダモン・ブラックペッパー・クミン・コリアンダー、辛みがほしい場合はチリペッパーなどを好みで加えて作ります。

正式なレシピはなく、インドでは家庭ごとに独自の方法で作られるため、「家庭の数だけガラムマサラがある」と言われるほど。

カレーやグリル料理、サラダや炒め物、煮込み料理など、その用途は多彩です。

インド料理は大きく南北に分けられますが、ガラムマサラは、脂肪分が多く濃厚でクリーミーな北インド料理によく使われます。

ガラムマサラの代用品にできるもの

軽量スプーンですくわれたスパイス
様々なメニューに、本格的なインド料理のテイストをプラスしてくれるガラムマサラ。

料理に取り入れたいものの、「手作りはハードルが高い」「必要なスパイスの用意がない」「市販品を切らしてしまった」という場合もあるでしょう。

でも、どうかご安心ください。風味がよく似たスパイスやハーブを使えば、ガラムマサラの代用品にすることができるのです。

カレー粉

カレー粉は、ガラムマサラ同様に複数のスパイスを混ぜて作られます。

ガラムマサラとの最大の違いは、ガラムマサラにはほとんど使われないスパイス「ターメリック」が入っている点です。

カレー粉は香り・色・辛みのバランスがよく、単体で使用することが多いのに対し、ガラムマサラは香りづけの要素が強く、他のスパイスと併用することが多いのが特徴です。

七味・一味唐辛子

一味唐辛子は、唐辛子を粉状にすりつぶして作られます。

これに、陳皮(みかんの皮)・ゴマ・山椒・ケシの実・青海苔・ショウガなどをブレンドして、爽やかな香りを加えたものが、七味唐辛子です。

ガラムマサラとの共通点は辛みですが、七味・一味唐辛子には、ガラムマサラの持つインド料理特有の香りは見られません。

チリパウダー

チリパウダーは、唐辛子(チリペッパー)にパプリカ・オレガノ・クミン・ガーリックなどをブレンドして作られます。

タコスなどのメキシコ風料理に良く使われ、中でもアメリカ南部のテクスメクス料理には特に多用されるスパイスです。

原材料にチリペッパー・クミンを使っていることや、しっかりとした香りがある点がガラムマサラに似ています。

ガラムマサラよりも辛みが強いため、料理に辛みを効かせたい場合に使用するのがおすすめです。

ローリエ

ローリエは、西アジア・ヨーロッパ南部が原産の月桂樹の葉から作られるハーブです。

爽快で上品な香りが特徴で、料理の香りづけや素材の臭み消しに活躍します。存在感のある香りは、ガラムマサラとよく似ています。

ローリエには、ホール(葉のまま)とパウダーの2種類があり、料理に使う場合はホールを、食材にまぶしたり、振りかけてすぐ食べる場合にはパウダーを使うのがおすすめです。

煮込み料理に使う際は、入れたままだと徐々に苦みが出るため、完成後はすぐ取り出すようにしてください。

オールスパイス

オールスパイスは、西インド諸島原産の樹木の果実を乾燥させて作るスパイスです。

シナモン・クローブ・ナツメッグを合わせたような深い香りが特徴で、料理はもちろんお菓子作りにも使えます。

シナモン・クローブ・ナツメグはガラムマサラのベーススパイスでもあることから、オールスパイスをガラムマサラの代用品にすることは特におすすめです。

ただし、刺激的な香りには好き嫌いが分かれるため、まずは少量ずつ使い始め、徐々に使用量を調整していくとよいでしょう。

クミン

クミンは、エジプト原産のセリ科の植物の種を乾燥させたもので、ガラムマサラ作りによく使われるスパイスです。

多くの方がイメージするカレー(カレー粉)の香りは、このクミンの香りです。

インド料理では調理の初めに、油へ香りづけをするためによく使われます。

注意したいのは、クミンだけを使うと、その存在感が強くなり過ぎてしまう点です。

可能であれば、前述した他のスパイス・ハーブと組み合わせて利用するとよいでしょう。

ガラムマサラの代わりに自家製スパイスもおすすめ

フライパンの上に乗せられた様々なスパイス
フライパンで軽く炒った好みのスパイスを、すり鉢やミキサーなどでしっかり細かくつぶせば、オリジナルのガラムマサラが作れます。

シナモン・クローブ・ナツメッグを組み合わせると、クローブが食材の臭みを抑えてくれ、ナツメグとシナモンの優しい甘みと刺激的な風味を楽しめます。

また、クミンとコリアンダーでカレーらしい風味を出し、チリペッパーで辛みを加えるのもおすすめです。

どちらも、カレーはもちろん、日常的に使いやすいガラムマサラに仕上がります。

ガラムマサラでいつもの料理に本格インドテイストをプラス!

色々な種類のスパイスとカレー
今回は、インド料理を代表するミックススパイス、ガラムマサラとその代用品についてご紹介しました。

ガラムマサラは、カレー作りの他、ドレッシングや野菜炒めに使ったり、フライドポテトにかけたりと、本場インド料理の風味を簡単にプラスできる、活用の幅が広いスパイスです。

また、ガラムマサラをはじめとするスパイスには、様々な身体へのメリットも期待できます。

いつものメニューのアレンジに、ぜひ気軽に活用してみてください!

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