モリンガは何が凄い?スーパーフードといわれる理由とデメリットを解説
モリンガはサプリやスキンケアに取り入れられることが多い植物です。栄養価が高く、スーパーフードとして知られています。
この記事では、モリンガの特徴や味など基本的なポイントの解説や、具体的な栄養素と健康効果についてご紹介します。
また、モリンガの気になるデメリットや副作用についても解説しますので、ぜひ最後までチェックしてみて下さい。
目次/Contents
「モリンガ」とはどんなもの?
スーパーフードとして注目を集める 「モリンガ」は、いったいどんな食材なのでしょう。
まずは、モリンガの基本情報からご紹介します。
奇跡の木と呼ばれるワサビノキ科の植物
モリンガは、ワサビノキ科の植物で、年間4~5mまで成長し、実・種・花まで全て食べられます。
原産は北インド地方で、アフリカや東南アジアにも生息します。
モリンガは、90種類以上の栄養素が含まれており、スーパーフードとして認知されている植物です。また、栄養価の高さから「奇跡の木」とも呼ばれています。
地球温暖化防止と改善を大きく助けてくれる
モリンガは、地球にも人にも優しい植物です。
人間の呼吸によるCO2(二酸化炭素)排出量は、年間320kgと言われています。
モリンガは、植えてから2年以上の木2本で、人間1人当たりの年間CO2排出量を吸収するとされており、地球温暖化防止にも役立つ木と言われています。
このCO2の吸収力は、植えてから10年以上の杉の木と比べると、およそ20倍にもなります。
WFPで採用されている
モリンガは、2007年に国連世界食糧計画(WFP)において採用された植物です。
WFPは、糧欠乏国への食糧援助や天災などの被災国に対して緊急援助を施すための国際連合の機関です。
また、国連では、SDGsの2番目の目標「飢餓をゼロに」の達成を、2030年までの目標としています。
飢餓に苦しむ地域の人々にモリンガを積極的に支給することは、栄養失調対策にもつながるとして期待が集まっています。
モリンガに含まれる栄養素
モリンガには、具体的にどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
ここからは、モリンガに含まれる主な栄養素について解説します。
ビタミンなどの美容成分
モリンガには、抗酸化作用が期待されるビタミンA・C・Eや、ポリフェノールが豊富に含まれています。
また、エネルギー代謝に関係するビタミンB群(B1・B2・B6・ナイアシン・葉酸)や、タンパク質の合成に欠かせない亜鉛も含まれており、美容に嬉しい効果が期待できます。
タンパク質含有量が高い
モリンガは、タンパク質含有量が高いのも特徴です。その含有量は鶏ささみよりも高いと言われています。
また、タンパク質の元となるアミノ酸は、含有量が高い上に含有バランスが良いのも特徴です。
特に、BCAAと呼ばれる必須アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)のバランスが理想的と言われています。
GABA(遊離γ-アミノ酪酸)をたくさん含んでいる
モリンガには、緊張やストレスなどを和らげる神経伝達物質「GABA」も多く含まれています。
現代人の脳では、ストレスによってアドレナリンの分泌量が増えやすい傾向にあります。
GABAは、アドレナリンの分泌を抑えるためのブレーキ役となる役割を持っています。
仕事やプライベートでのストレスを強く感じる方は、対策としてモリンガを摂取するのもおすすめです。
モリンガはどんな味?どのように摂取する?
モリンガはどのような味をしているのか、気になる方もいるでしょう。
ここでは、モリンガの食べかたや摂取するタイミングについてご紹介します。
モリンガの味や食べかた
モリンガは、抹茶やよもぎなどのような青さを感じる風味が特徴です。コーン茶にも似てると言われており、個性のある味わいが楽しめます。
モリンガの味や匂いが気になる場合は、料理に入れて使用するのがおすすめです。お菓子作りの材料として使用すれば、摂取しやすくなるでしょう。
摂取タイミング
モリンガには、摂取する時間やタイミングの指定は特にありません。
朝の栄養摂取や寝る前のリラックスタイムなど、好きな時間に取り入れられます。
自分の生活リズムに合わせて取り入れると、モリンガ生活が続けやすくなります。
モリンガのデメリットや副作用
スーパーフードとして知られるモリンガですが、デメリットや副作用が出る可能性もあります。
内容を確認し、不安がある方は摂取に十分注意しましょう。
過剰摂取により便がゆるくなることも
モリンガは、摂取しすぎると便がゆるくなるケースがあります。
また、体質によっては、まれに胃痛やアレルギー反応を起こす場合もあるため、少量から試してみることをおすすめします。
ただし、過剰摂取を避ければ、身体への悪影響が現れることはほとんどないと言われています。
自分の身体に合う量を見極めながら、摂取すると良いでしょう。
妊娠中の方は注意が必要
モリンガは、流産の可能性があるとして、厚生労働省から注意喚起されています。
「極めて限られた情報」とされていますが、かかりつけの医師に相談するなど、妊娠中は十分に注意しましょう。
モリンガを摂取するメリット
モリンガには、デメリットがある一方で、さまざまなメリットもあります。
最後に、モリンガを取り入れるメリットについて解説します。
生活習慣病の予防に役立つ
モリンガは、ポリフェノールやビタミンが豊富に含まれている植物です。
特に、ビタミンEは、血流改善の効果が期待できると言われており、ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果が得やすく、抗酸化作用の強化にも繋がります。
また、血流を改善することは、生活習慣病予防にも役立ちます。抗酸化作用で若々しさを保ちながら、健康的な生活習慣が身に付きやすくなるでしょう。
デトックス作用がある
モリンガには、食物繊維が豊富に含まれており、便通の改善をサポートしてくれます。
腸内の老廃物の排出が促進されることは、デトックス効果につながります。
また、モリンガにはカリウムも多く含まれています。カリウムは余分なナトリウム(塩分)を身体の外に排出する働きがあり、むくみ防止効果が期待できます。
まとめ
モリンガは、タンパク質を筆頭に、食物繊維やビタミン類など、さまざまな栄養素を含む植物です。
モリンガのデメリットや副作用は、過剰摂取を避けることで回避することができます。
この記事を参考に、ぜひ日々の生活にモリンガを取り入れてみてくださいね。
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