食べるだけじゃない!安心スキンケア「キッチン de コスメ」クレンジングと洗顔

更新日:2019/02/01 公開日:2017/09/26

暑さが和らぎ過ごしやすくなってきましたね。朝晩冷え 込む日も増えてきて、日中との気温差の激しさから、食欲不振など「夏バテ」の症状に悩まされていませんか?

頭も身体も混乱する季節の変わり目は、体調不良だけでなく、肌トラブルの多い季節でもあります。

そこで、今日は食べるだけじゃない!安心スキンケア「キッチン de コスメ」クレンジングと洗顔をお届けします。

普段口にしているものの多くは、実はコスメの材料になるものばかり。手作りの食事を楽しむように、肌に付けるコスメもキッチンにある安心なものを使って、手軽で簡単にお肌のケアができちゃうんです!

クレンジングと洗顔の必要性

日々のクレンジングや洗顔は、肌の表面に付着した様々な汚れをキレイに取り除くことが目的です。

肌にはメイクだけでなく、古い皮脂、雑菌、汗、空気中のチリやホコリ、廃棄ガスなど目に見えない汚れも付着しています。洗顔は肌が持つ本来の力を発揮するために必要不可欠と言えます。

メイクをしていない男性も洗顔は必須ですよ!

オリーブオイル de クレンジング


オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、酸化しづらい不飽和脂肪酸で肌になじみやすい成分です。保湿効果・固くなった肌を柔らかくする効果・抗炎症作用などがあり、炎症を起こす酵素を抑制する働きがあると言われています。

オリーブオイルクレンジングは、洗い上がりがしっとりするので乾燥肌の人に向いています。

【使い方】
小さじ2杯程のオリーブオイルを手に取り、指先で優しくお肌の上を滑らせていきます。力を入れてゴシゴシ擦ると摩擦が起こり、くすみを招く原因になるので、優しく、優しくがポイントです。

メイクとオイルが馴染んだらタオルやティッシュ、コットンなどで優しくオフ。

その後はちみつを使ってW洗顔をします。オイルのベタつきが取れさっぱり、そして洗い上がりはしっとりとします。

はちみつ de クレンジング&洗顔

保湿効果、殺菌効果のあるはちみつはナチュラルメイクのクレンジングとしても使えます。水やぬるま湯だけで洗い流せるのも魅力。

⚠︎はちみつを使用する際は1歳未満の乳児の口に入らないように十分注意してください。

またビーガンではちみつを気にする人は、米ぬかなど別のクレンジング方法を試してみてくださいね。

オリーブオイル&はちみつのW洗顔は私のお気に入りです。オイルは、オリーブオイル以外にも透明の太白ごま油、ココナッツオイル、ヘンプオイルなど色々試して、心地良く肌が喜ぶものを見つけてくださいね。

食用のオイルは、品質がしっかりしていて鮮度の良いものを選んでください。

洗い上がりのお肌には、酸化しづらいように精製されている薬品や化粧品グレードのものを。食用のものは肌の上で酸化する恐れがあります。

お茶 de 洗顔


緑茶には肌を引き締め余分な皮脂を落とす作用があります。出がらしのお茶はカフェインが少なく肌に優しく刺激も穏やかです。

殺菌作用・肌荒れ改善・ニキビ予防、肌の色を黒くするメラニン色素の生成の抑制も期待できます。ジャスミンティーやハーブティーなど、種類によって効果は多少変わりますが、どんなお茶でもOKです。

【使い方】
洗面器にカップ1杯程度の出がらしのお茶を入れぬるま湯と合わせます。優しくパッティングするように洗い、タオルで軽く水分を押さえて完了。

気になるようであれば水かぬるま湯で軽く洗い流します。

米ぬか de 洗顔


江戸時代にも人気のあった米ぬか洗顔。

米ぬかはビタミン群が豊富で、美肌効果・美白効果・保湿効果・黒ずみやシミの防止・ターンオーバー促進などが期待できます。

はちみつと同様にオイルクレンジングの後のW洗顔に使うと、オイルのベタつきがすっきりします。

【使い方】
大さじ2杯程の米ぬかをガーゼで包み口を閉じます。私は輪ゴムを使い、てるてる坊主(以降ぬか坊主)のようにしています。

洗面器にぬるま湯を入れ、ぬか坊主を揉みほぐして溶かし、優しくなでるように洗顔します。最後はぬるま湯でキレイに洗い流します。

米ぬかの保存期間の目安は冷蔵で1〜2週間。

米のとぎ汁 de 洗顔


​米ぬかが手に入りにくい場合は、米ぬかの成分が含まれている米のとぎ汁を捨てずに取っておいてください。美容効果たっぷりの洗顔として利用できます。

ぬるま湯で2倍程度に薄め、よく混ぜ優しく顔を洗顔します。洗顔後は水やぬるま湯で洗い流します。

とぎ汁の保存期間の目安は冷蔵で半日ほど。私は夜寝る前に朝食用のお米をとぎ、冷蔵庫でとぎ汁を保管して翌朝の洗顔に使用しています。


洗顔に使ったとぎ汁はプランターの野菜や果物へ。

私の体調などのデータは洗顔後のとぎ汁を通して野菜に伝わる?かと思うと収穫の楽しみも増してきます!

私たちの身体を作ってくれる食べ物。安全で安心なものをチョイスしていれば、迷わずコスメとしても使うことができます。キッチンコスメは今まで捨てていたものや買い物の仕方を見直すチャンスになるかもしれません。

今回紹介したものは、私が効果を感じたものです。しかし、全ての人の肌と相性が良いとは言えません。

普段口にしているものとは言え、試す前にパッチテストを必ず実施してください。また過去にアレルギーや重度の肌荒れなどの経験がある人は専門医へご相談ください。

【パッチテスト】
製品を腕の内側に塗り24時間様子を見ます。その際、赤みや痒みがでるようならば、肌に合わないと判断して使用を控えてください。

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kiki

kiki

静岡生まれ
元ソロバックパッカー。行きあたりばったりで30ヶ国以上を現地の人のように旅をし、多くの人生経験を積む。野菜全般を口にしない超偏食から食べられることの有り難さを旅を通して学び好き嫌いのない人生へ好転する。鼻を頼りに美味しい物を探すのが得意。
海より山、肉より野菜、撮られるより撮るのが好き。

子どもの頃の夢だった〈幼稚園の先生〉を調理師として〈幼稚園の‘給食’の先生〉となり叶え、大好きな子どもたちの成長を間近で見守っている。
安全・安心はもとより、誰でも楽しく食べられるバリアフリーな給食の提供が目標。
ヨガインストラクター・ライター
夫と子どもの3人暮らし