海外セレブたちが愛用するスーパーフード「クコの実(ゴジベリー)」女性に嬉しい美肌パワーと驚くべき不老長寿の伝説とは!?
トップモデルのミランダ・カー、いつまでも衰えぬ美貌をキープするマドンナなど、多くの海外セレブが愛用するクコの実。
こんな美しい女性たちが虜になるクコの実とは一体、どんなものなのでしょうか?
今回は、スーパーフード「クコの実」の美肌効果や、驚くべき不老長寿の伝説などについてご紹介していきます♪
目次/Contents
クコの実とは?
クコの実は、「ゴジベリー」とも呼ばれ、杏仁豆腐や薬膳スープなどに入っている赤い実。レーズン程の大きさをしています。
クコの原産地は、中国など。中国では3000年以上も前から漢方や生薬として重宝されていました。
また、世界三大美女と言われる楊貴妃が、毎日欠かさず食べていたという言い伝えも残っています。
クコの実の期待できる美肌効果
では、お待ちかねの美肌効果。クコの実にはどのような作用があるのでしょうか?
<シワやたるみを予防しプルプルお肌に!?>
年齢を重ねるにつれて、弾力が失われて、シワやたるみが増えていく肌。
これは、カラダの中で発生した活性酸素が細胞を酸化させることが主な原因です。
この細胞の酸化を防ぐのに必要となってくるのが、抗酸化物質。
クコの実は、この抗酸化物質(ポリフェノールなど)が豊富なため、肌のアンチエイジングに効果的な食材とも言えます。
さらに、ハリと弾力を与えるコラーゲンにも、クコの実は影響を与えるそう!
株式会社サティス製薬の研究(※1)によると、クコの実は、日々加齢や紫外線のダメージによって活性化するコラーゲン分解酵素の働きを抑制する作用があるそうです。
また、皮膚でコラーゲンの原料となるアミノ酸量を増加させる効果もあるそう。
この研究結果より、クコの実は、コラーゲンの新陳代謝を高めてくれて、不老効果が期待できると確認されました。
シワやたるみのないプルプル肌を維持するために、クコの実は効果的と言えそうですね!
<シミのない白く美しいお肌に!?>
クコの実は、「食べる日焼け止め」とも呼ばれるほど、炎症やシミを予防してくれる効果があると言われています。
そもそも、シミができるメカニズムとは・・・
まず紫外線を浴びると、肌は炎症作用を起こして赤く(紅斑)なります。
次に、メラニンが色素沈着して黒くなる(黒化)という変化が現れ、シミができるという仕組みになっています。
資生堂の研究(※2)によると、クコの実にはこの反応を抑制する、下記の効果があるそうです。
① 紅斑や黒化を抑える効果
② 黒化した肌の回復を早める効果
これはクコの実に、酸化を抑える抗酸化作用と、カラダ本来がもつ抗酸化システムの働きを高める作用があるからだそう。
日焼けする前には特に積極的に摂り入れてあげると良いかもしれませんね!
長生きするにはクコの実を食べよ!?
クコの実の産地である中国では、クコの実を毎日食べて、252歳まで生きた中医学の医師がいたという伝説があります。
その名は、李青曇(リセイドン)。
彼は、500歳を超える1人の道教の賢者に出会い、長寿の秘訣を教えてもらったそう。
それが「クコの実」。賢者に、クコの実の汁を毎日飲むように教えられたのです。
伝説なので真相は謎ですが、この伝説によって、クコの実の人気も高まったよう。
しかし、伝説だからといって、侮れません。
実は、クコの実には、「不老長寿」と関連したスーパーフードであるといえるような成分(※3)が含まれているんです。
一般的に、歳を重ねるごとに、分泌量が減少するとされる「ヒト成長ホルモン」。
このホルモンの分泌量が減少していくと、活力の低下、筋肉の萎縮や体脂肪の蓄積傾向などが見られ、老化の症状に繋がっていきます。
そこで若々しく長生きするために必要となってくるのが、ヒト成長ホルモンの分泌量を高めてくれる成分。
その成分を含むのが、クコの実です!
クコの実は、2つのアミノ酸「L―グルタミン」・「L―アルギニン」と、抗炎症性物質「セスキテルペノイド」を含んでいます。
これらの成分には、気持ちや見た目・代謝を若返らせるアンチエイジング効果もあるとされているんです。
実際、クコの実の生産量が多い中国の寧夏省では、他の地域に比べて、100歳以上のお年寄りが多いそう。しかも、彼らの多くは活発でいたって健康!美しく歳を重ねています。
その秘訣は、食事においてクコの実が重要な食材とされているからなのでは?とも言われています。
まさにクコの実にこれらの成分が含まれているためとも言えそうですね。
クコの実のいろいろな摂り入れ方
では、クコの実は、一体どうやって食すのでしょうか?
クコの実はそのまま食べることができます。苦みやエグミがあまりないので、癖がなく食べやすいです。
下記のように、いろんな食べ物に合わせて食べても美味しいですよ。
- ジュースやスムージーに混ぜる
- ヨーグルトやグラノーラに混ぜる
- サラダにトッピングする
- おかゆに混ぜる
- お茶に混ぜる
- 参鶏湯などのようなスープに混ぜる
色合いも綺麗なので、見た目のアクセントになり綺麗です♪
自分の好きな食べ方を是非見つけてみてください!
摂りすぎにはご注意を!摂取量と注意が必要な方
良い効果がたくさんあるクコの実ですが、食べ過ぎると副作用もありますので注意が必要です。
主に注意が必要な方はこれらの方々。
<妊婦や授乳中の方>
クコの実に含まれているベタインの作用で、生理周期が乱れたり、早産のリスクが高まると言われています。
念のため、妊娠中や授乳中の方は控えておいた方が良いでしょう。
<胃腸の弱い方>
クコの実はナス科の果実。ナス科は体を冷やす作用があります。そのため、食べ過ぎるとお腹を冷やして下痢を起こしやすくなる可能性もあります。
胃が弱っている人やお腹を下しやすい人は注意してください。
<アレルギーのある方>
過去にクコの実を摂取したことによるアレルギーがいくつか報告されています。
報告によると、アナフィラキシーを起こした人は、トマトやピーマン、桃のアレルギーをもっていたよう。
そのため、それらのアレルギーのある人は特に控えておいたほうが良いかもしれません。
その他の食物アレルギーをもつ人も、事前に医師と相談して摂取することをオススメします。
<低血圧の方>
クコの実には、血圧を下げる作用もあるで、ご注意ください。
<薬を服用している方>
クコの実と薬剤は相互作用を引き起こすことがあります。
血圧の薬、糖尿病の薬、抗凝血剤などのお薬を服用している方は特に、クコの実を摂取する際は、医師と相談してください。
では、どれくらいクコの実を摂ったら良いのでしょうか?
クコの実の1日の摂取目安は5-10粒・10-15粒・20gなど諸説あります。一人ひとり体質も異なるので、どれが正しいとは言い切れません。
そのため、まずは少量から摂取し、多く摂りすぎないように心がけてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
美容効果だけでなく、不老長寿の伝説もあるスーパーフード「クコの実」。食べたことない方は一度試してみてはいかがでしょうか?
ご自身がヘルシーになるきっかけとなりますように。
参考サイト・書籍:
■(※1)クコの実エキスの新たなるアンチエイジング作用を発見 ~コラーゲンに対する双方向アプローチ~
■(※2)資生堂、「枸杞(クコ)の実」エキスの経口摂取による新たな美白効果を発見
■(※3)スーパーフード (Healthy Eating)/デイヴィッド・ウォルフ著/医道の日本社/2015年
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