話題の「プラントベース」って何がいいの? 今、注目される理由
東京オリンピック2020が開催された今年。
多様性がフォーカスされ、さまざまな文化や思想を認め合うように、食の嗜好の多様化にも対応できる世の中に少しづつシフトしてきたと感じませんか?
ベジタリアンやヴィーガンじゃなくても、環境に配慮した食品を選びたい!健康に良い食品を選びたい!というニーズが高まっているのを感じます。
そんななか、「プラントベースフード」の文字を街中でもちらほらと見かけるようになってきました。
今回は、急速に広まっているプラントベースの基本について紹介します!
目次/Contents
プラントベースって?
プラントベースとは、おおまかに言うと、植物由来の食品のことをいいます。
植物性(プラント)の食材が由来原料(ベース)になっているのですが、鉱物、添加物、乳や卵を含む場合もあります。
ですので、動物性食品を一切排除するヴィーガンとは、かならずしもイコールではありません。
どんな商品があるの?
肉の代わりに大豆を使った大豆ミート、牛乳の代わりにオーツミルクやアーモンドミルクなどの材料をはじめ、レトルトのカレーやパスタソースなどの手軽なものまで、さまざまな商品があります。
レストランやカフェでプラントベースフード対応メニューがあったり、アイスクリームやケーキを売るショップも増えてきました。
プラントベースのレトルトカレーやパスタソースはこちらで購入!
健康にも良い!
一般的に、動物性食品よりも植物性食品の方が脂質が少ないイメージですよね。
もちろん、調理法や味付けで糖質や脂質が高すぎては意味がありませんが、カロリーが抑えられるので、肥満防止につながります。
そして、野菜や果物は抗酸化作用が高いので、免疫力を高める効果も期待できます。
厳密な制限をしなくても、食生活にプラントベースを取り入れることで、心血管疾患や糖尿病にかかるリスクを低減するなど、生活習慣病予防にもつながります。
野菜の栄養価が高いと言うのは周知の事実。
食事のバランスが大切なのは言うまでもありませんが、植物性の食材を選ぶことは、健康面にも嬉しい効果があるのです。
環境に優しい!
現在のペースで世界の人口が増え続けると、30年後には食肉(たんぱく質)供給が足りなくなると言われています。
家畜を増やすには、エサになる穀物の生産も増やし、そのための水資源も費やすことに。
ですが、プラントベースを選べば、植物ゆえに比較的短いスパンで収穫ができて、環境への負荷の低減も期待できるでしょう。
毎日の食事が、サステナブルで環境への優しさにつながっていたら嬉しいですよね。
そんな理由から、ヴィーガンやベジタリアンにシフトした読者も多いかもしれません。
プラントベースは製造過程などでわずかな動物性原料を含む場合もありますが、ゆるベジさんでも気軽に取り入れられるのが魅力的。
難しいことは抜きにして、新しいものに興味がある人やトレンドに敏感な若い世代にも人気のプラントベース。
脚光を浴びている今、まずは週に1食でもプラントベースを取り入れてみて、からだの変化を実感してみませんか?
参考/農林水産省資料
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