愛され続けて20年!一度食べたらあなたもファンになる「ハナダ・ロッソ 原宿本店」

更新日:2022/01/19 公開日:2021/02/17

最近、料理に車麩を使うことにハマっているLioのまさとです!

流行の発信地として知られる東京・原宿。この街には多くの若者と観光客が世界中から訪れます。

今回はそんな原宿にある、20年以上前からプラントベース料理を提供している「ハナダ・ロッソ 原宿本店」をご紹介します。

20年以上の歴史があるこのお店。実は初来店なので、ものすごく気になっていました。

一体どんな料理が食べられるのか、実際に見てきました!

多くの人に「健康な生活」を届けるために

元オーナーの花田美奈子さんは、今日の外食文化の仕掛け人でした。

花田さんは当時、美食三昧の生活で体を壊し、さらに薬の副作用で体調が悪化していったそうです。

そこで、マクロビオティックを実践して体調が改善したのが、今から30年以上前のこと。

花田さんは従来のマクロビオティックに美食三昧の経験を活かし、色彩と味にこだわった「ハナダ式玄米菜食」を考案しました。

この「ハナダ式玄米菜食」、今は花田さんから現・オーナー井上さんへ引き継がれています。

実際に毎日お弁当を買いにくるお客さんが、半年で7キロ減量できたという報告も。

しかもこのお客さんは、一日一食を玄米菜食に変えただけです。美味しくて簡単に続けられるハナダ式玄米菜食。ますますどんな料理なのか気になりますよね!

こだわり抜かれた本当の美味しさ

店に入ると最初に三年番茶が出てきました。三年番茶は天日干しにして3年寝かせてできる番茶のことです。

3年間熟成させることにより、カフェインやタンニンなどの刺激物が抜けるので、カフェインゼロ&まろやかな風味の番茶なんです。妊婦中の人や小さなお子さんにも安心ですね!

また、カテキンが豊富でビタミンCの吸収をサポートし、消化吸収を高めてくれるとのこと。身体を温める効能もあるので、冷え性にもおすすめな番茶なんです。

実はハイスペックなお茶を最初にいただき、この時点で体がすでに喜んでいます!

原宿ベジバーグ1480円(税抜き)。

こちらが20年前から愛されているベジバークです!まだプラントベース料理が認知されていなかった時代から愛されているベジバーグ。

今では多くの店で食べられるようになってきましたが、ここのベジバーグは元祖ベジバークと言っても過言ではありません。

このベジバーグが販売され始めた頃の大豆ミートは、大豆の臭いが強くて全然美味しくなかったとのこと。

大豆ミートを使って、いかに大豆臭を抑えることができるのかを試行錯誤しながらベジバーグを作り始めました!
しかも、化学調味料を使わずにベジバーグを作るために、18年の年月をかけて開発されました。

原宿ベジバーグには6種類の野菜とスパイスが使用されていて、化学調味料を使用していないので、野菜本来の甘みがしっかり口の中に広がります。

本当に美味しい料理は噛めば噛むほど旨味が出てくるんですよ!

しかも、このソースが本当に美味しい。それもそのはず、野菜をミキサーにかけて、そこからなんと48時間じっくり煮込んで作られているんです。

じっくり煮込んで作られたソースとベジバーグの優しい美味しさが、あなたの心と体を満たしてくれること間違いなし!

しかも、ハンバーグとソースはグルテンフリー&添加物不使用だから安心安全で楽しむことができますよ。

実はこのハンバーグをオリンピックの選手村で出すことを考えていたそうです。でも、機械ではこのハンバーグを作り出すことはできなかったそうです。それほど人の手で考え抜かれた傑作のベジバーグだということですね!

ソイチキンのから揚げ1300円(税抜き)、車麩のゴマ味噌カツ1300円(税抜き)を今回特別にハーフで出していただきました。

両方食べたい人にはこのハーフプレートは嬉しいですよね!*お2人様からハーフでの注文可。

同店一番人気のソイ唐揚げ。この唐揚げの衣が本当にサックサクしていて軽いんです!

冷めても美味しい唐揚げで、唐揚げにかかっているソースももちろん動物性不使用。こちらも手作りのソースです。

車麩のゴマ味噌カツ。

こちらの衣もサックサクなんですが、車麩のやわらかさがしっかりと残っているんです。車麩のゴマ味噌カツには八丁味噌が使われていて、玄米が本当によくすすみます!

僕たちは学生時代を愛知で過ごしていたので、この八丁味噌を食べると当時を思い出しますね。

旬菜の竹炭デトックス黒カレー1300円税抜き。*限定10食

旬菜たっぷりで腸をきれいにすると言われている竹炭が入ったヴィーガンカレーです。

竹炭によって手軽に豊富なネラル摂取することができます。また炭の吸着効果によって、腸にたまった老廃物を吸収して体外へ排出すると言われており、整腸作用や便秘改善、デトックス効果が期待できます。

ランチプレートも販売しているので、日替わりでいろんな料理を楽しむことができますよ!

細部にもハナダ式玄米菜食

ハナダ・ロッソさんの玄米はたがやす倶楽部の齊藤完一さんが作る有機玄米を使用しています。

この有機玄米はもちもちしていて甘いんです!たがやす倶楽部の玄米は店頭にて販売中ですので、ぜひご自宅でも食べてみてくださいね。

本日のプレートの小鉢には根菜のラタトゥイユ、小松菜のごま和え、にんじんのマリネがのっていました。

にんじんのマリネは同店で20年以上愛されてきたメニューで、、にんじんが嫌いな人でも食べてもらえるそうですよ。また、にんじんは丸ごと料理に使われていて、皮はドレッシングになっています。

プレートの小鉢は変わるので、どんな小鉢が食べれるのかが楽しみですね!

だしをとった昆布はこうして佃煮に。食材を一切ムダにすることなく美味しくて健康的な料理が味わえるのは、同店ならでは。

苦難を乗り越えて

ヴィーガンだけでなく、もっと多くの人に楽しんでてもらえるようにするために、4年前から魚や卵を使用した料理を提供するようになったハナダ・ロッソ。

でも、当時はお客さんに簡単には受け入れてもらえなかったそうです。

「当時は方向転換するのが本当に怖かったです。自分たちのやっていることが、正しいのかわからなくなった時もありました。でも、そこからプラントベースの人とそうでない人が一緒に来店されるようになりました。すると、次に来店される時に、プラントベースの料理を注文してくれる方が増え始めました。あの時は辛かったですが、間口を広げることができてよかったと思っています」(現・オーナーの井上さん)

ハナダ・ロッソの「色んな人たちが訪れることができるように」との想いが通じた瞬間でした。

健康を当たり前に

「ロッソ」はイタリア語で「赤」という意味。赤は元気が出る色なので、ここで食べて元気になって欲しいとの想いを語る、現・オーナーの井上さん。

店内だけでなく、テラス席でも料理を楽しむことができます。冬でも暖房があるので、気温を気にせずに楽しめますよ!

「美味しい料理を食べながら健康になれる」。こんな嘘みたいな料理を堪能できる、老舗店「ハナダ・ロッソ」に訪れてみたくなったのではないでしょうか。

「ハナダ・ロッソ 原宿本店」
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-28-5 宮崎ビル101
営業時間:11:30~16:00
定休日:不定休(店のホームページにて営業日を確認できます)

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※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

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Lio

海をこよなく愛する元スイマーの「まさと」と「かつき」のコンビ。プラント・ベースの食で海洋問題を解決するために結成しました。コンビ名の「Lio」とは「Life Is Ocean(人生は海だ)」の略です。